どうして睡眠不足は抜け毛が増えるんでしょう?いつも睡眠不足の人はご注意ください!

睡眠不足が続くと、枝毛や切れ毛、白髪や抜け毛などの髪への悪影響が出てきます。なぜなら、成長ホルモンの分泌量が減少してしまうと、髪や肌の修復がしっかりと行われないからです。

睡眠不足で頭皮はエネルギー不足に!

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髪の毛は昼の間、様々な要素によってダメージを受けます。風にのって受けるチリ・ホコリ、太陽の紫外線、温度や湿度の差などは全て髪の毛の負担となります。それらダメージを髪の毛は睡眠中に回復しているため、睡眠は髪にとって非常に大切な時間です。

髪の毛だけでなく基本的に人間の体というのは、睡眠によって休息をとり、新たな生命活動のためのエネルギーを充電します。睡眠が不足すると、体のエネルギー代謝が上手く機能できなくなり、ダメージが蓄積した状態が続きます。

そのような状態の時、生命の必須器官でない頭皮・髪の毛は、最もエネルギー配給の優先順位が低くなります。当然、毛母細胞の細胞分裂活動も十分に行えなくなるため、発毛不良の状態となりハゲる可能性が高くなります。

睡眠不足や夜更かしは髪の成長を阻む

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毎日の睡眠時間をしっかり確保することも、育毛と髪の健康維持には大切なポイントになります。

髪のために良い睡眠の取り方は、

毎日決まった時間に寝る(できれば0時までには入眠する)
5時間以上の睡眠時間を確保する

この2つに気をつけることです。

一定の睡眠リズムを守ることで、疲れた体や頭皮にも、見違えるような活力が戻ってきます。

睡眠不足で機能低下

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栄養成分は血管を通って、頭皮に届き、髪の毛へと変わっていくわけです。ここで注目すべきは、頭皮にある「毛根」です。毛根は頭皮で髪の毛を作る部分ですが、充分な睡眠がなければ働くことができないのです。

睡眠不足になると、体中の血管が収縮することが分かっています。寝不足で頭がボーっとするのは、そのせいです。つまり、頭に血がいっていない状態なわけで、もちろん頭皮に流れる血も不足しています。
結果として、毛根は活動を低下させてしまうのです。

タンパク質やアミノ酸、それを補うビタミンなどを沢山取って、ヘアケアシャンプーを使ったりしても、毛根自体が働かなければ、枝毛や切れ毛を補うような髪の毛が後から生えてくることはありません。

髪の毛は、後回しにされるかわいそうな存在です

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体は、毎日の充分な睡眠によって疲れから解放されます。睡眠は臓器の免疫力を高め、体力を回復させます。睡眠が不足すると疲れが取れないように、体の機能が低下するのですが、まずストップされるのが実は髪の毛や頭皮へのバックアップなのです。

つまり、毛髪は他の臓器等に比べて重要度が低いと体が判断し、優先順位の高い場所を先にケアするために、毛髪へ栄養を送らないシステムが稼働するようになるのです。ですから睡眠不足によって一番初めにダメージを受けるのは、髪の毛というわけ。

なぜそれほどまでに睡眠が薄毛と関係してくるのかといえば、

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「寝不足になると、交感神経が優位になり、男性ホルモンが増加するから」です。頭皮の皮脂が増えてしまうと、髪の毛が生えてくるはずの毛穴が油でふさがってしまい、新しい髪の毛が生えてくることができません。

また、頭皮が油で汚れていると、今生えている元気な髪も、バンバン抜けてしまうわけです。

細切れ睡眠・短い睡眠は、髪の整備不良に。

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3~5時間程度といった、極端に短い睡眠時間の習慣は髪にも体にも要注意です。成長ホルモンの分泌は睡眠後30分~3時間の間にピークをむかえます。

それなら、4時間寝れば充分じゃないか?と思ってしまいますが、そう都合よくはいきません。起床時間が近づくにつれ、睡眠の深さは徐々に浅くなっていきます。睡眠が浅くなると、成長ホルモンの分泌量も減少していきます。

睡眠は時間ではなくリズムが大事

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睡眠は、とにかく長時間眠れば良いというわけではありません。決まった時間・同じ時間で規則的な睡眠を取ることがポイントなのです。これは、身体の新陳代謝に影響してきます。

規則正しい生活ができていないと、身体の新陳代謝の能力は低下します。つまり、古い細胞がそのまま残ってしまう可能性が高まるわけですね。これを髪の毛に当てはめると、枝毛や切れ毛がそのまま残り、後から生えてくるのも似たような弱い髪の毛ということになるのです。

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成長ホルモンを髪や肌まで作用させるには、より多くの成長ホルモンを分泌させる必要があるということだ。
成長ホルモンの分泌量を増やすには、

深い呼吸
深い睡眠

つまり、質の良い睡眠が欠かせない。成長ホルモンを多く分泌させ、健康で美しい髪を手に入れよう。

髪の毛が生えやすい体を作る!

睡眠時間が、ある日は夜10時~朝6時、ある日は朝5時~昼12時と、日によってバラバラなのも良くありません。

人間の体というのは無意識のうちに生活サイクルを記憶します。毎日夜10時~朝6時の生活を続けていれば、眠っている間に活動する副交感神経もその習慣を覚えてきますので、その8時間の間は高い活動効率を発揮します。それに伴って成長ホルモンも十分に分泌することができるのです。

逆に睡眠サイクルがバラバラであると、睡眠時間自体は十分であっても副交感神経の活動効率が低いので、成長ホルモンの分泌も不十分になります。せっかくたっぷり寝ているのにもったいないですね。

頭皮や髪の毛をゆっくり休ませて効率良く短期間で髪の毛を増やせるように、規則正しい睡眠習慣を心掛けましょう!

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