美容院でしか売っていないヘアケア商品、ネットで格安で買って大丈夫？

美容室専売品として売られている商品。
例えば、シャンプーやトリートメントなどのヘアケア商品。ワックスやムースなどのスタイリング剤。
これらの商品が、ネット通販などで完全に価格破綻している。
30％OFFは当たり前。

前に美容室でシャンプーを購入しました。とても使い心地が良かったので大きなサイズのものをネットの方が安かったのでネットで買いました。

そのシャンプーは、以前に通っていた別の美容室ですすめられて買ったのが最初でしたが、美容室で買うとシャンプー、トリートメント合わせて8400円ですが、ネットだと合わせて6000円ちょっとで買えてしまいます。なので、どうしてもネットを選んでしまいます。

シャンプーやトリートメントは高価なものがネットで安く買えて、しかも家まで届けてくれるので最近はネットで調べてネットでばかり購入しています。
わざわざ高い値で買いに行きませんよ。

美容室専売品というある種の特別感を与えていますが、今や美容室専売品と言えどネットで普通に買えます。

しかもネットだとほぼ常に割引していますので美容室で買うより普通に安いです。

家まで送ってくれるので、余計な荷物も増えずに非常に楽です。

最近では「サロン専売品を激安販売」をキャッチコピーにしたネットショップがたくさんあり、そこではサロンだけでしか買えないはずのサロン専売品が多数出回っています。こうなるともはやサロン専売品とは名ばかりです。

まとめて大量仕入れして
商品仕入れコストを抑えることで、販売価格の引き下げをするということになります

大手メーカーさんはディーラーさんに対して、バックマージン制度を設定している所が少なからずあります。
年間○千万円仕入れたら、その金額の○○％をバックします、って制度です。
これがあるので、ディーラーさんはバックマージン欲しさに過剰在庫覚悟で、仕入を起こし、仕入れた商品で余った物は利益を上乗せしないで、横流ししてしまうと言うカラクリです。

倒産したディーラーさんや会社組織で運営していた美容室の破産管財人に直接交渉して、全在庫を買い取り、ネット通販卸の会社へ売却。
以前は量販店へ売却する事が多かったそうですが、最近はネット通販へ流すそうです。

倒産したディーラーや美容室が出ると、直ぐに債権者が来ます。
こういう時、債権者は出来る限りの債権を回収する為に、在庫の商品を押さえます。

そういう商品を、債権者が流通に乗せて捌いてお金にする訳です。

美容師がきちんとお客様の髪を見て
最適な商品を選んで販売するのが「美容院専売品」の位置づけです。

最大のネックは
「直接髪を見ずに 最適な商品を判断できるのか」
という点だと思います。

ただ価格の安さだけを売りにして、成分の特徴や正しい使用法など、商品についての詳しい情報を提供していないサイトは、信頼できるお店とはいえないでしょう。

デメリットとしては一定額以上購入しないと送料がかかってしまうので、ワックスやスプレーなどの１点買いの場合に限り、キャンペーン時の美容室の方がお得になります。