髪がべたつく原因は?冬のオイリー 頭皮を改善しよう

秋や冬は、頭皮が夏に受けたダメ―ジが表面化して表れます。冬は汗をかきにくいため、頭皮の毛穴の汚れに気付きにくく、毛穴の皮脂で環境が悪くなってしまうのです。それが原因で、髪を洗ってもすぐにオイリーヘアになってしまうのです。

オイリー頭皮の原因は皮脂汚れの詰まり

夏だけでない頭皮のにおい

汗をかきやすい夏場じゃなくても、冬に頭皮のにおいが気になることもあります。
 (39728)
初夏から夏にかけては、頭皮の皮脂分泌が過剰になり、さらに頭皮の汗の量も増えます。冬よりも夏の方が頭皮のにおいを気にする人が多いと思われがちですが、意外にも冬でも頭皮のにおいを気にする人が多いのです。

冬でも頭皮のにおいが気になるのは、乾燥から頭皮を守ろうとし、冬でも頭皮から皮脂が分泌されるからです。

秋や冬は気温が下がり、湿度も25パーセント以下になり、空気が乾燥した状態になります。
この場合、頭皮の水分がなくなり、乾燥してフケに悩まされたりします。
しかし、食生活やストレスなど人によっては、オイリー頭皮の原因である皮脂が大量に分泌することがあります。

オイリー頭皮の原因

オイリー頭皮の原因は皮脂の大量分泌によるものです。
まず、「シティスキン症候群」というものが考えられます。これは、様々な化学物質を体内に取り込んでしまうことで、体の抵抗力が衰え、皮脂分泌にも異常が出てくるものです。

次に、食べ物です。甘いものをたくさん食べると、皮脂の分泌が過剰になります。糖分は脂肪に変化し、体に蓄えられるからです。
果物なども、果糖と呼ばれる糖分が多いため、食べ過ぎるとオイリー頭皮になりやすくなります。

また、脂漏性皮膚炎や、薬の影響などから皮脂が過剰分泌してしまったりすることもあります。

オイリー頭皮は、シャンプーして10分ほどで脂が指についてくる頭皮の状態をいいます。
症状としては、脂の固まったような大きなフケが出てくることがあります。このようなフケが毛穴に詰まると、毛穴が炎症を起こすこともありますし、皮膚の病気の可能性もあります。

また、吹き出物やしっしんなどの皮膚のトラブルが出やすく、細菌の繁殖もしやすい環境になってしまいます。

スーパーに売っている惣菜など油っぽい食べ物ばかり食べていると、頭皮も脂っぽくなってしまいます。
洗っても洗っても、すぐにしっとりしたオイリーヘアに戻ってしまいます。
それはきちんと頭皮の毛穴に詰まった、皮脂の汚れを落とし切れていないということにもなります。
皮脂をすべて洗い流してしまうと過剰分泌にも繋がるので、適度に汚れを落とせるシャンプーなどを使うといいでしょう。

頭皮の皮脂は落としすぎてもダメ?

1日に何回も髪を洗うと頭皮に必要な皮脂までも取り除いてしまうことになるのでやめましょう。

 (39730)

本来、頭皮にとって必要な皮脂まで除去してしまうと、逆に皮脂の分泌過剰を招いてしまいます。

特に、外出前の朝シャンプーはリスクが高く、皮脂の少ない状態で紫外線や外気に晒されることになるため、頭皮をダメージから守ろうとして、急速に皮脂腺のはたらきが活発になってしまいます。

■シャンプーは1日1回(帰宅後)
■洗浄力の優しい製品を選ぶ
■ゴシゴシと力を入れて洗わない

過剰に髪を洗いすぎれば、頭皮を守ろうとする働きがより活発になり、皮脂は前以上に分泌し、痒みやフケ・ベタベタなどの問題を引き起こします。

「オイリー頭皮」の方のシャンプー選び

オイリー頭皮を改善するためのシャンプーも売っています。
 (40118)
顔・頭皮は、他の身体の皮膚よりも、皮脂腺が5倍~10倍も存在します。さらには、頭皮は顔よりも毛穴が大きいため、皮脂が拡がりやすく、汚れがたまりやすいので、オイリー頭皮の女性は適切なケアが必要といえます。

ケアを怠ると、頭皮がにおったり、脂性のフケが増えたりする原因になってしまいます。すると、抜け毛に繋がるようになってしまうのです。

オイリー頭皮の女性には、脱脂力が強い「石けん系シャンプー」をおすすめします。ただ、石けん系シャンプーは、髪がゴワゴワして、髪のツヤが失われることもあります。使いにくい場合は、アミノ酸系シャンプーもおすすめです。

よく聞くアミノ酸系シャンプーというのは、頭皮や髪と同じように、弱酸性でできているため、刺激が少なく、優しく洗浄することができます。
髪に必要な栄養分であるたんぱく質を分解してできたのがアミノ酸です。
弱酸性であることから、洗浄力も強すぎません。皮脂を取り過ぎることもないです。

オイリー頭皮でNGなことは?

オイリー頭皮を改善するためには日々のヘアケアが大事です。
なので、オイリーヘアでNGなことには気をつけましょう。
 (40119)
ドライヤーでの乾かしすぎに注意することです!乾かしすぎてしまうと、今度は「あれ?油分たりてないんじゃない?」と皮膚は勘違いを起こして、皮脂を分泌してしまうのだそう。

せっかく、シャンプーまで上手いこと行っても、最後の仕上げでそうなってしまっては非常に残念。

まずは、タオルで髪の毛や地肌の水分吸い取るように吹いて(ゴシゴシやるのはダメ!ぜったい!)、ドライヤーは頭皮に直接当てないように、気をつけながら乾かしましょう。

ドライヤーは髪から10cm以上離してから、乾かすようにしましょう。
髪に近づけ過ぎると、熱によるダメージを受けてしまいます。

あなたにオススメのコンテンツ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする