一般的に髪の美しさを決めるものとして知られているのはキューティクルですが、本当に必要なものは18-MEAです。一度失うと自然には戻ってきません。
髪にハリやツヤがあり美しいと、実年齢よりも若く見られます。
つまり見た目が若くなるということ。
2枚の写真を見比べてみましょう。あなたはそれぞれ何歳の後ろ姿に見えますか?
調査結果によると、左側の写真は平均回答年齢が35.3歳、右側の写真は平均回答年齢が26.8歳と、8.5歳も老けてみることが明らかになりました。
髪のトラブルや悩みを抱えている人ほど、「年齢よりも老けて見られる」=「見た目年齢も高い」ことがわかっています。芯があり、つやのある髪になるだけで、見た目年齢だけでなく女性らしい印象や美しさまでひき立たせることができるのです。
20代~50代の女性200人を対象に行った調査*によると、 「肌の状態よりも髪の状態のほうが見た目年齢に影響があると思いますか」という質問に72%が「影響がある」と答えました(*P&G調べ。2014年3月実施)。
毛幹部は巻き寿司のような構成をしており、芯の部分にある毛髄質(メデュラ)、その周りを覆う毛皮質(コルテックス)、そして表面部分を覆っている毛小皮(キューティクル)の3種類の成分によって成り立っています。
髪のツヤの決め手になるのはキューティクルと思っていませんか?
そのキューティクルには18-MEA(メチルエイコサン酸)という物質が存在していて、
これが髪のツヤや美しさに大きく関係しています。
【18-MEA】はキューティクルの表面にビロード状に配列されているので、頭皮の毛穴から自然に出てくる脂質を、まるでシャクトリムシのように髪の根元~毛先へと運んでいき、天然の油分で髪に艶と潤いを与える仕事をしているんです。
天然の保護膜18-MEAは毛髪のキューティクルを守る脂肪酸。
キューティクルの一番表面を覆って水を弾き(疎水化)、髪同士が絡みあうのを防いだり、
指通りを良くしたり、やわらかな感触とサラサラ感を生むとても良い働きをしてくれる必須の美髪成分です。
18-MEA(メチルエイコサン酸)というのは、毛髪特有の脂肪酸です。18-MEAは、
「キューティクルの表面を覆って水をはじき、髪同士が絡みつくのを防ぎます。
また髪の滑りをよくして、柔らかな感触とサラサラした動きを与えます。
18-MEAは本来、人の毛髪に含まれるものですが、パーマやカラーで大半が流れ落ち、再生しないことで知られています。
18-MEAは、1回のパーマで約半分、カラーリングでほとんどがはがれ落ちてしまう」
ということです。パーマよりもカラーリングの方が髪が傷むんですね。また、
「18-MEAは一度落ちると自然に再生し」ないということです。
たった1度のカラーリングで約80%、1度のパーマで約半分が消失するほどとても傷つきやすい成分で、シャンプー、ドライヤー、ブラッシング、紫外線などでも剥離します。1度失われると、自然に再生することは不可能なのです。
シャンプー、パーマ、ヘアカラー、ブリーチ等のケミカル処理で18-メチルエイコサン酸(18MEA)が失われます。一度失われると再生しないとの報告もあります。また、髪の抗老化による減少もあるようです。
18-MEAが髪のツヤや美しさに重要な役割があるのは分かったけれど、
もうすでにカラーやパーマをしてしまった・・・。
18-MEAはもう元には戻らない。
そう嘆く人に朗報です。18-MEAを補うヘアケア商品があります。
髪の美しさは重要なんですね。