ビールが髪にもいいなんて話は聞いたことがありますか?ビールはおいしいだけでなくビタミンなどの栄養価も入っているものも多く、太古の昔から食事のお供に、そしてヘアケアにもいいんです!
ビールでヘアケア
アルコール飲料であるビールも、ヘアコンディショナーとして使える優れものなのだそうだ。ビールに含まれるたんぱく質が、傷んだ髪の補修に効果があるという。
スプレー容器に入れたビールを適量、髪にスプレーすることで、滑らかで光沢感のある美髪に仕上がるとのこと。気になるアルコールの臭いは、乾燥させてしまえば飛んで臭わなくなるとのこと。
トウモロコシやお米、ビールに含まれる小麦タンパク質が、実際に髪の毛の表面の膜を強くするかどうかは議論の余地があるかもしれませんが、髪の毛をより太くするのは間違いありません。
この効果は、髪の繊維質にタンパク質が残ることによるものかもしれませんが、ビールの成分も少し毛幹を太くするよう作用するように思われます。市販の何千円もする髪を太くするヘアトニックよりも、自宅でビールを使ってケアできれば経済的ですし、健康な髪のためにも理想的です。ボリュームが増えるのと同時に、キューティクルがコーティングされて輝くようになるので一石二鳥です。
ビール酵母に含まれる栄養素
アミノ酸|ビール酵母の50%を占めます。
髪の毛のほとんどはタンパク質で出来ており、そのタンパク質はアミノ酸で構成されています。 ということは、髪の毛をつくつのはアミノ酸ということになり、アミノ酸をバランス良く摂取することによって健康で美しい髪が生えてくるのです。
残ったビールで簡単ヘアケア
ビールは飲み残しでもOKです!捨てるのが勿体無いという方はリサイクル活用できるので悩みもスッキリ解消しますよ。
ビールに含まれている小麦のタンパク質(ホップ)には髪に栄養を与え、髪表面のコーティング力を高める働きがあると言われています。コシやしっとり感も出て、十分にヘアケアできているのが実感できます。
ビールで髪を洗ってみた
アメリカの「easy-homemade-recipec.com」のレシピを参考に、ビールシャンプーを作って実際に試してみました!
■材料
好みのビール 175ml
好みのシャンプー 250ml■作り方
1. フライパンにビールを注ぎ入れ、1/3量(約60ml)になるまで7~8分程度煮詰める。
2. ビールが冷めたらシャンプーと混ぜ、容器に入れて保存する。※フライパンは、酸性の食品に反応しないものを使用
ビールに含まれるモルトとホップ、イースト酵母が髪にたんぱく質などの栄養を与え、ボリュームのある美しい髪になるということですが、実際はどうなのでしょう?
1週間試してみた感想は、指どおりが滑らかになり、しっとりやわらか(個人的にはとても気に入りました!)。
ビールパック
1. ビール1/2カップ(炭酸が抜けたもの)と、オリーブオイル大さじ1杯、タマゴ1個を混ぜ、汚れを軽くすすいだ髪全体にすりこみます。
2. そのまま15分間放置して水又はぬるま湯でよく洗い流します。
3. いつものようにシャンプー、コンディショナーなどをしてください。2週間に1回のお手入れがおすすめです。
少し上級者向けビールヘアパック。
こちらは少し上級者向けです。まずはビールと卵(白身の部分)、そして粉状のオートミールを用意します。卵の白身とビールをよく混ぜ合わせ、次にオートミールを加え入れます。これで特製ビールヘアパックの完成です!しっかりと乾いた髪にビールヘアパックを塗っていき、蒸しタオルや濡れタオルで包んでそのまま1時間ほど放置します。
最後にシャンプーをしてヘアパック終了。コンディショナーやリンスは必要ありません。オートミールを用意するのが面倒ですが、普通のヘアパックのようにしっとりとした仕上がりになります。卵の白身にはタンパク質が含まれており、ビールの美髪成分にプラスする事によってより高い美髪効果が得られるのです。
ビール酵母湯が髪の毛にいい?
テレビで以前ビールを使った育毛法として、ビール湯なるものを見ました。
しかしアルコール成分が入っていると髪の毛が脱色してしまうことがあるので、アルコールを飛ばす、もしくはノンアルコールビールを使うのが良いそうです。
お風呂に入るのは血行促進にもつながり、ヘアケアにとってとても良いことですので、興味のある方はぜひやってみてください