せっかく髪の毛を染めたのに、すぐに色が落ちてしまったらもったいないですよね。ヘアカラーが長持ちしないのは、日々の習慣に原因があります。
色落ちするしくみ
きれいに染色された髪の毛でも、髪の内部に入れた色素は、時間が経つと髪から抜けていってしまいます。個人差や染料によっても違いはありますが、通常1~2ヵ月経つと、完全に色が抜けてしまいます。色が抜けた髪の毛は本来の自分の髪の色です。
ヘアカラーの発色は48時間続いている
カラーをした直後、サロンを出た後も、カラーの色素は髪の中で髪に定着しようと反応し続けてるのです!!しかし48時間=丸2日も洗わないなんてストレスですよね。 最低でも24時間は洗わないでおくことがベストです。洗う時は熱いよりも、ぬるめのお湯にするとなおよし!
毎日のシャンプーも要注意!
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ヘアカラーは、熱いお湯によっても色落ちします。
髪の毛は熱に弱いため、熱めのシャワーは髪の毛を痛める原因となってしまいます。髪の毛を洗う際には、38度くらいが適温と言われています。また、髪の洗い過ぎもよくありません。普段から整髪料などを使用している場合、複数回シャンプーをしますよね。これも色落ちの原因です。そのため、なるべく整髪料の使用を抑えてシャンプーの回数を減らしましょう。
ヘアカラーを長持ちさせるコツは「塗り方」と「流し方」にあり!
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カラーリングの発色や色持ちを良くする秘訣は、施術する美容師の腕にかかっています。第一に、髪に塗布するカラー剤の量や塗ってからの放置時間が適切であること。ここを誤ると、しっかり染まらなかったり、逆に髪色(トーン)が明るくなりすぎたり、色ムラができたりする原因になります。そして、色持ちはカラー剤の「流し方」にも左右されます。その鍵となるのが、シャンプーする前に行う「乳化」です。これは、頭皮や地肌に付着した薬液をきれいにしっかりと取り除く目的と、染毛されていない部分がないように、カラー剤をまんべんなく全体になじませる目的を兼ねています。このステップが入ることで、シャンプーで必要以上に洗うことなく、髪への負担が抑えられ、色を定着させることができるのです。
シャンプー&トリートメントにこだわる!
市販のシャンプーは、洗浄力が強いのでヘアカラーの維持にはあまり向いていないそうです。それに比べ、主にサロンなどで手に入るヘアカラー用のシャンプーはマイルドな洗浄力&ヘアカラーで失われがちな栄養素補給効果でカラーを長持ちさせてくれるそうです!トリートメントも同様にこだわりたいですね
インバス・アウトバスのトリートメントでケアを
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カラーを長持ちさせるには、カラーしてから一週間が勝負!!!インバス(洗い流すトリートメント)で髪をしっとりとさせた後、さらにアウトバス(洗い流さないトリートメント)をして、ドライヤーの熱から髪をまもってあげることが大事
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カラー専用のシャンプーなどを使う
洗浄力の強いシャンプーを控え、頭皮や髪に優しいアミノ酸系のシャンプーを使うようにしましょう。カラー専用のシャンプーもありますので、それを利用するのもお勧めです。カラー専用のシャンプーは髪や頭皮に刺激がないばかりか、髪を健康な状態にする成分や紫外線吸収力、カラーの色落ちを防ぐ成分が配合されています。
日本人は特に髪色が抜けやすい!?
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カラーリングの仕組みとは
ヘアカラーリングの仕組みは、自分のメラニン色素を脱色したあと新しい色素を髪の内部に入れ込むというもの。日本人は髪が黒っぽい人が多いので、色素の薄い欧米人に比べると脱色しにくく、そのためカラーリングした色を保つのも難しいそうです。
どうしても気に入らない。染め直ししても大丈夫?
仕上がったカラーがイメージと違う、数日でカラーが落ちてしまった、あるいは髪色が気に入らないとすぐに直したいものですが、髪への負担を考えると、少なくとも1週間は開けたいものです。どうしてもすぐに染め直ししたい場合は、施術してもらったヘアサロンに相談してみましょう。