雨の日のヘアー崩れ!崩れなくする強いヘアーにする方法!

雨の日対策は本当に頭の痛いところですね。雨の日でもまとまった髪で過ごすにはどうしたらいいのでしょうか?

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雨の日のヘアー。巻きが取れる、髪が広がる、クセが出てしまう…などなど雨の日限定の髪の悩み。そんな雨の日の髪の毛のメカニズムを知って崩れなくする強いヘアーにする方法をご紹介。

髪の毛は湿気を吸うと約1.5倍広がります!

髪の毛が1本で約1.5倍広がる…これを髪全体で想像してみてください。髪は何千本と生えているわけですから、髪が多ければ多いほど、大爆発を起こしますよね。また、水分が重さとなってしまうため、てっぺんがぺちゃんこになりがちなのも特徴。
まとまりずらくなる原因は、髪が湿気を吸収し、膨張してしまうから!! 日本人女性の約60%はくせ毛といわれる現在。 雨の日の80%を超える高い湿度の日には、髪の内部まで湿気が吸収され、もともとくせ毛のうねりがより強調されてしまて、うねり・広がりがでてしまうのです。

— きゃずま (@1227kazuma923) April 3, 2015

くせ毛の方はうねりが倍増!

髪の毛は水素結合によって形付けられています。しかし、きちんとドライヤーでブローをしても、頑張ってコテで伸ばしても、髪の毛は湿気を含むとその水素結合が切れてしまい、自分のクセが戻りそのまま形付けられてしまうのです。

ダメージ髪の方はさらに髪がふくらむ!

髪が傷むと髪を覆っているキューティクルがはがれてしまいます。実はキューティクルが剥がれた髪には、そこから水分がどんどん入っていき、膨張=髪がふくらんでごわついてしまうのです。また、水分が髪に入るとそこからうねりも発生するという悪循環!

雨の日でも美髪キープ方法とは?

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ブラッシングかコーミングでリセットする

「朝のセットをキープし続ける」ことを目指すより、ある程度崩せる幅を残しておいて、まめにブラッシングでリセットしたほうが、くせ毛は目立ちにくくなります。 手直しブラッシングの前には、軽い仕上がりのブラッシング剤をスプレーするか、ヘアクリームを毛先になじませ、手に残った分で上の方を押さえておくと、静電気が起きず、しっとりまとまります。ヘアミルクやローションなど水分が多いスタイリング剤はどんどんくせ毛に戻してしまうので固めのヘアクリームが向いています。

ブローよりアイロン+冷風仕上げで

ブラッシングでのリセットをより簡単にする、朝のセット方法をみていきましょう。雨の日は、高温でしっかり髪を伸ばすことができるヘアアイロンがおすすめです。しっかり温めたアイロンで、毛先、前髪、根元の順でアイロンをかけます。髪が熱くなりすぎてしまったと思ったら、ドライヤーの冷風を軽く表面に当てて冷ましましょう。スタイルキープにも役立ちます。

— 可愛いヘアアレンジ♥︎ (@hair_kawaiii) June 24, 2015

ヘアアイロンでストレートにする

ストレートパーマを当てていない人は、コテ(ヘアアイロン)でストレートにすると思います。 その際に注意すべき点をいくつかピックアップします。 コテを使用する前は、髪の毛のダメージを軽減させるトリートメントやスタイリング剤を付けて、乾かしておいて下さい。
▼温度の高いコテを使う
温度の低いコテにキープ力はありません。 200度以上の温度が出力できるコテを選びましょう。 低温のコテで何度も髪の毛をフライするより余程髪に優しいです。 セラミックプレートのコテですと熱が伝わりやすいので、忙しい朝でも楽に使用できるでしょう。
▼ストレートにするコテの使い方
ストレートにする毛束は多すぎると熱が伝わりにくく、コテの効き目が出ません。 軽く手で握り、少ないかな?と感じる程度だけ取ります。ここが第一のポイントです。 そして根元~中間~毛先に分けてコテを当てていきます。ここが第二のポイントです。 いきなり根元から毛先まで滑らせるのではなく、まずは根元から中間までコテを動かします。 その後、中央から毛先に動かします。 この動きを何度か行い、最後に根元から毛先まで滑らせます。

— Ikumi Yoshimatsu (@ikumiyoshimatsu) June 27, 2015

クセがでやすい生え際・表面の髪を攻略

汗や皮脂が出やすい生え際、そして雨や湿気の影響を受けやすい表面の髪はスタイリングしても崩れてうねりやすいのが特徴。生え際はストレートアイロンでしっかりストレートにしておいたあと、ハードスプレーをコームにかけ、髪をとかすだけ! とかすことでハードスプレーでも固まらずに仕上がり、髪がコーティングされてこれだけで湿気の侵入が防げるのです。広がりやすい方はアフタートリートメントに湿気をコントロールしてくれる成分入りのものを取り入れて!

