放っておきたくない!!<隠れ炎症>

「傷の跡の治りが悪くなった」「シワやたるみが目立つようになってきた」なんて感じる事ありませんか?もしかしたら【隠れ炎症】かも??

【隠れ炎症】って何??

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そもそも、「炎症」とは私たちのカラダが有害な刺激を受けたり、カラダの中に異物が侵入してきたりしたとき、自らを守るために起こる生体防御反応です。たとえば、風邪やインフルエンザにかかると、免疫細胞(白血球)が炎症を引き起こすさまざまな物質(炎症性サイトカイン)を放出し、体内に侵入した細菌やウイルスを攻撃します。風邪をひくと熱が出たり、ノドが赤く腫れたりして炎症を起こすのは、このとき自らの細胞までダメージを受けてしまうから。つまり、「炎症」とは体内で免疫細胞が闘っている証なのです。
ただし、「炎症」は、その経過によって「急性炎症」と「慢性炎症」の2つに大きく分けられます。「急性炎症」は比較的早く終息しますが、「慢性炎症」は組織障害が長期にわたる上、ホルモンバランスの乱れや免疫機能の低下、さまざまな全身疾患とも深い関わりがあるため、とてもやっかいです。
「隠れ炎症」とは、この「目に見えない小さな炎症」が加齢にともなって「慢性化した状態」のこと。
実は、私たちのカラダの中では、常に「自覚症状のない小さな炎症」が発生しており、それが加齢にともなって慢性化していく傾向があるのです。
40歳を過ぎれば、多かれ少なかれ誰もが「隠れ炎症」を抱えているといっていいでしょう。
◎ こんな症状は隠れ炎症かも?

一概に隠れ炎症といってもその症状は人によってさまざまですが、以下に心当たりがある方は隠れ炎症かもしれません。

・寝跡がなかなか消えなくなってきた
・毛穴が目立つようになってきた
・乾燥肌気味だ
・便秘気味だ
・口が乾きやすい
・社内やカフェなどで自分だけ寒さを感じる
・せきやたんが出やすくなってきた
・ダイエットをしても痩せづらい

また隠れ炎症の方には喫煙者やこってり系好きのほか、デスクワークの方やインドア派が多いのだとか。

隠れ炎症、怖いですね・・・
気づかない症状からくるからどうしたらいいのやら?
そもそも原因は?改善策・対処法は?
調べてみましょう!

原因は?

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こうした隠れ炎症は、生活習慣の乱れや肥満などが原因で引き起こされることが多いとされています。

睡眠不足や運動不足・栄養バランスの悪い食事など、体にストレスを与えることが重なると、体内のあちこちで炎症が起こります。

若いうちは炎症ダメージに対する回復力もありますが、加齢にともなってその力も衰えていき、やがて炎症が慢性化して「隠れ炎症」の症状が見られはじめるのです。

「肥満、疲労・過労、ストレス、食生活の偏り、大気汚染、紫外線、不規則な生活、座りっぱなしの生活、便秘、これらが隠れ炎症の原因です。隠れ炎症を放っておくと、隠れ炎症が進行し、老化や生活習慣病が顕在化します」と話していた。
あなたはいくつ当てはまりますか?

(1)寝る前にスマホやPCをチェックする
(2)喫煙習慣がある(あった)
(3)紫外線対策を忘れがち(怠っていたことがある)
(4)便秘気味
(5)毛穴が目立つようになってきた
(6)肩コリや腰痛が慢性的になってきた
(7)デスクワークなどで座りっぱなしの時間が長い
(8)肌が乾燥しやすい
(9)ダイエットしても痩せづらくなってきた
(10)睡眠時間は6時間以下

半分以上当てはまったら隠れ炎症度高し。隠れ炎症に関するサイトでは20項目のチェックが行えるので、気になった人は本格的にチェックしてみましょう!

チェック項目を見ると、若くても油断できない内容ですよね。
睡眠・運動は大事です!
食生活も気をつけたいですね。

予防法・対策・改善策はあるの?

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抗炎症食品を食べる
緑の野菜(ケール、ブロッコリー、ほうれん草など)がたっぷり含まれた栄養密度の高い食事を食べてください。 カラフルな野菜、果物、ハーブ、スパイスは、抗酸化摂取量を高めるので、これらもお勧めです。高品質のタンパク質(牧草飼育のもの)や天然油脂も利用してください。特に、サーモン、イワシ、オヒョウなどからのオメガ3必須脂肪酸もいいです。
「隠れ炎症そのものにアプローチすることは大変なので、バリア機能を整えるなどが良い。具体的には、セラミドや抗炎症に作用し細胞そのものを元気にするスキンケア製品などを活用してほしい」と、肌細胞に働きかけるスキンケア製品を使うと良いのだと教えてくれた。米井先生は、「UVケアプラス禁煙が有効」とのこと。「また、保湿も大切で、ワセリンのようなもので肌の水分を保持してほしい」と話していた。
食事や運動、メンタル面のケア、肌の保湿などの総合的な取り組み。食事についてはお菓子などの過剰な糖分の摂取を減らし、一汁三菜を基本とした和食に代表されるバランスの良い食事を心がけるのをはじめ、よくかんでゆっくり食べることが重要と説く。さらに、血糖値を急激に上げないために野菜を先に食べるほか、腸内環境を改善するために食物繊維や発酵食品を多くとる必要性などにも触れた。

食事とともに重要な運動に関しては筋肉トレーニングや有酸素運動などを日常的に行うことを勧める。筋肉トレーニングが重要なのは、筋肉量が減少すると炎症のリスクが高まるため。全身の筋肉の7割は下半身にあることからゆっくりとしたスクワットなどが効果的なようだ。これに加えて「良質な睡眠をとるなどストレスをためないようにすることも、隠れ炎症の予防には欠かせない」

規則正しい生活が第一ではありますが、なかなか簡単にできることじゃないですよね。
でも一つ一つやっていくことが大事です!
炎症の進行を遅らせるだけでも違いはでてくるはずです!

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