ヘアケア製品の中で<ヘアミルク>と<ヘアオイル>とあります.その違いは?

ヘアオイルは、主に油性を成分としたものからできています。また、天然物の植物から採取したハーブや、フルーツの種子や実の部分を100％使用されたオーガニックのオイルがあります。よく使われているオイルとして有名な成分は、ホホバオイルです。オイルトリートメント系には、シリコンなどを使用している場合もありますが、合成油脂からできているオイルが、多く使われています。

油性でできているため、植物の種子や実から採取した天然オイルにしても、合成油脂を使用したオイルにしても、髪にとても馴染みやすいのが大きな特徴といえるでしょう。とても高い保湿性と、紫外線をブロックしてくれる効果があるため、日焼け予防になるオイルが多いのも特徴です。ドライヤーの熱から髪を守り、傷んだ毛髪の部分をしっかりと修復してくれる働きがあるタイプのオイルが多いのも特徴です。良質な成分を使っているオイルは、値段が高いのも特徴の1つといえるでしょう。

リンスやシャンプーが終わったあと、髪の水分をしっかりとタオルで拭き取ります。その後、ドライヤーで髪を乾かす前に、髪の毛先を中心にしっかりと揉み込むように、オイルを付けていきます。ポイントとしては、オイルを付けすぎず、髪を乾かした後には仕上げに少しだけもう一度付けると光沢とツヤのある健康な髪に仕上げてくれます。

ヘアミルクの成分の主な原料は水、乳糖、エタノール、グリシン、クエン酸などといった水性の髪の整髪料になります。商品によって、全ての成分が異なりますが、水性のタイプのヘアケアの主な成分となります。

洗い流さないタイプのものもあり、パサつきや広がり、枝毛を修復してくれるタイプのヘアミルクが数多くあります。ミルクタイプは、保水効果が高いため、髪の外部と内部といった髪全体をケアして、潤い感を長時間保てます。多種のアミノ酸を配合しているヘアミルクの場合は保湿効果があり、ナッツ系や、植物の種子から採取したオイルには、ツヤ出しやまとまりのある髪へと仕上げてくれる効果があります。

洗い流さないタイプの一般的な使用方法としては、ヘアミルクを手のひらにとり、両手にまんべんなく広げ、髪につけます。最も効果的な方法としては、傷んだ部分やパサついている毛先の部分にしっとりと優しく包み込むように馴染ませるようにします。