万年透明白肌は冬から支度が大切☆この時期だって美白ケア♪

「肌白いねキレイだね」この言葉はいつの頃から日本人にとって褒め言葉になったのでしょうか?イメージは室町時代からのような気はしますが・・・まぁ、それだけ日本では白肌文化は長く長く続いてきたわけですよね。東洋アジアの中でも日本人の白肌への美意識はとても高いのだそうですが、この時期はつい疎かになってしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?夏だけ意識していては《透明白肌》は手に入りませんよ☆気づいた今日からはじめましょ♡

冬は美白のチャンス

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なぜ冬肌は白く感じる?
メラノサイトを刺激しメラニン色素を生成させる紫外線。じつは冬は、この紫外線の量が他の季節と比べて最も少なく、弱い季節なのです。ですから、冬もしっかりUV対策や美白ケアをしていた方はメラニン色素の生成が抑えられ、本来の白さを取り戻したと考えられます。

また、紫外線の少ない冬期間に保湿などの充分のケアをおこなったことで夏や秋のダメージが残っていた肌がターンオーバーされ、透明感のある肌になったことなども考えられますね。個人差や過ごし方、土地柄などもあるので一概にはいえませんが、紫外線が他の季節に比べ少ないことが強く関係しているといわれています

夏と冬の紫外線の差

夏は冬の約5倍もの紫外線量と言われています。一概に「夏」と言っても、みんなが想像する8月の一番暑い時期ではなく、6月ごろのことを指します。紫外線量は、当然のことながら、太陽が一番長く姿を現す夏至のころがMAXになります。

逆に、冬の12月の冬至あたりには、年間を通して一番紫外線量が少ない時期になります。日照時間が減り始める冬至の前後2~3か月は「冬美白」に適した期間となります。

気になる紫外線の強くなりだす時季

春の紫外線

春は3月から5月にかけての時季と考えておきましょう。3月は、北の方ではまだ雪が残っているのですが、本州では桜のつぼみが膨らみ始めて春が訪れるときですよね。この頃の紫外線は、冬の間よりもずっと強くなっています。まだ暑くないから大丈夫という気持ちでいると、5月頃には1番紫外線の強い時期に入っているので日焼けをしてしまったり、シワやシミの原因となったりするのも春の紫外線対策をしていないことが多いようです。シミの原因となるUV-A波の紫外線は春になると、冬の時期の3倍にもなります。

もちろん夏が一番ダメージの大きい季節にはなりますが、春頃から紫外線量は着々と上昇していっているのです。日照時間や晴天日が少ない冬にも多少なりの紫外線はあり、白肌を目指す方であればUV対策は必要です。特に雪の積もる地域やゲレンデなどに行く人は要注意!
太陽から直接くる紫外線だけでなく、雪に反射している紫外線も身体に届いてしまうので2倍の紫外線を浴びることになり、夏とほぼ変わらない量の紫外線の影響を受けてしまうそうです。

冬の美白ケア♪

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冬の美白ケアは《保湿》が重要

冬の美白ケアを後押ししてくれるのが、保湿ケア。
乾燥したお肌は、バリア機能が低下し、
紫外線ダメージを受けやすくなってしまいます。
また、ターンオーバーの乱れで角質が厚くなり、美白成分がきちんと浸透しにくくなってしまうのです。
しっかりとうるおい環境を整え、シミのできにくい肌づくりをすることが美白肌への近道。
洗顔後はしっかりと保湿

洗顔後には保湿が重要なポイントです。お肌にたっぷりと潤いと栄養を与えましょう。美白成分が入った化粧品を使うのはこの時。洗顔後初めに付ける化粧水からメラニンの生成を抑えましょう。ちなみに朝は特に保湿に重点をおき、美白ケアは夜に行うとより効果的ですよ。お肌が生まれ変わる夜は、美白成分が浸透しやすいのでしっかりとケアしましょう。

春夏と大きく違うのは、日焼け止めを塗る前の肌状態。ただでさえ、空気が乾燥する季節です。

肌に充分な保湿をしてから日焼け止めを塗るか、保湿効果の高い美容成分入りのアイテムを使って乾燥させない工夫をすることがポイントです。カサカサした肌で紫外線を浴びることは、体力不足でハードな運動をするようなもの。それこそ紫外線の餌食です。受けるダメージを最小にするためにも、冬の紫外線対策は保湿とセットで行いましょう

冬に美白効果を狙った化粧水だけだと保湿が不十分で本来の力が発揮されないようです。。。やはりこの時季だからこそ、なるべく肌への負担を避け保湿効果の高いもので優しく守ってあげたいものですね♪♪

素朴な疑問、SPF値は足し算できるか? ということ。

日焼け止めが25で、日焼け止め効果のあるこの下地は15だから、両方つければ40? とついプラスしてみたくなります。が、この足し算は残念ながら成立しません。この場合、マックスでもSPF25までの効果となり、紫外線対策においての数字の足し算は意味を持ちません。

ただ、アイテムの足し算がまったく無意味なわけではありません。そもそも数値だけでいうと、SPF25あれば計算上8時間の日焼け止め効果があるわけです。そして、日焼け止めと下地とか、日焼け止めとファンデーションを重ねることで、より確実にベールをかけることができたり、下地効果で崩れやムラを防ぐことができます。

ふと、重ねづけ効果が気になったため調べてみました。
冬に使用する日焼け止めはSPF10~20で十分といわれていますが、前述にあるとおりゲレンデや積雪のある地域で外に出るには少々力不足となってしまいます。
なので、状況に合わせた日焼け止めなどをご用意しておくことも抜かりなく☆

食べ物の摂取にも心がけを☆

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紫外線の害を防ぐ栄養素

紫外線を浴びると体内の活性酸素が増加します。この活性酸素が様々な害を引き起こすので、抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンE、βカロテンを多くとりましょう。
ビタミンCはビタミンEと取る事で相乗効果が期待できます。
ポリフェノールも紫外線の害を防ぐのに有効です。

緑黄色野菜に多く含まれるβカロチンや、ブルーベリーに多く含まれるアントシアニン、トマトに豊富なリコペンは、高い抗酸化力を持っています。

鍋のおいしい季節なので、今ブームとなっているトマト鍋や野菜たっぷりのシチュー、飲み物にはポリフェノールの多い赤ワインなどいかがでしょう?
体もぽかぽか温まる上、美白ケアにもなって、一石二鳥!

柑橘類を朝食べない

柑橘類はビタミンが豊富で特にビタミンCメラニン色素を抑える働きがあり、シミやそばかすなど美容に効果があります。そのためスムージーにして飲む人も多くいるのではないでしょうか?
しかし柑橘類は「ソラレン」という物質が含まれているため、日焼けしやすい肌を作ってしまいます。

ソラレンは紫外線に反応し吸収、肌に日焼けやかゆみ、シミなど肌に多くのダメージを与えるため、太陽が出ている間は食べるのを控えましょう。
ソラレンが身体から代謝されるのは8時間後。もし柑橘類を食べるのであれば、夕食後のデザートに食べるのがオススメですよ。

強い日焼け止めを使ったり、必要以上に美白化粧品を使うと肌に負担をかけてしまいますので、外側からは保湿剤などで肌を守り、内側からは身近なケアや食品から栄養素を摂取し、美白へアプローチしましょう♡