太くて硬い髪と柔らかくて細い髪の違いは何?柔らかいと将来薄くなるってホント?

太くて硬い髪と柔かくて細い髪。同じ髪の毛なのに、違いがあるのはどうしてなんでしょう?何が違うのか調べてみました。髪の毛が柔らかい人は将来ハゲるとかよく言われますが、これって本当なんでしょうか?

わたしの髪は、太くて硬くて多い、いわゆる剛毛です。癖がつきやすいのでパーマをかけるとなかなか取れません。
でも、細くて柔らかな、いわゆる猫っ毛にすごく憧れてます。
子供の頃、わたしがおさげにするとまるでしめ縄のようで……。細い髪の毛がとても羨ましかったです。

では、その違いってなんなんでしょう?
髪1本はとても細いのに、どうしてこんなに違いが出るのでしょうか?

硬い髪と柔かい髪の見分け方

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自分の髪が硬いのか柔らかいのか見分ける方法としては
自分の髪を1本抜いて 人差し指などに巻いて
戻りが早ければ硬い髪 戻りが遅ければ柔らかい髪です。
髪が短くて短髪の時に 髪がピンピンと立っているなど
していれば硬い髪といえます。
硬い髪というのは 髪がまとまりにくくゴワついた髪になりやすく
柔らかい髪は ハリやコシがなく傷みやす髪になりやすいです

その違いはどこにあるの?

調べてみたところ、どうやら髪の層に違いがあるようです。

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髪の毛は
大外のキューティクル
中のコルテックス
中心のメデュラ
から出来ています。
髪質が硬い人と柔らかい人の差は、このキューティクルとコルテックスにあるようなんです。
硬い髪の人はキューティクルの層が
何層にも重なっていて髪をしっかりと
ガードしています。
キューティクルはシャンプーのCMなどでたまに見ますが、ウロコのように重なり合ってます。その層が厚くなっているのが硬い髪のようです。
そして、コルテックスも多く密度が高く詰まっています。
柔らかい髪の人はキューティクル
の層が薄い状態になっています。
コルテックスも硬い髪の人に比べて
詰まってはいるのですが、少し隙間が
あって密度が高くない状態になっています。
キューティクルの層が重なって重なって
キューティクルが厚くなるほど髪は硬くなりますし
当然 髪も太くなります。
だから、硬い髪の人は太い場合が多く、柔かい人は細い場合が多いんですね。なるほど。
男の人と女の人だと、女の人の方が
キューティクルの層が厚い事が多いのです。

髪質によってハゲるとかは無い

髪が細いから将来ハゲそう……なんて、なぜだか言われていますが、そんなことはないようです。
髪が薄くなったりするのに髪質は関係ありません。
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小さい時から髪の毛が柔らかい人は
元々それが普通の髪質なので大丈夫です。
ただ、柔かいとボリュームが出なくて薄く見られてしまうことはあるかもしれません。
気を付けなければいけないのは、大人になってから髪質が変わってしまった時です。
髪の毛が硬くて太かったのに今は物凄く柔らかい……とかですね。
元々柔らかい人が硬くなるって事は
ないのですが、その逆の硬い人が
柔らかくなってしまうって事です。
カラーやパーマでキューティクルに影響が出たりしているってことです。
髪の毛や頭皮にトラブルが起きて髪質が変わっている可能性があるので注意しましょう!
年々ヘアサイクルの期間が短くなってきていて
髪の毛の成長が短くなっている可能性があります。
昔と髪質が変わったと感じたら注意してください。
脱毛や薄毛の初期症状かもしれません。

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