また白髪が増えてきた・・・減らすことは簡単じゃない。まずは増やさないことから始めましょう
また白髪が増えた
老化の象徴ともいえる白髪、あなたは大丈夫?まだそんな年齢ではないのに、白髪ができてしまうと精神的にもダメージが大きいです。ですが、白髪が出てきたからといって、諦めてはいけません
確かに白髪の原因のひとつには「加齢による細胞の活動低下」があげられますが、加齢だけが白髪の原因ではありません。また、白髪を増やさない対策というものも存在します。今回は、白髪の原因と白髪を増やさないための対策についてご紹介しますね。
抜いても増えるわけではないが・・・・
「白髪を抜いたら増える」とはよく言われますが、実証されているわけではありません。それでも白髪を抜くのは厳禁。
抜いた後に黒い髪がまた生えてくる保証がないうえ、白髪だった毛の周りまでダメージを与えたり、抜いた毛穴が炎症を起こすことがあります。結果的にまわりの毛母細胞にもダメージを与えるので、健康な髪が生えにくくなり、白髪が増えるどころか周囲の脱毛の原因になってしまいます。根元からハサミで切るのが一番の対策のようです。
減らす、よりも「増やさない」ことを考える
白髪が増えるのを防ぐ:成長ホルモン睡眠中と体に負担がかかる運動(例:筋トレ)をすると分泌されるホルモンに成長ホルモンがあります。健康と美容に欠かせないホルモンであり、この成長ホルモンに長くたくさんさらされるほど若さを保つことができます。
喫煙は百害あって一利なしです。是非、禁煙することを検討してください。ゆっくりと入浴する習慣をつけると血行が良くなりますから、メラノサイトの活動が活性化されるので白髪対策にオススメです。
最低でも日付が変わるまでには寝たいところです。美容に対して意識の高い人はとにかく睡眠を最優先して、22時~2時の間は必ず寝ているようにしているそうです。そして朝の4時ぐらいにおきて普通の人が夜遅くにやるようなもろもろの用事や雑務をしているといいます。
もうひとつの成長ホルモンを分泌させる方法が負荷のかかる運動です。この運動ですが成長ホルモンを分泌させるには強度が重要で、駅まで歩くとか軽いジョギングをするとかストレッチをするという程度ではダメです。 精神的にちょっと辛いという気持ちになるぐらいの強度の運動をしないとダメなんですね。
ストレスをためてはいけない、食生活から改善を
via cdn.locari.jp
タンパク質、亜鉛、ビタミンB群など髪によい栄養素をバランスよく摂る、規則正しい生活を送る、ブラッシングやマッサージなどで頭皮の血行を良くするなど、ベーシックなケアの積み重ねはやはり効果大。また、白髪予防のためのヘッドスパを受けられる美容院も増えています。気になる場合は相談してみるのもよいでしょう。
髪も身体の一部ですから、食べ物によって作られています。髪の主な材料になる栄養素は、以下のとおりです。
<タンパク質>
無理なダイエットなどで不足してしまうと白髪を増やす原因になってしまいますから、バランスのとれた食生活を心がけたいものですね。タンパク質は大豆や肉類、魚類、卵などに多く含まれていますので、積極的に食べるようにしましょう。
<亜鉛>
亜鉛というミネラルには、食事から摂取したタンパク質を効率的に髪に活用するという働きがあります。牡蠣やシジミ、納豆、エビ、イカ、タコ、黒ごまなどに多く含まれています。また髪のためにワカメを食べようと言われますが、海草類に含まれるミネラルにも白髪予防効果がありますので、あわせて積極的に食べたい食材ですね。
<ビタミンA、C、E>
ビタミンはどれも大切な栄養素ですが、白髪対策としてとくに意識して摂取していただきたいのがビタミンA、C、Eです。これらのビタミンには血行促進効果がありますので、メラノサイトの細胞活動を活性化させる役割を果たしてくれるのです。
大豆、ゴマ、アーモンド、アセロラ、パセリ、ブロッコリーなどに多く含まれていますから、意識して食べるようにしてみてください。また、果物全般ビタミンの宝庫ですから、デザートには是非果物を!
<セレン>
セレンは、別名セレニウムとも呼ばれ、人体にとって必須栄養素です。白髪の原因となる過酸化水素を分解するグルタチオンペルオキシダーゼの主な構成要素がセレンですので、セレンを多く含むかつお節やあん肝などの魚介類、豚の肝臓、卵、きな粉、ひまわりの種などを食べるようにしましょう。
白髪を増やさないポイントは「白髪を気にしすぎないこと」です。白髪を使ったアレンジ、ストレスをためない生活など気楽な対処を考えるのが最善でしょう