髪の紫外線ケアしていますか?

紫外線ケアとして日焼け止めを使用する人は多くいますが、髪まできちんとケアできていますか?ヘアケアしていても、日々の紫外線ケアをしていないと意味がありません。

紫外線はお肌だけではなく、髪のダメージの原因になります。
むしろもっとも頭皮や髪は日光にさらされやすい場所。
適切な紫外線ケアをして髪のダメージを軽減させましょう。

紫外線には種類があります。

気象庁|紫外線とは (14174)

私たちが影響を受ける紫外線はUVAとUVB。
太陽の光には、目に見える光(可視光線)と、目に見えない赤外線、紫外線とがあります。紫外線は、その中で最も波長の短い光で、波長によってUVA、UVB、UVCにわかれますが、実際に地表に届くのは、そのうちUVAとUVBです。
太陽からの日射は、波長により、赤外線、可視光線および紫外線に分けられます。可視光線よりも波長の短いものが紫外線です。紫外線(UV)の中でも、波長の長いほうからA・B・C と大別されています。フロン等によりオゾン層が破壊されると、地上において生物に有害な紫外線(UV-B)が増加し、生物への悪影響が増大することが懸念されます。
私たちに影響を与えるUVAとUVB。
地表に届く紫外線のうち90~95%がUVA、残りの5~10%がUVBです。
UVBは量は少ないからといって見過ごせません。
UVAよりも強いエネルギーを持っています。

紫外線は増加している

国内の紅斑紫外線量年積算値の経年変化

国内の紅斑紫外線量年積算値の経年変化

紫外線は年々増加しています。
気象庁が発表している日本の3地点(那覇、つくば、札幌)で計測された紫外線の経年変化でも明らか。

紅斑(こうはん)紫外線量とは紫外線が人体へ及ぼす影響の度合を示す量のことを示します。

観測開始からの「紫外線年積算値の経年変化」をみてみると……。3地点のうち、札幌とつくばの紫外線量の増加率は、それぞれ10年あたり4.4%、4.5%。観測開始以降、紫外線が増加傾向にあることが明らかとなったんです。
年々、オゾン層が破壊されていることは、ニュースでもご存知の通りだと思いますが、オゾン層が破壊されて様々な異常気象が発生しています。
年々どれくらい増加しているかというと、南北両半球の中・高緯度域にある10 箇所以上の地点における観測からは、紅斑紫外線量が1980 年代前半より2003年までに6~14%増加したと報告されている(WMO, 2003)。

紫外線が最も多のは「8,9月」

紫外線の月別変化

紫外線の月別変化

やはり最も多いのが夏になりますね。
海やキャンプに出掛けることが多い夏、きちんと紫外線ケアしましょう。
紫外線は夏に強く、冬には弱まりますが、これは、紫外線が大気層(オゾンなど)を通過する距離と関係があります。例えば日本の場合、太陽が最も近づく夏至の頃は、紫外線が大気層を通過する距離が短いため、強い紫外線のまま頭上に降り注ぎます。反対に、太陽が最も遠ざかる冬至の頃は、紫外線が大気層を通過する距離が長くなるため紫外線も弱まります。
5月から増えだした、紅斑紫外線は6月に減り7−8月と増加しています。6月は日本では梅雨に入りますので、当然日光が地上に届く量が現象しますので、この紅斑紫外線も減少します。
紫外線ケアは5月ごろには意識しておきたいものですね。
ずばり紫外線量が1年のうちで最も多いのは、5月から9月にかけて。強いのは真夏だけだと思って油断していませんか?夏だけではなく、その前後もきちんと対策しなくては効果的な日焼け対策をしているとは言えません。

紫外線ケアしないと髪はどうなる?

紫外線の年間変動

紫外線の年間変動

髪がごわついたり、退色して明るくなってしまったり・・・。
紫外線は髪にとって大敵です。
初夏から夏にかけては、紫外線の量が一番多い季節。実は髪の方が髪や手足よりも紫外線を浴びているといわれている。無防備でいると、髪が痛みやすい季節
紫外線を浴びると、髪はどうなってしまうのでしょうか。まず、紫外線が毛髪の内部のメラニンを分解してしまうため、健康な毛髪であったとしても、赤茶けた色になってしまい、光の加減では白っぽく見えてしまうことも。見た目が不健康な印象や、老けたような印象になるだけでなく、その影響は、髪の毛の内部にも及びます。

毛髪のタンパク質を構成するシスティンという結合部分にもダメージが与えられてしまうため、髪の毛が不自然なところですっぱりと切れてしまう、枝毛や切れ毛といった現象がおきるのです。

紫外線を浴びた肌は一時のダメージで大きく痛み悲鳴を上げますが、髪の場合何も言いません。
しかし紫外線を浴びることが多いと、間違いなく髪の劣化は進行しています。

まずキューティクルが傷み、壊れ、剥がれます。
毛幹を構成するケラチン繊維も至る所で壊れたり劣化が進んでいきます。
ぱさぱさ、ガサガサ、ゴワゴワ、枝毛、切れ毛……紫外線は間違いなく大きなダメージを与えているのです。

紫外線から髪を守るために

紫外線は年々増加しており、特に5月から9月にかけて紫外線量も多くなることがわかりました。
そんな紫外線から髪を守るためにどうしたらいいのでしょうか?
① 日傘や帽子を活用する
皮膚と髪を紫外線から守りましょう : 女性のための育毛講座 (14192)

紫外線を防ぐには、帽子や日傘が最有力。「髪をまとめるだけでも効果はあります。表面積を小さくしておくことは誰でもできるケア方法」
頭皮や髪を紫外線から守るには、帽子や日傘などを使って日差しをカットする方法がベストです。散歩や近所への買い物など、ちょっと歩くだけなら日傘で十分。UVカット加工されたものならなおよいでしょう。
② 髪専用のUVケア商品を使う
<サンプロテクトベール>

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乾燥してパサつきやすい髪にうるおいとツヤを与え、高いUVプロテクト効果を発揮します。
紫外線で髪はボロボロに

紫外線で髪はボロボロに

紫外線を浴びた髪を電子顕微鏡で観察した結果は明らか。
紫外線によってキューティクルは焼けてボロボロになっています。
サンプロテクトベールは研究によって効果が実証されているようです。
<デープロテクター UVスプレー>

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炎天下、過酷な紫外線環境下で、髪を紫外線から守ります。髪に自然なツヤを与え、なめらかな指どおりの良い髪に。ウオータープルーフポリマー配合で湿気から髪を守ります。
外出するときにはお肌だけではなく、髪の紫外線ケアも意識しましょう。
夏が過ぎて、過ごしやすくなった秋に髪はボロボロ・・・
なんてことのないようにヘアケアしてみて下さい。

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