髪の毛を乾かすのは<自然乾燥?>それとも<ドライヤー?>どちらがいいんでしょう?

自然乾燥を実践している有名人ミランダ・カー。 彼女は一児の母でモデルとしても活動する多忙な女性。 夜に髪を洗って自然乾燥、朝はスタイリングのみなので朝の準備は15分とのことです。

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スーパーモデルのミランダは、なんと髪は自然乾燥なんだとか!今まで自然乾燥って 実は髪が痛むとか 言われてきたけど、 ミランダがそういうんだから、 自然乾燥でも 問題ないんじゃない?♡

自然乾燥派は50%以上?

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シャンプー後にタオルで水気を切ってからの髪の乾かし方には、大きく分けて、ドライヤーを使う方法と、自然に乾かす方法の2種類があります。

「ドライヤー派」と「自然乾燥派」の割合は、半々程度とされていますが、むしろ自然乾燥派のほうが多いのではないかとも言われています。

一般に「ドライヤーは髪に良くない」と言われますし、また「面倒くさい」といった理由でドライヤーの使用を控え、自然に乾燥させる人の割合が多いように思われます。

自然乾燥の良いところ

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ドライヤーをあてる手間がかからないので、自由な時間が過ごせるメリットがあります。特に、長い髪をドライヤーで乾かそうとすると、時間がかかってしまうので随分と助かりますね。

ドライヤーの熱のあて過ぎは、髪のパサつきにつながります。一方、自然乾燥だと髪を乾燥させ過ぎる心配はありません。また、ドライヤーの熱は、せっかくのパーマやカラーが取れやすくなる原因となります。

自然乾燥の悪いところ

髪が濡れている状態が続くと、雑菌が繁殖しやすくなります。雑菌は、ニオイやかゆみの元です。髪を乾かさないままで寝ると、髪だけでなく枕にも水分が移ってしまい、雑菌が繁殖してしまいます。

また、濡れた髪は、キューティクルが開いたままになっています。「キューティクル」とは、髪の表面を覆っている魚のうろこ状の組織を指します。

開いた状態のキューティクルは、はがれ落ちやすく、またブラッシングなどで簡単に傷つきます。ツヤのあるキレイな髪は、このキューティクルもキレイで傷んでいません。

「髪が濡れている時間」=「キューティクルが開いている時間」ですので、ドライヤーに比べ自然乾燥だと、キューティクルが傷む危険に長時間さらされる結果となります。

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脱毛や頭皮の病気、臭いの原因にも

濡れた状態の頭皮は、蒸れた状態が続いて雑菌が繁殖しやすく、ニオイや皮膚炎の原因となってしまうそうです。だから自然乾燥ほど要注意。濡れた髪を束ねたり、乾かないままの就寝は頭皮にも良くないのでやめましょう

自然乾燥するならタオルドライをしっかり!

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自然乾燥のメリットは、熱風によるダメージを防げるところです。しかし、髪が濡れている間は平常時よりもデリケート。毛先にはヘアオイルをつけて、頭皮はできるだけタオルドライをして、水分を取り除いてください。

濡れたまま髪を結ってしまうと水分が蒸発しにくく、雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。頭皮が風通しの良い状態になることを意識しましょう。

就寝前に洗髪した場合、濡れた髪のまま眠ると枕と髪が擦れ合い、ダメージを招くので、しっかり乾かしてからベッドに入りましょう。

やっぱりドライヤーを使うしかない?

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ドライヤーは「かけ過ぎ」「乾かし過ぎ」が問題なのであって、使用すること自体が「悪」ではないのです。 シャンプー後は、適切にドライヤーを使って乾かすほうが、髪にとっては良いと言えます。

ただ、一般的なドライヤーは、髪が耐えられる温度(60度程度)を大きく超えた120度もの高温タイプなので、どうしても髪を傷めることになってしまいます。 そこで、温風が60度程度に抑えられた低温トリートメントドライヤーを使うことをオススメします。

髪を傷つけない乾かし方

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髪の根元から乾かす

タオルで髪、頭皮全体の水分を取った後に、ドライヤーを使用して乾かします。根元の部分は毛先と比べると水分が蒸発しにくいため髪の毛の根元に近い部分から乾かします。ドライヤーの熱風が充分に当たるように、ヘアーブラシを使ったり、あるいは、指で髪を掻き上げながら行います。

その際、直接頭皮に風が当たらないよう、ドライヤーを頭から10~20センチ離しましょう。髪は60度以上の熱風を浴びると火傷してしまい傷みます。

通常のドライヤーの場合、噴出口付近で140度近い熱風が出るため近付け過ぎると、水分が蒸発して頭皮が乾燥するだけではなく髪に強いダメージが加わりパサパサになります。また毛先については、特に乾きやすく傷みやすい傾向があるので、あまり直接風を当てないようにしましょう。

ライフスタイルに合わせて使い分けを♪

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自然乾燥とドライヤー、どちらにもメリット・デメリットはあります。 大事なことは、自分のライフスタイルに合わせて適切なものを選ぶということ。

髪質や頭皮の状態も人によって違うので、自分なりにもっとも良い方法を見つけるためにも、まずは色々と試してみるのがお勧めです。

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