トリートメントで髪が傷む!?カラーやパーマの後のトリートメントに気を付けて!

髪をさらさら、ツヤツヤにしようとして行うトリートメント、それが原因で余計に髪が傷んでいたとしたら……それってショックですよね。薬剤の残留成分が残っているうちにコーティングすると髪に良くない場合もあるのです。

トリートメントで髪が傷むってどういうこと!?

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「カラーリングで髪が傷んじゃうから、トリートメントもやってもらおう!」美容院に行くとこう思いがち。

しかし皮肉にも、髪のためにと思ってやったカラー直後の美容院トリートメントが、かえってカラーによる傷みを助長させてしまうのだとか。

カラーやパーマの際、美容師さんに別料金のトリートメント施術まで勧められて面倒くさいという経験は誰しもあると思います。
今日から美容室でパーマやカラーリングをしたあとには
そのままブローだけして帰ってきてください。
トリートメントをすれば、あなたの髪は傷むんです。
え、え?どういうこと?
ちょっとパニックになってしまいますよね。わかります。
髪が傷んだ時にどうにかするためにトリートメントをしているのに、それ傷むって本末転倒!
どういうことなのか、順を追って見ていきましょう。

髪に薬剤が残った状態でのコーティング

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カラーやパーマって髪の中で薬が作用して色を変えたり形を変えたりする
いわば髪の整形手術みたいなモノ
この時点で必ずダメージは出てしまうものなのです。
薬剤などで手を加えているわけですものね。
傷んだ髪は絶対元には戻らない、治らない
これは間違いのナイ真実

ここから発想すると
カラーやパーマの髪に負担のかかる薬剤が髪の中に残ってるまま
トリートメントと称して表面をコーティング

直後はとても手触りが良いのです。傷んでない!?って思うくらいにさらつやですよね。
でも、2週間もすればコーティングが取れて元に戻っちゃうんです。そして、へたするとその頃には悪化していたり……!?
髪の内部に残った髪に負担のかかる成分がずっと内部に留まっていたずらし続けるから
表面はキレイに見えて中がどんどん傷んでいっちゃう
確かに、パーマをかけた日は成分が落ちてしまうからといって、自宅でシャンプーしなかったりしますよね。
希望の髪型にするためとはいえ、パーマもカラーも薬剤で髪を傷めることに違いはありません。そういった成分が髪に残った状態でコーティングするのが良くないのですね……
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カラー直後1週間は髪がアルカリに傾き、ダメージを蓄積しやすい不安定な時期。

一方で、美容院のトリートメント施術は毎日シャンプーしても2週間ほどツルツル感が続く強力なもの。このような皮膜で髪をガッツリ覆うことが裏目に出るという理屈は納得です。

薬剤や処理方法はお店によって違うので一概に悪とは言えませんが、よくわからない場合、全体カラーやパーマ後はそのまま帰るのが無難。

ホームケアで良質なアミノ酸系シャンプーやカラー用トリートメントを使い、優しくケアするくらいがオススメです。

シリコンなど被膜と呼ばれるコーティング剤の塊。

手触り、良くなります。
艶、めっちゃ出ます。
指通り、さらっさらです。

でも、ただそれだけです。

スキンケアで、例えるならばファンデーションの役割。

肌を綺麗に見せてくれるけど、それで素肌が綺麗になるかって言うと、、、それは違うよね。

確かに、ファンデーションは寝る前に落としますよね。肌に悪いから。
シャンプーして、トリートメントして寝る。
クレンジングして、ファンデーションして寝る。

すこぶるおかしい(爆)

そういわれるとそんな気もします。
わざわざ寝る前に化粧したりはしませんからね。

トリートメントが絶対悪ではない!

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「トリートメントは傷む」理論て
毛髪は死滅細胞なんで毛髪科学的に回復する事は無いって原理と
トリートメントを浸透し易くさせる為に配合されてる
「溶剤」とか「アルコール」がCMCやキューティクルにダメージ与えるから「傷む」って理論なんです。
確かにダメージはあるけれど、それはすごく小さなダメージ。
極端な事いえば髪って生えたらもう後は傷むだけなんです。

触っても傷むし
水に濡れても傷むし
太陽に当たっても
クシでとかしても
首振るだけでも
むしろ何もしなくても

毛髪科学的には微小なダメージを受けています。

髪は死滅細胞なので、自己再生できないんです。血管も神経も通ってなければ細胞分裂もしないですからね。
ツヤツヤさらさらはコーティングですから死んだ細胞だろうが生きていようがツヤツヤさらさらにはできると思います。
そういった手触りが嬉しかったり必要なこともあります。手触りを求めるのなら、コーティングしてまとまりを良くするというのは絶対正義です!
髪の表面をコーティングすることで静電気や熱から髪を守ったり、潤いやツヤを保ってくれたりする効果があります。
ボリュームを抑えてくれたり、熱から守ってくれる効果だってあるんです。
自分によって必要かそうでないかは人によって違いますよね。
ただ、薬剤の残留成分が残っているうちにコーティングすると傷みが進行するという点には頷けます。
痛みが進行するからカラーとパーマは間隔をあけようとよくいわれますが、同様にトリートメントも間隔を空けた方がいいのかもしれないですね。