髪を結んでいるとスッキリしてカワイイけれど、でも、髪を結ぶってあまりいい事じゃないみたい!

毎日髪を結んでいる方は要注意ですよ!知らない間に頭皮にダメージを与えている可能性があります。健康な頭皮をキープするためにも毎日髪を結ばないように!

ポニーテールやへアーバンドスタイルも毎日だと髪にダメージを与える

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ポニーテールで髪を結ぶ、ヘアーバンドで髪をおさえる、ヘアスタイルとして魅力的ですが、毎日長時間同じように髪をこうやってまとめているのは髪にとってかえって負担となります。

きつく結んだりしていると、髪の生え際にストレスがかかり、髪質が弱ってしまうのです。毎日同じスタイルにならないよう、気をつけましょう。

髪を結ぶことによる頭皮への影響

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髪質が弱る

同じヘアスタイルを長時間、毎日続けていると髪の毛や頭皮に負担をかけてしまいます。服や物もそうですが、強い力で長い間引っ張り続けると使い物にならなくなってしまいますよね。

髪を結ぶ場合、ポニーテールなど髪をまとめてグっと引っ張るという方法は髪にとって「負担」になります。 結ぶ事によって髪の生え際と頭皮にストレスがかかり、髪質がどんどん弱ってしまうわけなんですね。

髪質が弱ると頭皮にも十分な栄養が行き渡らず、切れ毛や抜け毛といったトラブルが発生し、頭皮も炎症を起こしやすくなります。

髪を結ぶと伸びるのが早いというのは嘘!

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髪を切りすぎたという人の間で、髪を結ぶと伸びるのが早くなるという噂がよくありますよね。

しかし結論から言わせていただきますとこれは科学的には全く理由付けできない偽情報です。髪の根元をキツく縛って寝ると伸びるのが早くなるどころか、抜け毛の原因となり逆効果になります。

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髪の毛の根本を毛根と言うのですが、毛根の少し膨らんだ部分の最下部には毛乳頭という組織があります。

毛乳頭の周辺には毛母細胞が存在し、この毛母細胞が毛細血管から栄養を運び細胞分裂を繰り返すことにより髪は伸びていくのです。

ですので、いくら髪を結ぶと伸びるといっても、科学的にありえません。いくら結んだところで細胞分裂の早さは変わりませんからね。

逆に、キツくしばることにより抜け毛の原因となるのでやらない方がいいですね。

牽引性脱毛症ってなに?

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牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)とは、長時間、毛髪を強く引っ張られる状態が続いたときに発症する脱毛症のことです。

主に強く引っ張られていた髪の生え際や分け目といった部分の毛が細くなったり、切れやすくなるなどして地肌が透けて見えるようになります。必ずなるという訳ではないのですが、ポニーテールのように髪を強く束ねたりするようなヘアスタイルを常にしていると起こりやすくなるんです

牽引性脱毛症はどうしてなるの?

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牽引性脱毛症は、髪が強く引っ張られると毛根への過度の負荷が大きくなり、その状態が続くと髪が抜けやすくなり、薄毛を招いてしまう症状です。

髪を常に引っ張った状態にするポニーテールやカチューシャなどを長時間続けると、早い段階で髪が抜けてしまう事があります。少し強く引っ張ったくらいで髪が抜けることはあまりありませんが、長時間継続的に引っ張られた頭皮や皮膚は血行不良を引き起こします。血行不良が起きると、髪の毛に必要な栄養素が運ばれなくなることから、髪の毛が成長せず細くやせ細った髪になってしまいます。

髪を結ぶのと結ばないのとではどちらが痛みやすい?

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髪の事だけを考えるのであれば、結ってる方が痛みは少ないと思います。

キューティクルが摩擦によって剥がれやすくなりますし、ほこりによる絡まりを無理に梳こうとすると、毛髪が引っ張られダメージに繋がります。なので、艶出しスプレーをかけて滑りを良くするとか、ハーフアップにして絡む部分を減らすとかしてみてはどうでしょう?

補足として、あまり強く結い続けると毛根自体には負担がかかりますので、同じ所で結ばない、ひっつめすぎない、強く結った日は頭皮を労わってあげるなどしてあげるとより良いと思います。

髪は毎日結ばない方が良い?

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ポニーテールなど髪の毛をグっと引っ張るようなヘアスタイルは毎日続けないようにしましょう。ヘアスタイルを変えるのが面倒という方はいつもより結ぶ時間を短くするだけでも構いません(学校から帰ってきたらすぐに解くなど)。頭皮にかかる負担や圧力を減らす事がポイントとなります。

髪が傷んでいるときに気をつけることは?

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盲点なのは髪を結ぶゴム! 結び目のあるゴム、ラメゴム、飾りが付いているゴム… 髪がひっかかってキューティクルが剥がれて傷みます。

細いゴムは結び目が折れたようになって弱っていきます。 ゴムは太めで結び目がないものを選びましょう。 飾りのついたゴムは、その上からゆるめに使うといいでしょう。

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