大好きなコーヒー、髪にいい？悪い？

カフェインには血行を促進する効果があるのですね。
そして、コーヒーに含まれるクロロゲン酸というポリフェノールの一種である成分には、
抗酸化物質が豊富に含まれ、老化を防止する効果があるので、
これは頭皮や髪の毛の新陳代謝にも良さそうです。

カフェインを接種すると、血流が良くなるので、髪を育む頭皮にまで栄養が届きやすくなります。

ある大学院の調査では、カフェインが入ったコーヒーを飲むことにより、30％血流量が増加したというデータがあるほど。

丈夫な髪を育てるためには、髪に充分な栄養を届けることがカギになるので、血流改善効果については、髪に与えるプラスの影響と考えて問題ないはずです。

頭皮や毛根に栄養が届かない状態が続くと、髪の健康が損なわれて抜け毛や切れ毛が起こります。ストレスから円形脱毛症になる人がいる程、髪の毛はメンタル面のバロメーター。
コーヒーブレイクの時間が、ストレスケアにつながると感じるなら、あなたにとってその時間は、立派な髪にプラスの行動です。

コーヒーを飲む事により、毛細血管を拡張させ、血流を良くする効果があります。そう、血流が良くなると言う事、頭皮にまで血液が運ばれる、運ばれれば、毛は育つと言う事なのです。

コーヒーは赤道に近い国々で生産されているもので、体を冷やす飲み物です。
ですからホットコーヒーといえども体を冷やしてしまうので、
コーヒーを飲むと利尿作用が働いて、ちょっとした脱水症状になります。

そして飲み過ぎると胃腸が冷えるため、体全体の血行は悪くなります。
もちろん頭皮の血行も。

過剰な量を日常的に摂取していると、カフェインを飲まないと頭痛や吐き気が起きたり、からだがだるかったり、身体に不調が生じます。重症になると、不整脈や抑うつ症状まで引き起こす非常に恐ろしい状態です。

ここまでくると、全体的な生活の質が低下するため、心身ともに不具合が生じて、かえってストレスになることも。

ストレス因子が増えるとすれば、髪へはマイナス要因。

亜鉛は髪を生成するために欠かせないミネラルですが、髪に良い食事を心がけたとしても、コーヒーに含まれるタンニンが亜鉛の吸収を妨げてしまう。
コーヒーの過剰摂取は、その他のミネラルやパントテン酸というビタミンの不足にもつながり、頭皮環境を悪化させます。

コーヒーは亜鉛の吸収率をかなり低下さげてしまう作用があるのです。亜鉛は髪の毛を育てる為に絶対に欠かせない栄養素です。薄毛予防のために日々、亜鉛を摂っている方もたくさんいるくらいです。
そのくらい重要な亜鉛が、コーヒーを飲むだけでほとんど吸収されなくなってしまうのです。そんな

髪が成長するのは睡眠中ですが、これは深い眠りの状態であるノンレム睡眠時に、あらゆる成長ホルモンが分泌されるから。この中には髪の成長を促すホルモンも含まれています。

コーヒーによる脳を覚醒させてしまう作用は、浅い睡眠や夜中に目を醒まさせてしまうので、ホルモンの分泌量が減ってしまい、髪の生成に悪影響となります。

結論から申し上げると、どちらの説も間違いではなく、飲み方によってコーヒーは、髪に対してプラスにもマイナスにも作用します。

一日に何十杯もコーヒーを飲む事はおすすめ出来ません。
コーヒーを一日に１０杯以上飲んでしまうと、カフェイン中毒に陥ってしまいます。
飲み過ぎは良くありませんが、一日に１～３杯程度であれば、体にも頭皮にも良いとされています。

適度にコーヒーを飲むぶんにはそれほど影響はないですので、

1日に1杯とか多くても2杯までにするとか、ほどほどにコーヒーを

楽しむ程度なら問題はありません。