顔のアンチエイジングと同じように、髪にもアンチエイジングが必要です。ヘアケアを変えてみることで輝く髪を手に入れましょう。
女性はいつまでも美しく若々しくいたいもの。
そのためには、日頃からの努力が必要。
バランスの取れた食事、適度な運動、お肌の手入れ・・・。
でも髪のアンチエイジングが若さを保つのに大切なこと、知ってますか?
アンチエイジングで注目されているのは、やっぱり肌。しかし肌よりも印象を左右すべく重要なパーツを忘れていませんか?
それは「髪」です。顔に近い部分でもあり加齢も出やすいのに見逃しがちなところ。髪がキレイだと顔の印象まで明るく、そして若くキレイに見える! 実は肌のアンチエイジングよりも大事でもっと注目してほしいパーツなのです。
ダメージのある髪で8.5歳も老けて見える
若いころは、特に手入れをしなくても髪にツヤがあったのに
年を取るとともに髪にダメージが目立つように・・・。
白髪に気づき、愕然とすることも。
実は加齢とともに、髪も年をとってしまう。
20代…髪の質や量・密度がどれもピークで手入れするほど美髪に
30代前半…パサつく、まとまりにくくなる、毛先にダメージが集中する
30代後半…髪の毛が全体的に細くなる、うねりが目立つ、白髪が出始める
40代…ボリュームがなくなる(特にトップが気になる)、フケやかゆみが生じる
6ヶ月以内にパーマをかけていない女性230名を対象に、髪全体を見たときのツヤについて官能評価と計測による数値化を行いました。その結果、加齢にともない、くっきりしたツヤから乱れたツヤに変化して「天使の輪」が不明瞭になること、計測したツヤ値が20代と比較して50代で約2割、60代で約3割、低下していることが分かりました。
さらに加齢によってツヤがなくなるだけではなく、
髪にうねりも生じてきます。
髪全体にツヤがなく乱れてみえる原因を探るため、上記女性230名の毛髪を採取し、毛髪の曲がりの程度をカール半径により計測しました。その結果、曲がりが強い「うねり」をもつ毛髪の発生頻度は、10代(36%)から60代(75%)へと、加齢とともに増加していました。
加齢には逆らえない。
しかし、効果的な髪のアンチエイジングで、
髪のダメージを減らすことはできる。
ブラッシングは必須!
美髪を作ることで有名なブラッシングは頭皮の健康にも良い影響を与え、結果、髪質だけでなく頭皮ケアをすることで髪全体をアンチエイジングに導きます。朝のブロー、夜のドライヤー時にブラッシングを取り入れましょう。少し圧をかける程度にブラッシングするだけで、血行がよくなり抜け毛や髪が細くなるのを予防したり、肩こり・首こりがほぐれ全身が温かくなるほか、顔のくすみを取ってくれる効果もあります。また、頭皮の弾力アップで顔のたるみも自然に解消されるメリットだらけ♪
アフタートリートメントで毛先のケア!
美髪にシャンプーしたあと、洗い流さないアフタートリートメントは必須。しかし頭皮からたくさん付けたり、量の付けすぎは、毛穴が詰まり毛の質が悪くなるので美髪から遠ざかってしまいます。広がりが気になる毛先を中心に使用し、頭皮に付かないようにしましょう。
また、健康な髪を育てるためには頭皮クレンジングも重要。
健やかな髪と頭皮を保つ“頭皮クレンジング”が注目されています。健康な頭皮は血行が良く、毛根に栄養が行き渡るので丈夫で健康な髪の毛を育てることができます。
女性の肌の曲がり角は25歳、髪の曲がり角は30歳と言われています。肌を手入れするのと同じく、髪もケアしてアンチエイジングな美髪を目指しましょう。
実はどちらも同じ女性です。