夏の強い陽ざしや紫外線。海やフェスなどで太陽を浴びまくった髪がバッサバサに。手触りもゴワゴワで美髪とは程遠い感じになり、泣きたいくらい。でも少しでもツヤ髪なりたいのが本心ですよね。今回はそんなバッサバサ・ゴワゴワの髪を少しでもツヤ髪にするテクを集めました。
■バッサバサやゴワゴワの髪を何とかしたい!
始めに知っておいていただきたいのが、実は髪って、紫外線に強いんです。なぜかというと、髪にはもともと肌や髪を黒く見せる色素である「メラニン」が多く含まれており、目に見えない色の波長である紫外線を吸収してしまうため、髪へほぼ紫外線の影響はありません。日傘でも黒色を選んだほうがUVカット効果が高いのと同じですね。そんな髪が、なぜ夏になるとパサつきやすかったり、ヘアカラーが抜けやすいのかというと、髪が「アルカリ性の状態で紫外線を浴びる」機会が増えるからなんです。
いつもの乾いた髪は、キューティクルを締めるために酸性を保っています。それがアルカリ性になるとキューティクルが開き、紫外線が髪内部の潤いを奪ってしまうというわけ。ということは、髪を酸性に保つケアをすれば、いつもの紫外線に強い状態を保つことができます。
ツヤのあるサラサラヘアは、いつの時代も男性人気が高い不動のモテヘア。しかしこの時期は、夏の間に浴びた紫外線の影響もあって、髪が傷んでパサパサになっている女性が少なくありません。そこで今回は、ツヤのある健康的な髪を維持するために取り入れたい、自宅でできるヘアメンテナンス法を4つご紹介します。
■自宅で出来るヘアメンテナンス方法
1:トリートメントは“コーミング”で密着度UP傷んだ髪を修復させる効果が期待できるトリートメント。そんなトリートメントの効果をより高めるつけ方があります。それが、“コーミング”と呼ばれる美容師が使用するテクニック。
コーミングとは、トリートメントを髪の中間~毛先になじませ、コームでとかすことを指します。コーミングをすることで、トリートメントが髪一本一本にまんべんなく吸着するので効果がグッと高まりますよ!
2:お風呂上りはすぐに短時間で髪を乾かす
濡れているときの髪はキューティクルが開いていて、外部刺激を受けやすい状態になっています。髪を十分乾かさないで外出すると、紫外線や風、汚れた大気の影響で髪はどんどん傷んでしまいます。室内でも、これからは乾燥しやすい季節になるので、お風呂上りはすぐに髪を乾かすようにすることが大切です。
特集 – 正しいトリートメントの方法/正しいシャンプー特集 – らしさ –
3:ブラッシングで頭皮の血行促進健康的な髪を維持するには、頭皮環境も重要です。ヘッドスパや頭皮マッサージも効果的ですが、毎日手軽に行えるおすすめ方法はブラッシング。先端が固すぎないブラシを使用し、髪が乾いた状態でまんべんなく頭皮をブラッシングするだけ!
痛気持ちいいくらいの力加減でブラッシングすると血行が促進され、頭や顔のむくみも解消されますよ。
4:就寝時は髪を軽く結ぶ
髪が傷む原因のひとつが摩擦。人は眠っている間に何度も寝返りを打つので、その度に髪の毛同士の摩擦や、枕との摩擦によって髪が傷みがち。そこで就寝時はシュシュなどで軽く髪を束ねて寝るのがおすすめです。
髪の根元が引っ張られない程度に、三つ編みにして寝るのもおすすめ。髪に三つ編みのクセがつくことで、今年流行の波巻きのような状態が出来上がるので、今年風のヘアアレンジが楽しめますよ
■天使の輪を作るケア方法4つ!
1.二種類のトリートメントを使用!天使の輪ができる部分は、頭の鉢(はち)と呼ばれる、頭の骨の直径が最も大きい部分。
ここに光があたり、ツヤツヤと輝きます。きれいに光を反射するには、髪の毛の1本1本を、まっすぐでハリのある状態にしておかなければなりません。
そのため、髪の毛に潤いやハリを与える『トリートメント』は欠かせないアイテム!
2.優しくブラッシングする
髪の毛が健康でも、もつれた状態では天使の輪は生まれません。
毎日丁寧にブラッシングすることで、皮脂が活発に分泌され、頭皮の血行も良くなり、髪の毛にハリやコシが生まれ、サラサラの状態を保てるようになるのです
3.ドライヤーで毛の流れを整える!濡れた髪の毛を乾かすことは、ヘアケアではとても大事なこと
つい面倒で自然乾燥にしてしまう方や、適当にドライヤーを当てて『ハイ終わり!』としてしまう方は、それが天使の輪が出来ない大きな理由かも?4.ブローでツヤ感を出す!
髪全体が8割程度乾燥できたら、次はブローでツヤを出していきます。
ポイントは?
内側にブラシを当て、引っ張りながらブローを!
