枝毛が増えてくると髪もツヤを失い、後姿も老けた印象になってしまいます。そんな枝毛を見つけたときにどうすればいいのか?ご紹介します。
きちんとヘアケアしているのに、どうしてもできてしまう枝毛。
そもそもなぜ枝毛はできるの?
枝毛について正しく知って、髪を輝かせましょう!
枝毛の種類というとイメージとしてY字になっている毛のことを思い浮かべる
人が多いと思いますが本物の枝にもいろいろな種類があるように一口に枝毛と言っても
その種類は様々なのです。
枝毛はなぜできるの?
枝毛になってしまうのは、簡単にいうと髪が傷んでしまうからです。
髪が傷む理由としては、様々なものがありますが、一般的によくあるものは以下の4項目になります。
「パーマやカラーリングの回数が多い」
「シャンプーの種類を間違えている」
「ドライヤーの温風を髪に近づけすぎている」
「洗髪後に髪をキチンと乾かさずに濡れたまま寝てしまう」
髪の毛の表面を覆っているウロコ状のキューティクルが、はがれることで枝毛は発生します。キューティクルは、髪の毛の内部の水分を守る働きがあります。しかし、外部からの刺激によって、キューティクルがはがされてしまうと、髪の毛の内部の水分が流出します。水分を失った髪の毛は裂けやすくなり、枝毛となって現れるのです。
髪の表面は、うろこ状のキューティクルで覆われています。
このキューティクルは、乾燥や摩擦といった外部の刺激によって剥がれてしまいます。
キューティクルが剥がれると、髪の内部の水分が蒸発してしまいます。
すると、髪の繊維質がバラバラに破壊されてしまい、枝毛や切れ毛のようなダメージとして、髪の毛に現れるのです。
枝毛ができると髪の毛はツヤがなくなり、全体的にパサついた印象に。
傷んだ髪の毛は、実年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。
枝毛はもう元には戻らないので、枝毛の毛先を切れ味の良いはさみでカットするしかありません。
保湿が大事だからと保湿成分の豊かなトリートメントをしても、枝毛が元に戻ることはないのです。
あきらめてここはすっきりとカットしてしまいましょう
枝毛・切れ毛を切ろうとしているそのハサミは、きちんと研いだ髪の毛カット用のハサミですか?うっかりデスクに有った仕事用のハサミで切ろうとしませんでしたか?
枝毛の箇所から最低3cm位を直角にカットするのがベストの方法で、こ
の際、毛を斜めにカットすると毛髪の断面積が広くなるため、枝毛や切
れ毛になりやすい状態になってしまうので注意が必要です。
枝毛のできた先端から3~5センチを、髪専用のハサミで切るのがポイント。
枝毛は先端部分だけでなく、その上からダメージが出ている証拠のようです。
静電気も枝毛・切れ毛の原因となるため、プラスチック製よりは静電気が起こりにくい木製のブラシを使うことも有効です。ブラッシングでは、逆毛をたてたり、無理な力をかけすぎないよう注意しましょう。
ブラッシングですが、絶対に無理しないでください。髪の毛が絡まっているのに無理にブラッシングすると、それだけで切れ毛になったり、枝毛になったりします。無理なブラッシングをやめ、毛先から絡まりを解くように丁寧に行なってください。
カラーやパーマというのは、髪の毛をものすごく傷めるものです。そのため、「絶対に枝毛を作りたくない!」ということであれば、これらのヘアプランを避けるのが良いでしょう。
根元が伸びてきたからとすぐにカラーリングをしたり、パーマを頻繁にかけたりしていると、髪に負担がかかって、ダメージが大きくなってしまいます。できれば2~3ヶ月は間を空けて、髪のダメージを防いでいきましょう。
ドライヤーを髪に近づけすぎると髪の中の水分を蒸発させてしまうので、枝毛を引き起こす原因となります。特に毛先に集中してかける人もいますが、これは間違いです。
根元の方から乾かしていけば、その余熱や電動熱で毛先はある程度乾きます。毛先は一番ダメージを受けやすい部分ですので、頭皮や根元の方をしっかり乾かすことを心がけてください。
ドライヤーは髪から20センチ以上離すようにしてください。確かにドライヤーの熱は髪を痛ませる原因になることもありますが、それは間違った方法で乾かしているからです。きちんとした方法で行えば、枝毛や切れ毛等のダメージ防ぐことは可能です。
枝毛にならないための髪の乾かし方は、ドライヤーの前にしっかりとタオルドライするところから始まります。そして、下を向いて、髪を後ろから前に流しつつ、ドライヤーを近づけすぎないようにして風を当てます。このとき、ドライヤーはこまめに動かして高温の熱風が髪に当たりすぎないように注意しましょう。
水分が失われるとキューティクルが壊れて枝毛の原因になります。