夏は海や山などレジャーの季節ですよね。夏の強い日差しを浴びることによって、気が付いたら髪がパサパサに・・・。急いでトリートメントでケアをしなくちゃ!!っとその前に、実は髪よりも傷んでいる場所が・・・!?
紫外線が与える頭皮への影響
光老化、という言葉を聞いたことがありますでしょうか。これは紫外線が肌の奥まで入り込み、徐々に細胞を壊すことで、実年齢とは関係なく老化をしていくという、世にも恐ろしい老化現象なのです。
ですが実は、肌よりも多くの紫外線を浴びるのは頭皮で、頭皮こそがもっとも光老化が起きやすい場所であるいうことはご存知でしょうか。
毛髪のタンパク質を構成するシスティンという結合部分にもダメージが与えられてしまうため、髪の毛が不自然なところですっぱりと切れてしまう、枝毛や切れ毛といった現象がおきるのです。
髪の毛をつくるもととなる毛母細胞が、紫外線の影響でうまく働かなくなると、髪の毛が抜けてしまう抜け毛の原因となるだけでなく、髪の毛そのものがつくられなくなり、薄毛の原因となる可能性があります。また、頭皮の中の毛根には髪の毛を黒くする細胞があるのですが、紫外線のダメージによりそれが破壊されることで、白髪が発生するともいわれています。