静電気がほとんど起こらない<つげ櫛>はヘアケア効果最強です。つげ櫛ってご存知ですか?

最近は髪のお手入れに日本で古くから愛用されてきた「つげ櫛」を使う女性が増えているそうです。つげ櫛は国産物の大変高価なものから、100均などで売られている比較的安いものまで色々と市場に出ています

つげ櫛とはなに?

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つげ櫛とは、黄楊・柘植(ツゲ)からのみ作られた木製の櫛のことを意味します。つげ櫛は古くから日本の女性に愛用されてきた伝統的な櫛として有名です。

つげ櫛には、近年、主に生産されている化学製品(プラスチック)製のヘアブラシとは違って様々なヘアケア効果があるといわれています。

静電気がおきにくい・髪に艶がでる・抜け毛や切れ毛がなくなる・天然パーマやくせ毛が落ち着く・うねりが落ち着く、などなど美しい髪に仕上げてくれる多くの効果が期待されます。

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国産のつげから作られる櫛は本当に高価なものです。
つげ櫛は髪の毛を整える用途のほか、髪のホコリや汚れを取る効果がありますし、髪の装飾品としても使われています。

他の材質の櫛とは品質がちがいますし、髪や頭皮の健康や育毛、ヘアケアで考えると高価なのが当然だと言えます。

つげ櫛の効果

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つげ櫛でとくと、髪のキューティクルが蘇るようにつやつやになります。触り心地もとてもいい。そして、私の天敵、静電気を起こしません!

そして、櫛が頭皮に程よい刺激を与えてくれて、気持ちいいです。頭皮の血行も良くなる気がします。つげ櫛はもともと椿油がしみ込ませてあるので、それが髪に良い艶を与えてくれるんですね。

現在、市販されている櫛やブラシのほとんどが、プラスティックなどの化学製品ですが、つげ櫛はこれらの櫛やブラシと比べて、静電気をほとんど起こさないのです。木製のつげ櫛に変えるだけで、発生する静電気の量を3,600Vから10Vに減らせると言われています。

静電気を起こさないということは、切れ毛やアホ毛の防止、寝ぐせがつきにくくなるということに繋がります。切れ毛などでお悩みの方、プラスティックからつげ櫛へと変えてみてください。

ツヤのある髪になる

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つげ櫛は、椿油を染み込ませて使用するため、櫛に染み込んだ椿油が、徐々に髪に浸透していき、髪に潤いと栄養分を与えます。そのため、ツヤのある美しい髪になっていくのです。くせ毛や天然パーマの方にも、つげ櫛は効果を感じさせてくれます。

しかし、最近ではつげ櫛という言葉を木櫛の総称として用い、“つげ”ではない桃の木など、安価な原木を使用して作られた櫛も、“つげ櫛”として販売している場合があります。100円ショップや薬局などで売っている安いつげ櫛は、こうしたつげ以外の原木から作られている場合もあるようです。購入前に原木かどうか、確認することをおすすめします。

国産のつげでマッサージ効果増大

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つげの櫛は固く粘り強く、マッサージ効果があるため、頭の血行をよくし、毛根が丈夫になります。つげの木は世界各地にありますが、日本のつげは、特に粘り強さに優れています。

つげ櫛のお手入れ

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手入れも私はそんなにしょっちゅうやるわけでなく、汚れたなと感じたらやるくらい。本当は椿油が良いんですが、私はオイルもそんなにたくさん持ちたくないので、ホホバオイルで代用しています。ホホバオイルを櫛に染み渡らせ、一晩置いて翌朝ティッシュや布で拭き取ります。

安価なつげ櫛の効果を高める方法

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高級なつげ櫛の場合は、最初から椿油を染み込ませているので、櫛自体が飴色をしています。しかし、安価なものだと、その加工がされていません。椿油が染み込んだ櫛を使うと、溶かすたびに少しずつ髪に椿油がつき、サラサラになります。

もちろん、プラスチックの櫛からつげ櫛に変えただけでも効果はあるようですが、さらに効果を高めるなら椿油を染み込ませるとよいです。本物のつげ櫛は、高くて買えないという場合には、100円ショップなど安価なものを用意し、椿油を染み込ませてみてください。やり方は以下の通り。決して洗剤などで洗ってはいけません。

(1)ビニール袋に櫛を入れ、その中に椿油(オリーブ油でも可)を、櫛全体に行き渡るように流し込みます。

(2)そのまま一晩おき、翌朝取り出してティッシュなどで油を拭き取れば完成。

このような油つけを、2~3ヶ月に1度くらいの頻度で行うと、汚れもつきにくくなりますし、つげ櫛のツヤもだんだんとよくなってきます。

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