着物に合うヘアアレンジ！≪ギブソンタックと夜会巻き≫紹介

ギブソンタックとは、低い位置で髪をまとめたヘアアレンジのことです。
元々は海外発祥のアレンジですが、そのクラシカルな雰囲気が着物によく合うと、幅広い年齢から支持されています。

ギブソンタックの応用として、三つ編みを利用して作るアレンジがあります。
基本の方法で上手くいかない場合にも役立ちますので、やってみてはいかがでしょうか。①髪の上部をまとめてゴムで緩めにくくります。
②髪の下部を三つ編みにして①にギブソンタッグの基礎の要領で巻き込み出来上がりです。

≪ポイント≫その1
シャギーカットなど毛先が不揃いな髪型の場合、髪がまとまるスタイリング剤を使うとハネを予防出来ます。
≪ポイント≫その2
髪の上部も三つ編みにするとまとまりがよくボリュームも出ます。
≪ポイント≫その3
下部をゴムでくくると上部に入れやすくなります。

ギブソンタックの上部の部分の代わりにヘアバンドを用いる方法もあります。
①ヘアバンドを通常にセットします。
ポイントその１
ヘアバンドを目立たせない場合は髪の色に近い色のヘアバンドを用い、前髪をカーラーで巻いて立ち上げるなどでカバーすることも出来ます。
②ギブソンタッグの要領でヘアバンドを上部に見立てて下部をヘアバンドに巻き込み完成です。≪ポイント≫その１
ヘアバンドの代わりにバンダナやヘアゴムを利用する方法もあります。
個性を出せそうですね♪

ロングヘアでギブソンタックを作るのは少し大変ですが、ショートやミディアムでは難しいゴージャスなアレンジが出来ることが特徴です。

①髪をひとまとめにし、耳の上辺りでポニーテールを作る要領でまとめゴムでやや緩めにくくります。

≪ポイント≫
ゴムは髪の色に近いものや飾りのついたものなどおすすめです。
②①を毛先からゴムの位置へ入れ込んで出来上がりです。
≪ポイント≫その１
まとめヘア用のスタイリング剤や後れ毛用のスタイリング剤が役立ちます。
≪ポイント≫その２
ポニーテールの先をゴムでくくったり三つ編みにすると入れ込みやすくなり持ちも良くなります。
≪ポイントその３≫
仕上がりは下部が膨らんだ状態になるので、スプレー式のキープスタイリング剤が使いやすくスタイリングを維持しやすいです。

着物といえば『夜会巻』というイメージが強い人も多いのでは？
この夜会巻が日本で広く流行したのは鹿鳴館時代だったそうです。
以外なことに、日本の髪型の一つともされているそうで『揚げ巻き』や『花月巻き』とも呼びます。
結い上げる工程が日本髪とも共通しており、着物にもドレスにも栄える和洋折衷ヘアともいえますね。一時期廃れたこともあったそうですが、夜会巻きのブームは何度も到来しているそうです。
どんな服装にも合うヘアアレンジだからこそ、長く愛されているんですね。

夜会巻きは非常に人気のあるヘアアレンジで、大人びた仕上がりなので着物にもよく似合います。
セルフで簡単にできることも人気の理由です♪①髪をひとまとめにして好みの位置でねじり上げ、髪飾りなどで止めて出来上がりです。
≪ポイント≫
ねじり上げる時に上へ引っ張るようにするとスムーズです。

一見ドレスに合いそうな洋風の髪型である夜会巻き。
しかし、こうして見てみると着物にもよく合うことが分かりますね！
元々シンプルな良さが魅力なので、派手すぎない和風のヘアアクセを付ければ
一気に大和撫子な雰囲気に仕上がります♪