黒髪の人が少し珍しいと思うくらい、現在はヘアカラーはよくあることです。自宅でヘアカラーが出来たり、身近だからこそトラブルが急増しているんです。思っている以上に深刻な皮膚トラブル。
カラーリング剤などで髪の毛の色を明るくしたり、白髪を染めたりする「毛染め」によって、「ただれ」などの皮膚障害が5年間で約1000件寄せられていることがわかった。皮膚トラブルを防ぐためにはどうすればいいのだろうか。
よしき皮膚科クリニック銀座・吉木伸子院長は「ヘアカラーによるトラブルは、大きく分けて2種類ある。1つはアレルギーによるもの。もう1つはアレルギーではなく、単に刺激によるかぶれのようなもの。アレルギーの場合は非常に強い反応が起こるんですが、顔の方まで目が開かないぐらいまではれたり、非常に激しいアレルギーを引き起こすことがあります」と話す。
目が開かないくらいのアレルギーを引き起こすことがあるんですね。
黒髪の人が珍しいと思うほど、ヘアカラーは定着しています。
自宅で出来るヘアカラーをしている人も多いですよね。
みんなやっているから・・・と安易に考えないでしっかり注意する必要があります。
皮膚トラブルの報告が多いのはヘアマニキュアではなく「酸化染毛剤」を使ったヘアカラーや白髪染めだそうです。
以前使っていたことのあるものでも体調やホルモンバランスによって
かぶれが出たり、アレルギーあ出たりすることがあります。
パッチテストは自分を守るために必要な検査です。
背中、二の腕内側の正常な皮ふに、かぶれを起こしていると考えられる物質(例:化粧品、植物、石けんなど)を付けた試験紙付きのフィルム(パッチテスター)を貼ります。
このまま48時間は貼り付けたままにします。 2日目(48時間後)に再診してもらい、パッチテスターを剥がします。テスターの刺激反応が消えるまで30分待ち、結果を判定します。
判定は2日目(48時間後)と3日目(72時間後)に行います。可能であれば1週間後にも判定を行います。
判定は反応の強さに応じて5段階で行います。