朝シャンって髪に悪い?

日本人の3人に1人が朝シャンをしていますが、朝シャンは髪にあまり良くありません。それでも朝シャンをしたい方のため、頭皮にやさしい朝シャン3原則を教えます。

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朝シャンする人の割合

朝シャンをする人は、約31%という事になります。

つまり、日本人の3人に1人は朝シャンをしているということになります。 ブームになった当時に比べると朝シャンをする人の割合は落ちていますが、それでも多いです。

朝シャンはハゲの原因?その理由

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1、朝は時間がない

朝はそもそも時間がない事が多いのにその時間を割いて朝シャンをすると、急ぐあまり、しっかりとシャンプーを落とす事が出来ないことや髪を乾かすのも中途半端になってしまう

2、紫外線をまもる庇護膜ができるまえに外出してしまう

シャンプー後には、地肌からゆっくりと脂分が分泌され、髪の毛を守る庇護膜をつくります。しかし朝シャンでは、その庇護膜ができるまえに会社や学校に行ったりして、有害な紫外線などをバンバン浴びることになります。それだけ髪は傷んでしまうのです。
庇護膜(ひごまく)とは、髪の毛を外的な刺激や汚れから守ってくれる薄い膜のこと。とても薄いので、シャンプーなどの摩擦に対し、毎回剥がれ落ちます。夜に髪を洗って乾かした後、庇護膜は寝てる間に作り出されますが、朝シャンだとその時間もなく、紫外線の影響を直に受けてしまいます。そのため、髪や頭皮がダメージを受け、はげの原因となってしまいます。

3、髪の毛が育つ夜に、毛穴の皮脂をためたままにしてしまう

髪の毛が一番成長するのは、夜。特に22時から2時の間です。副交感神経が最も活発化し、成長ホルモンが大量に分泌されるからです。朝のシャンプーでは、その日にたまった毛穴の皮脂を、次の日の朝までそのままにしておきます。大切な夜の時間に皮脂が毛穴をふさぎ、髪の毛は窒息状態に。育つのに支障がでるわけです。

4、朝は毛穴が開いている

寝ている間に、頭皮は汗や皮脂を出すだけでなく、健康な髪をつくるための回復作業を行っています。朝起きた際の頭皮の毛穴は開いているため、外からの刺激を受けやすい状態。このとき、洗浄力の強いシャンプーなどを使って朝シャンしてしまうと、毛穴にダメージを与えてしまい、薄毛を促進してしまうことになりかねません。

それでも朝シャンをしたい!

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「それでも朝シャンをやめたくない!」そんな声におこたえして、髪の毛を守るための朝シャン法をお教えします。

【頭皮にやさしい朝シャン3原則】

○早起きして余裕を持った朝シャンをする

○寝る前にもシャンプーをするようにし、朝シャンは軽めにする

○髪を守るために、朝シャン後はリンスで髪をコーティング

朝シャンのメリットや効果

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睡眠時間3時間でも朝シャンすれば一日中元気でいられる
血行が良くなり、朝から活動的になる
(1)交感神経のスイッチが入り、体が活動モードになる
寝ている間は副交感神経が優位になっているため、朝はなかなかリラックスモードから抜け出せない人も少なくありません。シャワーに入ることでシャワーの温度と水流の刺激で交感神経のスイッチが入り、一気に体が目覚めます。

(2)ダイエット効果が期待できる
熱めのシャワーを浴びることで、寝ている間に下がった体温が上がり、血行が促進されます。そのため、代謝が上がった状態で一日をスタートさせることができるのです。また、交感神経のスイッチが入るので、早い時間からエネルギー消費が活発になりダイエット効果も期待できます。

(3)体臭予防
人は寝ている間にも汗や皮脂が分泌されています。汗は一晩でコップ一杯分の量をかくとも言われています。汗や皮脂の酸化は体臭の原因に……。朝シャワーで汗を流すと体臭予防につながるのでおすすめです。

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