女性なら誰でも憧れる天使の輪のできたツヤ髪。髪の毛に比較的ダメージの少ない子供たちの髪の毛にはあるものですが、成長していくと、ヘアケアをしていない限り、自然には発生してくれません。
欲しいのは天使の輪!
「髪の毛のツヤ」とは、髪にあたった光の反射のことです。反射する部分としない部分の境界がくっきりしているほど、反射光が強くなり、光の輪ができます。この光の輪は“天使の輪”と呼ばれ、ツヤのある髪の象徴です。
天使の輪ができる条件!
まず、髪の毛に天使の輪を作るには、髪の毛が傷んでいないことが大前提!ツヤが出る条件は?
髪の毛の潤いやハリを維持してくれるキューティクルがしっかりと髪を保護していること!ウェーブがかかっておらず、1本1本の髪の毛がまっすぐであること!『ダークブラウン』や『黒髪』のストレートスタイルであること!
これらの条件が、綺麗な天使の輪ができる髪の毛には必須です。
明るくカラーリングをしていない髪の毛は、ダメージが少なく天使の輪が作りやすい髪型。 脱色してブリーチをかけてしまったり、パーマをかけてしまったりすると、表面のツヤがなくなり、天使の輪はできにくくなります。
▼髪の毛の色は黒ですか?
必ずしも黒である必要はないのですが、黒もしくは、限りなく黒に近い色じゃないと出ません。カラーリングしている人は出来ませんよ。▼髪の毛はストレートですか?
髪の毛はストレートですが?痛む痛まないの前に、毛の根元からウエーブしていたら、光を上手に反射できませんので、出来ませんよ。▼髪の毛は痛んでいませんか?
最重要項目と書くと大げさですが、でも、髪の毛が傷んでいたら、できません。
キューティクルがしっかりと閉じていて、髪の毛にツヤがないと、光の反射角度が一定にならないし、反射する能力が損なわれているので、残念ですが出来ないんです。
シャンプー
髪の毛をシャンプーする時は、いきなりシャンプー液を頭皮に塗布するのではなく、事前に髪の毛全体をお湯で濡らしてから洗浄すると良いでしょう。その理由として、温かい温度に頭皮が浸透すると、毛穴が開いて皮脂が浮かび上がり、汚れを落としやすい状態になります。 そうすることで頭皮状態を、より清潔にし、健やかな髪の毛を育てる土台作りに成功するという訳です。
洗いすぎない
シャンプーするごとに髪や頭皮の油分を奪っているわけですから、洗いすぎるとキシキシと乾燥してしまいツヤを失いやすくなります。自分の髪の様子をよく観察し、どのくらいの頻度で洗うと自分の髪に一番ツヤが出るかチェックしてみてください。
二種類のトリートメントを使用!
天使の輪ができる部分は、頭の鉢(はち)と呼ばれる、頭の骨の直径が最も大きい部分。 ここに光があたり、ツヤツヤと輝きます。きれいに光を反射するには、髪の毛の1本1本を、まっすぐでハリのある状態にしておかなければなりません。 そのため、髪の毛に潤いやハリを与える『トリートメント』は欠かせないアイテム!
綺麗に汚れを落としておかないと、トリートメントの含む栄養や潤い成分が、髪の奥までしっかりと浸透しません。 そのため、トリートメントを利用する際には、塗布する前のシャンプーがとても重要なのです!
丁寧なブラッシング
まずはブラッシング。シャンプーの前には必ず丁寧にブラッシングをし、からんだ髪をほぐして汚れを落としやすくしましょう。きちんとブラッシングを行ってからのシャンプーは、ブラッシングなしのシャンプーと比べて段違いの汚れ落ちになります。毛穴の汚れをきちんと落とすためにもブラッシングは欠かさずに。
また、髪の根元からしっかりとブラッシングを繰り返すことで頭皮に適度な刺激を与えることができます。その結果、頭皮の血行が良くなり、健康な髪の発毛も促進します。
濡れた髪にブラシを入れない
バスルームでトリートメントするときにブラシを使ったりはしていませんよね? 濡れた髪はキューティクルが開いている状態なので、ちょっとした刺激にも無防備な状態です。濡れた髪にブラシをいれると髪を傷め、ツヤを失わせてしまうので絶対にしないでくださいね。 どうしても髪をとかす必要があるときには、目の粗いクシを使用するようにしてください。
寝癖直し・ブローでツヤ出し
タオルをターバンのようにして水分をとっている子は、時間に注意! 根元に変な癖がつくとなかなかとれず、ツヤの天敵であるうねりの原因に…軽くタオルドライをした髪にスタイリングウォーターをつけ、めの荒いコームで梳かしていくことで髪の絡まりやダメージを防ぎましょう!