ブラッシングのとき、髪が絡まると憂鬱ですね。無理に髪をとかすと、髪にダメージを与えてしまいます。髪が長くても、指通りのいい人もいます。どうして髪は絡まるの?
髪が絡まる理由
髪が絡まる最大の理由はキューティクルが傷んでいるからです。
通常、キューティクルは魚のウロコのように髪の表面を覆っています。しかし、傷んだキューティクルは、ウロコが開いた状態になってしまいます。そのため、1本1本がなめらかでなくなり、絡まりやすくなってしまうのです。また、髪質的にはくせ毛や細い髪も絡まりやすいと言えます。
キューティクルが立ち上がる理由には色々とあります。
1.カラー、パーマ、縮毛矯正、など薬品によりダメージ。薬品が強かったり、使い方が悪かったり、使い過ぎたりが理由です。
2.ドライヤー、アイロンなどによる熱のダメージ。特にアイロンは直接加熱部分が髪に当たるので傷め易いです。
3.地毛に(かなりの)癖がある。とキューティクルは所々ですが自然に立っています。
4.くし、特にブラシの間違った使い方。
5.風。バイク、自動車など早い乗り物で髪が風になびく時に傷む。
タオルでゴシゴシふかない
これは特にロングヘアの方が注意が必要みたいです。髪を洗った後は、タオルでゴシゴシするのではなくタオルで髪を包み込んでポンポンと軽く叩くようにして水分をとります。少し時間はかかりますが、それだけでもサラサラの髪を維持できます。ゴシゴシすると摩擦でキューティクルが傷んでしまいます。
髪の摩擦に注意
髪が濡れたまま眠ってしまうと、髪にはかなりの負担があります。一見なんともない寝返りが、髪にとっては大きなダメージになっているのです。髪が濡れているとキューティクルが開いて、傷みやすくなっている状態です。濡れた状態で眠ってしまうと枕と髪の摩擦で髪が傷んでしまいます。
摩擦が心配な方は、しっかりと髪を乾かしてから髪を束ねて寝るか、髪を枕の上に出すような感じで眠ると寝返りをしてもあまり摩擦が起きないのでダメージも少なくなりますよ!
ぐるんぐるんに絡んでしまった髪、どうする?
さてさて、うるんうるんヘアにする 方法を紹介する前に! この絡まってしまった「鳥の巣」を 解く方法を。 ブチブチィッッ!と無理やり クシで梳かすのは超NG。おススメなのが最初に手ぐしでトリートメントを塗布する!
普段使っているトリートメントを 塗って、ぬるぬるさせながら ゆっくり梳かしていく! もしくは、スプレーボトルにいれて かけながら梳かすのも◎
洗髪やくしを通したときに髪が絡まるので困っている時には
気を付けなければならないのは、毎日の洗髪時のヘアケア方法です。洗浄力の強いシャンプーの使用や、ゴシゴシと強く洗う洗髪方法は髪の毛への刺激が強くなりますので、髪の毛へのダメージへと繋がります。 できるだけ刺激の少ないアミノ酸系のシャンプーや、天然由来成分が配合された髪の毛に優しい製品を使うようにしましょう。 そして、頭皮付近はマッサージをするように洗い、毛先付近は髪の毛を撫で洗いするように優しく丁寧な洗髪を心がけて下さい。
洗髪後のドライヤーの使用は、熱によって乾きやすくなりますので髪の毛とドライヤーに距離を取り、一定の箇所に当てずにまんべんなく乾かしていくようにします。 また、自然乾燥で濡れた髪をそのままにしておくことは、髪の毛に含まれた水分が蒸発する時に乾燥を引き起こしやすくなるのでNGです。 ドライヤーを使ってきちんと乾かすようにすることで、髪の毛が絡まるのを防ぐことが出来ます。
髪を傷めない為に
ブラッシング
ブラッシングは、血行促進や髪の汚れを落とすのにとても大切です。 しかし、やり方を間違えると、切れ毛や枝毛の原因になり髪を傷めてしまいます。髪の毛をとかす時は、無理 やりひっぱったりせずに優しくブラッシングしましょう。 また、ブ ラシはプラスチツクなどの静電気の起きやすいものではなく、竹・獣毛などの天然素材のものを使うようにしましょう。
シャンプー
シャンプーの前に、髪が乾いた状態で毛先の絡まりをほぐしてあげましょう。 その後、まべんなくお湯で濡らし、指の腹と手のひらを使い、丁寧にシャンプー剤で洗います。 この時に、頭皮をマッサージするようにして洗うと、血行が促進されて◎です。次に、コンディショ ナーを特に痛みやすい毛先を中心につけていき、しばらくしたら丁寧にお湯で流します。 もし、髪のパサつきが気になるようでしたら、トリートメントを使うと、翌朝の指通りが、変わりますよ。
絡まった時、髪の毛はどうすればいいのか?
髪が絡まってしまって、どうしようもないときの対処法です。 シャンプー後のトリートメントで解決できます。やり方は簡単。 絡まってしまった部分に、直接トリートメントをつけます。少し多いくらいでも大丈夫です。 2~3分おいて手でほぐしてください。ほぐれたらシャワーで洗い流しましょう。