セットした髪にはスタイリングを

せっかくブローやアイロンで髪を整えても、出先に着いたらうねりや広がりでせっかくの努力が台無しに…。その理由は湿気で水素結合が切れてしまうからとお話ししましたが、クセを出さないためにはその水素結合を守ることが大切。しかし雨の日の水や湿気は大敵。そこでブローやアイロンで整えた後にやってほしいことがスタイリング剤の利用。ブロー用のスタイリング剤を使用することによって水素結合が切れにくくなります!
雨の日のヘアー問題は、ブローでクセのない髪に整えることからがはじまり。ポイントを押さえておけば雨の日でも出先で美髪をキープできるはず! 特にうねりやすい前髪、広がりやすい毛先には出かける前のスタイリング剤を使ってのケアがマストとなりそうです。
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「ホールド力は弱め」のスタイリング剤がおすすめ

セットしたヘアスタイルを夕方までキープしようと、固めるタイプのスタイリング剤を使ってしまうと、リセットが効きません。使うならナチュラルに仕上がるワックスを。毛先には多めにもみこみ、上の方は表面を押さえる程度にしておくのがコツです。

夜のブローを徹底する!

洗髪後、タオルを巻いたまま放置・毛先を中心に乾かしがち・半渇きの乾かしたつもりが一番広がる&うねる原因! 翌朝、広がっていたり、うねっているのはきちんと乾かさずに寝グセとして定着してしまうから。髪は乾く直前に形が決まります。必ず根元から乾かすこと、そうすることで流れが整い毛先までまとまりやすい髪へ、そしてしっかりと乾かすことで翌朝のセットが楽になります。
ポイントは、キューティクルの流れに沿って上から下へ乾かすこと、そして乾かした最後に冷風を当てること! 髪表面の水分が飛んでスタイルが長持ちします。少しでも水分が残っていると後にうねりや広がりに。そうならないためにも朝シャンはおすすめできません。

うっとうしく感じたら、「ゴムよりピン」でまとめる

— 魔法のヘアアレンジ♡ (@mahou_hair_arr) June 29, 2015

雨の日の髪は普段以上にうっとうしく感じるもの。ついゴムで結わえてしまいたくなるものですが、ゴムで縛るとどうしてもくせが出やすくなります。ダウンスタイルを基本に過ごしたい日は、ゴムは使わないくらいのつもりでいる方が得策。どうしてもうっとうしい時は両サイドの髪をゆるめにまとめるハーフアップで。
あとはピンを活用しましょう。くせ毛の部分をひっぱってピンで止めておくと、リセットも効きやすくなります。

スプレーを使う

ケープなどのスプレーを髪から30cm以上離し、指で髪を持ち上げて髪の間にスプレーするイメージで振りかけます。髪の毛に近づけ過ぎるとパリパリになりますし、髪を持ち上げて掛けないと表面しかキープされません。

「手のひらスプレー」で全体を落ち着ける方法

朝のスタイリング時にやってしまうと、ブラッシングをした時に、粉をふいてしまう可能性があるのであまりおすすめできませんが、「アフター5を乗り切りたい」という時には役立つ方法です。

具体的には、ブラッシングを済ませた後、ハードキープ用のスプレーを手のひらにスプレーし、毛先からぎゅっぎゅっと掴みながらテンションをかけます。アイロンを持ち込める場所なら、アイロン後に全体にかけてからもう1度手でひっぱっておくといいでしょう。

くせ毛は水分コントロールが決め手!

梅雨時期になると、ヘアサロンでは縮毛矯正やストレートパーマのオーダーがものすごく増えるそうです。楽をしたいという時にはそれも有効な手段かと思いますが、くせ毛を本質的に治すものではないこと、髪が傷むことも考慮しておく必要があります。

くせ毛の雨の日対策のポイントは、水分のコントロール。スタイリングで余分な水分を与え過ぎないことに注意するだけでも、落ち着きのある髪で過ごせますよ。

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