世の中でよく言われている<抜け毛の原因>って本当なの?それともウソ?

世の中には、エイジング世代に関わりの深いビューティーの世界でも、まるで「都市伝説」のごとく、ウソかホントか分からないまま広まっている話があります。

辛いものは頭皮によくない?

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よく「辛いものばかり食べると毛が抜ける」と言われますが、辛いもの、特に唐辛子には血行を良くする作用があります。血行が良くなると、頭皮にも栄養が届きやすくなると考えられています。唐辛子には辛みをもたらすカプサイシンという天然有機化合物が入っているため、これが血の巡りをよくする元となるそう。

また、育毛剤にもこれが含まれているものあるので、髪の毛には良い成分といえますが、取り過ぎは禁物。過剰に分泌された汗や皮脂が毛穴詰まりの原因になるので、取り入れる量はほどほどにしましょう。

薄毛・抜け毛・ハゲは遺伝する?

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残念ながら遺伝します。原因となる遺伝子は、ある程度、突き止められており、すでに明らかになっている遺伝子は3つほどあります。

母方からくる遺伝と父方からくる遺伝がどういう組み合わせとなってハゲるのかまでは明確にはわかっていませんが、その80%は母方が原因であろうと考えられております。

髪が細い人は薄毛になりやすいの?

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髪の太さは遺伝で決まるので細い、太いという点は実際に 薄毛に関係はありません。

しかし、20代~30代で以前太かった毛がだんだん細くなってきたと感じたら、要注意です。頭皮に充分な栄養が行き届いていないのかもしれませんので 今までの生活を見直してみましょう。

リンスのせいで抜け毛が増える…はホント?ウソ?

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間違ったリンスの仕方が抜け毛を助長する!?

正常の範囲を超えた抜け毛には、何かしらの原因が潜んでいますが、間違ったリンスの仕方も原因の1つと考えられています。リンスそのものが原因というよりは、その使い方に問題があるケースがあるということです。

朝シャンが薄毛の原因?

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朝シャンは、必ずしも「抜け毛につながる」と断言できるものではありません。しかし、さまざまな理由から抜け毛・薄毛・はげへと繋がる可能性は考えられます。

理由1 朝シャンすると、頭皮を保護する皮脂が失われる
理由2 朝シャンすると、夜の洗髪をしてもしなくても微妙な結果に

夜にもシャンプーを行う場合。この場合は、1日に2回シャンプーすることになりますから、「皮脂の落としすぎ」になってしまいます。頭皮の保護膜が張られている時間が少なくなり、有害物質の影響を受けやすくなるほか、乾き・冷えを招き、抜け毛・薄毛・はげへと繋がることもあるのです。

ずっと同じ髪型は危険?

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これは一部本当です。女性にはポニーテール薄毛というのがあります。これは髪の毛を常に束ねていることで強く引っ張られている生え際からハゲてしまうものですが、男性の髪型の分け目も同じです。

髪の重さが長期間にわたって分け目から入れますから、それを何年も続ければ刺激を与えすぎて頭皮を傷つけ、ハゲるリスクは高まります。とはいえ、そのために髪型を変える程の事はありませんので、治療を行う事が重要です。

毎日髪を洗うと抜け毛が増える?

Relaxation of woman taking shower (21763)

これは認識間違いのようです。 毎日髪を洗って清潔な状態にしておくことのほうが 重要なことです。シャンプーをする時に 抜け毛が目につくので、髪を洗うと 抜け毛が増えるように感じるみたいです。

白髪を抜くと白髪が増える?

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白髪を抜けば白髪数はその時は減るが、その抜く行為が白髪をかえって増やすという事もありません。白髪は毛母メラノサイトの機能低下や消失により、メラニン色素を含まない毛となったものです。加齢と共にメラノサイトの幹細胞の消失により、白髪数が増えていきます。

1本1本の毛包にメラノサイト幹細胞が存在していますので、1本白髪を抜いたとしても、その周囲の毛母メラノサイトに影響が及ぶことはありません。

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