今すぐなおしたいフケ。ですが原因や対処法は人によって様々です。これが良いよ!とすすめられたものがあなたに合っていないと逆に危険!原因にあった治療法を見つけましょう。
悩みは深刻です
フケが直らないとお悩みの方は多いです。
そのまま放置して改善されるものではなく、どんどん進行するため早めに対処しましょう。
午後になると髪がべたついてきます。しかし、帰宅してから頭皮を確認すると頭皮もべたついているはずなのに、
頭皮がめくれて乾燥しているように見えます。触るとポロポロと落ちてきます。
髪の毛のフケが多くて悩んでいます。ちゃんと毎日髪を洗っていますが、髪をクシャクシャにすると、
頭からパラパラと大量のフケが落ちます。このフケの原因は何ですか?
また、どうすればフケが出なくなりますか?
フケで困ってます。
私は頭をかくとフケがでます。普通にしてて服の襟のとこにつくことはないんですが
めっちゃかいたりすると落ちてくるフケがわかるほどです。頭を洗うとき頭皮までしっかり洗いかなり入念に洗っています。
洗いすぎてるのかと思い軽く洗ってみたこともあるのですがどうしてもフケが出るのは治りません。
まずはフケのタイプを見極める
乾性フケの直接の原因は頭皮の乾燥です。
頭皮が乾燥して皮膚が剥がれた結果、頭皮が荒れ、荒れた頭皮がかゆみを伴います。そして、その頭皮の乾燥の原因は、水分量の不足です。
では、なぜ水分量が不足するのでしょうか。頭皮に限らず皮膚は皮脂(=油)によって覆われています。
皮脂が肌の水分の蒸発を防ぐ「蓋の役割」をしているのです。
皮脂が不足すると、この蓋がなくなり、結果、水分が蒸発し、頭皮が乾燥するのです。
間違ったシャンプーのやり方で頭皮の皮脂をとりすぎると 湿性フケの大きな原因になります。皮脂が不足すると当然頭皮は乾燥します。
皮脂が不足した頭皮は自己防衛機能が働き、不足した皮脂を補おうと過剰に皮脂を分泌させます。
このような過剰な皮脂が、頭皮にたまった角質細胞(アカ)と混ざり合うことで湿性フケを引き起こします。
フケの原因はフケ原因菌(カビ)の増加だった!ターンオーバーが乱れる原因は様々ですが、
その一つにフケ原因菌と呼ばれるカビの一種があります。
このフケ原因菌はただちに頭皮に悪影響を与えるわけではなく、
健康な頭皮にも存在する常在菌ですが、
最近ではこのフケ原因菌が増えることで、フケの症状があらわれることがわかってきました。フケ原因菌が増加する原因は、頭皮の免疫力の低下や、乾燥、皮脂の過剰分泌など様々で、
頭皮の状態が悪くなると増える可能性が高くなります。
タイプごとの対策
まずは頭皮を清潔に保つことなのですが、乾性フケ対策はとてもデリケートです。シャンプーなど洗髪をやさしく丁寧に行うことと、さらに大切なポイントが保湿と低刺激です。
まずは、乾燥した頭皮になじみやすいシャンプーやヘアケアグッズで保湿し、潤いをあたえることです。
これにより、乾性フケが悪化し抜け毛や頭皮の荒れるのを抑制する効果が期待されます。
椿油を使ってみる乾燥した頭皮には、油分を補ってしっとりさせたらフケが良くなったという声が多いようです。
椿油は昔から頭皮ケアグッズとして支持されていますので、使用方法をよく読んで、試してみるのもよいでしょう。
洗髪の仕方が悪いと皮脂が落とせない余分な皮脂を洗い流し、薬用成分で菌を減らすことに成功すれば脂性フケの症状改善が期待できます。
効果的なシャンプーのし方は、よく泡立ててやさしく指の腹でなぞるようにして毛穴に詰まった皮脂を溶かし浮かび上がらせます。
頭も体も泡でやさしく洗うのが肌を健やかにする秘訣です。荒れた頭皮を治す気持ちを持ってやさしく洗います。
皮脂はカビ(真菌)によって脂肪酸に分解されるのですが、
頭皮が脂漏の状態だったり湿気がひどい状態だったりすると、
このカビが異常に繁殖し、炎症を起こしてしまうことがあります。これを「脂漏性皮膚炎」といいます。
脂漏性皮膚炎を治すためには、カビに効く薬効成分を含む薬やシャンプーが有効です。頭皮が脂漏性皮膚炎を起こしているかどうかの判断は素人では難しいため、
皮膚科にいって診断してもらうのが基本です。皮膚科医に脂漏性皮膚炎であると診断された場合、
抗真菌薬やステロイド外用薬を処方されることがあります。