葬儀マナーできてますか?大人の女性は髪にもマナーを

お別れの時はいつでも急なもの、ですが、大切な人を見送る際にはキチンとした装いで送り出したいものですよね。礼服などに気をつけてらっしゃる方は多いのですが、実は髪型にもマナーがあることはご存知でしたか?いつお声がかかるかわからないものですから、普段からしっかり身に着けておきたいものですね。

知らなきゃ恥ずかしい葬儀でのヘアマナー

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横に縛るのはマナー違反?

また、後ろに一本に縛るのはおばさんっぽいと言って、横に縛る人が居ますが、マナー違反とまではいきませんが、グレーゾーンに入ります。

肩に髪がかかるのはあまりマナー的にはよろしくなく、喪服の正装時に女性は真珠のネックレスをしますが、その真珠が映える為にも、まとめ上げた方が良いです。
何故真珠のアクセサリーをするのかといえば、真珠は涙を意味し、故人を偲ぶ尊い気持ちを表しています。
ですので、横に流れたり、髪で見えなくなるのは、故人を偲ぶ涙を隠している、つまり心から偲んでいないという意味合いになりかねません。留意しておいてください。

他にも、シニョンを用いておだんごヘアにする方もおられますし、ヘアピンを用いて綺麗にまとめる方法もあります。
基本的には、耳より下の位置、後ろで肩にかからないぐらいで、黒いヘアアクセを使ってまとめる、と覚えておきましょう。

髪型

一礼をしたときに、無駄な動きがあると落着きのない印象を与えてしまうものです。頭をあげたときに、手が勝手に髪や顔に触れる動作がないように髪型はちゃんと整えて参列をしましょう。
ロングであればなるべくコンパクトにまとめます。
顔まわりに髪がかかるのは清潔感に欠けますのでピンで留めておきましょう。
パーマをかけている場合は、華やかさがでないようにボリュームダウンできるような整髪料で整えましょう。
染めている場合は色が目立たないように整えるか、目立ってしまう所は髪のカラースプレーなどで色を抑えるなどの配慮をしなくてはいけません。
髪を留める小物は黒でシンプルなものを選び服装の雰囲気の邪魔にならないようにしましょう。

ゴム類は、全て黒でまとめる

これは、基本中の基本です。髪をまとめるゴム類は、全て黒で統一します。

たとえ黒であっても、派手なシュシュやバレッタは使わないようにしましょう。むしろ、余計な飾りのないシンプルな黒ゴムを使うのがベストです。

葬儀にはオシャレは必要ありませんから、華やか物は絶対に避けましょう。
ヘアスプレーなどの整髪料を使用する場合は匂いが強くないものをを選びましょう。
目安としては、お香より強くない程度、つまりシャンプーくらいのものです。

長さ別、気をつけるべきこと

ショートヘアさんの場合

お葬式での髪型-ショートヘア編

ショートヘアの場合、そのまま参列して問題ありません。控えめな印象となるよう、内巻きにブローしましょう。

長めのボブスタイルの場合、前髪やサイドヘアが邪魔にならないよう黒いピンやバレッタで留めると良いですね。

量のあるボブスタイルの場合は、まとめ髪風にアレンジが可能です。

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このくらいの長さ、髪色であればそのままでもOK。
内側にブローをすると更にスッキリと、上品に見えて好印象となります。
もしお辞儀のなどの場合に髪が邪魔になる場合はピンで留めておくとよいでしょう。

ミディアムさん・ロングさんの場合

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参列される場合も勿論ですが、遺族側の場合はとくに気をつけましょう。
悲しみに暮れている中ではありますが、遺族側はお辞儀もそうですが、参列いただいた方に対してや葬儀の進行などで動き回る場面が多いです。その際に髪が乱れてしまうと、とても恥ずかしい印象となってしまいます。よって、くくっても肩より下に髪の毛が落ちる場合は、お団子やシニヨン等に結わえるのが無難でしょう。
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和服の場合もお団子、シニヨンにするのが無難。
喪服の襟と耳との間のポジションに作れば、マナー違反になりません。

小物の色も気をつけて

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バレッタやシュシュなどの使用は問題ありませんが、必ず黒一色の物にしましょう。

洋装でのトーク帽を被る場合も髪はまとめてから被りましょう

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トーク帽

お葬式にかぶるブリム(つば)が無い筒状の帽子の事で、通常、黒の羽、リボン、ベールなどが施されています。

帽子を被る場合は、必ず手袋を付ける。
帽子と手袋で洋装の第一礼装になるので、主に親族のよそおいとなる。
ゲストの立場で親族と同等か格上の服装は、マナー違反になる。
わざわざお洒落をしている」ように見えないように注意する。
室内でもかぶったままでよい。

最後にだしたトーク帽ですが、日本ではあまり定着していないようですね。
屋内で帽子を被るのは非常識だ。などと勘違いをされている方もいらっしゃる程に…
ちなみに、こちらはカトリックか仏教かなどとは一応関係はないそうです。
神道である皇室の方々も弔辞の際にはお召しになっているので。
ただし、やはり一般として定着していないのが現実ですので、相手方が仏教なのかどうなのかなじんでいそうなフォーマルを選ぶ方が一番無難かもしれません。

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