髪を軽くひっぱることで、髪の毛のキューティクルが整い、ツヤ感が出るようになります。
最後の1分は、キューティクルを引きしめてツヤを出すために、冷風で仕上げましょう。
また、洗い流さないトリートメントを1プッシュし、手ぐしで髪の毛に馴染ませると、ツヤの持ちがアップします
まず、ドライヤーの風を当てる前にタオルドライをして、できるだけ髪の毛の水分を取り除いておきます。この時、ゴシゴシと強く拭かないよう優しく拭きましょう。
■パサパサの髪の毛をツヤツヤにする6つのテクニック
1.髪の毛が湿気を吸うのが原因髪がパサつく原因ですが、湿気が主な原因です。髪の毛が湿気を吸うと、水分が髪の内部に入り、膨張してしまいます。その結果、髪の毛一本一本が広がりやすくなってしまうというわけです。
髪の毛の表面は、キューティクルという組織におおわれています。キューティクルとは、髪の毛の表面の組織のことで、肌で言う表皮に当たります。その形は魚のうろこのような形をしていて、髪の毛を柔軟に変化させることができます。髪の毛の「しなやかさ」は、この形状によるものなのです。
健康な髪は、キレイにコーティングされていますが、傷んでいるとキューティクルは、はがれていた状態。そこから水分が入り、重くなってペタンとしやすくなります。さらに、クセがあると、髪の内部の水分量にムラができやすく、まとまらない髪質になります。
2.ツヤを出す髪の毛の乾かし方
髪の乾かし方でも髪のツヤは違ってきます。ツヤを出すにはブラシで引っ張りながら乾かしましょう。髪がパサついて見えるのは、髪にウェーブがかかりまっすぐではないからです。引っ張って乾かしてあげることで、髪がまっすぐになりツヤも出ます。
また、ドライヤーを使うときには髪から20cm程度離し、一ヵ所だけにドライヤーの風があたらないようにしましょう。髪は熱に弱く、集中的にドライヤーを当てると、髪のキューティクルが傷みます。
また、髪を乾かすときに、ドライヤーを上から下にかけるようにしましょう。キューティクルの向きが整います。こうすることで、見た目にも艶のある髪質になります。温風で8割乾かしたら、冷風で仕上げるのもコツです。
髪は冷たくなっていくときに形を記憶するので、冷風で仕上げることで、キレイに手入れされた状態をキープしやすくなるのです。温風だけ使用すると、乾かしすぎてしまい、髪を傷めることになるので注意してください。
3.ブラッシングをていねいにブラッシングは髪にツヤを出すコツの一つ。ブラッシングは、髪についたホコリや汚れを落とすと同時に、頭皮を刺激することで、頭皮の血行をよくするという効果があります。シャンプーの前などにブラッシングをすると、汚れも落ちやすいです。
毎日ブラッシングをすることで、髪が変にまとまらず、サラサラになります。あまり強くやりすぎると、頭皮への刺激が強すぎ、逆効果ですから、ていねいにゆっくりとブラッシングしましょう。
4.シャンプーのすすぎはしっかりと
シャンプーの洗い残しが髪にあると、パサつきの原因になります。洗い残しがあると、キューティクルから髪に入り込み、ゴワゴワした髪質になる場合があります。
シャンプーの量が多いとすすぎ残しが出やすくなりますので、シャンプーの量は髪の毛の量に合わせて適量にしましょう。よく見られるのは、泡立ちが悪いからといって量を増やすケースです。洗い残しが増えてしまうので、髪にとってはいいことではありません。
5.トリートメントをていねいにパサついた髪にツヤを出すには、トリートメントも大切です。これも、ただつければいいというわけではありません。使うときのコツは、トリートメントをしたら5分程度置いてから、洗い流すようにします。その際に、タオルで巻いたり、シャワーキャップをかぶると、トリートメントの成分がより髪に浸透しやすくなります。
また、トリートメントは頭皮につけるのではなく、髪の先を中心につけるようにします。基本的にトリートメントは、髪の毛の傷んだ部分、つまり毛先のほうをフォローするものです。地肌につけると、トリートメントの成分が頭皮に残ってしまい、頭皮の健康にも悪い影響を与え、髪のパサつきの原因にもなってしまいますから、注意して使って下さいね。
6.食事に気を付ける
髪の毛の90%はタンパク質で出来ていると言われています。これを日頃の食事から摂取すると髪の毛にもいい影響がでます。タンパク質を摂取するには、吸収の良い納豆や豆腐など大豆製品から摂るのがおすすめです。さらに、女性には美肌効果もあり一石二鳥です。
それに、タンパク質と一緒に取りたい成分は、ビタミンです。ビタミンには、タンパク質の代謝を助ける効果があるからです。例えば、ニンニク、バナナ、いわし、まぐろ、さばなどに多く含まれていますから、これらも積極的に摂りたい食材ですね。
ヤッパリ、丁寧なシャンプー&とリートメントにブラッシングは欠かせませんでした。
秋の夜長に、じっくりヘアエステを自分でやってみるのもいいかなって思いました♡