入浴後、髪が濡れたまま寝ていませんか?ドライヤーを使わずに自然乾燥して寝る事は髪にダメージを与えることになってしまいます。美髪を目指すなら、正しい乾かし方をマスターしておく必要があります。
乾かさないといけない理由は?
髪の毛は、濡れている時が一番ダメージを受けやすいからです。濡れたまま寝ると朝まで濡れていることもありますよね?!無防備すぎます。。!!ちょっと詳しく言うと、髪の毛は太巻きに似た構造をしていて‥(のり→お米→具)のりがいわゆる、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?キューティクルというものです。キューティクルは、ウロコ状の皮みたいなものです。濡れると開いて、乾くと閉じます。なので、濡れているときは髪の毛の中身が流れやすい状態なんですね。ちなみに、濡れた状態で摩擦を加えたりすると簡単にキューティクルははがれます。
髪の毛はすぐに乾かす
入浴後はなるべく早く髪を乾かしましょう。濡れたまま寝てしまうと、頭皮湿疹や枕のカビといったトラブルに繋がる可能性が高いのです。洗髪した後は、タオルドライをして水分を拭き取った後、ドライヤーで乾かしていきます。とにかくタオルドライを丁寧に行えばドライヤーの時間は短縮できます。頭皮はお肌と同じです。お肌と同じように丁寧にケアをしていきましょう。
しっかり【タオルドライ】は外せない
ビチョビチョに濡れたままの髪では中々乾きにくそうなのは想像できますよね!しかも、髪の毛はたんぱく質でできており、ドライヤーの熱風を長時間あててしまうことは、ダメージの原因に。まずはしっかりタオルドライをしてあげることが、ツヤツヤ髪作りのためにも、時短ドライのためにも欠かせません。まずはしっかりタオルドライをしてあげましょう♡
その際、あまり強くゴシゴシするのもNG。髪は濡れている状態が一番ダメージしやすいもの。”ポンポン”とこすらずに水分をとってあげるのが大事です。
髪の毛に保護剤を塗布する
美容室では髪の毛をドライヤーで乾かす際に、保護剤をつけてから乾かす事が多いと思います。保護剤は洗い流さないタイプのトリートメントです。ドライヤーの熱はとても熱いので、髪の毛の水分が抜けてパサつきやすくなってしまいます。保護剤をつけて熱から髪を守りパサ付きをおさえるとともに、ドライヤーの熱で潤い成分を髪に浸透させることができます。
乾かす時、ドライヤーを下から当てている?
NGです!!
最初は、髪の根元を乾かすという意味で下からガーーッとドライヤーを当ててもOKですが、半乾きくらいになったら、今度は上(耳上あたり)から下に向かって当てます。そうすることで、はがれたキューティクルが元通りになります。手で髪を下になでながら、ドライヤーも下に向かって当てて乾かすといいです。これ、最大のポイントです
毛先ではなく頭皮に近い部分を乾かす
髪の毛を乾かそうとすると、どうしても毛先ばかりに風をあててしまいますが、これでは正しい乾かし方とはいえません。毛先についてはわざわざ風を当てなくても、他の部分を乾かしている間に乾くので、毛先ではなく頭皮に近い部分を中心にドライヤーを当てていきましょう。…
前髪→耳より後ろの髪の毛の根元から乾かす
前髪は最もお悩みが多いポイントです。割れやすかったり、流れなかったり‥。なので変な別れクセがついてしまう前に乾かして欲しいです。そして、その次は横の髪の毛ではなく、後ろをかわかしましょう!耳の後ろあたりは髪の毛の量が多く乾きにくいからです。横から乾かしている方は、最後後ろを乾かすのを断念してしまう方が多いのではないでしょうか?!髪の毛の多いところ、乾きにくいところから乾かしてみてください!
最後に冷風をあてるのも忘れないでくださいね!
最後に冷風で乾かすと髪と頭皮の栄養分が逃げず、うるおいのある髪と頭皮になります。さらに最後に冷風をあてる事によって交感神経が落ち着き、寝付きが良くなるとも言われています。髪の毛は冷える時に形状が決まりますので、この時に自分好みの毛先の向きなどにしてみて下さい。