抜け毛と言っても<自然な抜け毛と異常な抜け毛>があるってご存知でしたか?

シャンプーやブラッシングの時に、抜け毛が気になる方は多いと思います。いったい自然な抜け毛と異常な抜け毛とはどう言う事なんでしょう。

髪の毛の仕組み

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髪の毛は、多い人で14~15万本、少ない人で6~7万本、平均して約10万本あります。1つの毛穴からは3本から5本生えており、それぞれの毛が1日に0.3~0.4mmずつ伸びています。

女性場合、髪の毛の寿命は約4~6年です。そして成長期、退行期、休止期、脱毛を繰り返しながら生え替わっています。この生え替わりのサイクルを「ヘアサイクル」と言います。

このヘアサイクルが何らかの原因で乱れると、髪の毛は寿命を迎える前に新しい髪の毛がまだ生えてこないのに抜け落ちてしまいます。これが薄毛の元となる抜け毛です。

抜け毛には、異常な症状と自然な症状のものとがあります。

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頭を洗った後、排水溝に溜まった「抜け毛」にドキッとした経験はありませんか?
本来、髪というものは、常に生え変わるものであり、一生抜けない毛はありません。1日の抜け毛が100本程度までは自然の抜け毛であると言えます。

年齢を重ねるとともに抜け毛が増えるのも加齢現象の一種で普通です。また、秋は抜け毛が増えることがあり、1日200本前後抜ける場合もありますが、これもそれほど気にする必要はありません。

しかし、抜け毛の量が明らかに多くなってきているときは注意が必要です。特に抜けた毛の根の毛球の下にしっぽのようなものがついていたり、左右が対象でなかったりする場合は、「異常脱毛」の可能性があります。

抜け毛の数、どれくらい?

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ブラッシングやシャンプーで抜ける髪って気になりますよね。 1日に抜ける髪の数ってどのくらいが目安でしょう?

20~30歳代では1日約80本、 50~60歳代では約150本程度までは異常ではないと言われています。 結構抜けるものですね…

ただ、抜け毛の中に短い毛が多い場合は、脱毛症の疑いがあると言われています。

自然脱毛と異常脱毛

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毛髪のヘアサイクルが休止期に入るとブラッシングやシャンプーなどで自然に抜ける毛があります。 抜け毛の毛根が白く乾きマッチ棒のような形態が自然脱毛です。

それに対して 異常脱毛は毛根部が委縮し「感嘆符(!)」に似ています。 感嘆符毛とも言われ、毛根への栄養補給が十分でないため、毛根部が痩せて細くなっているのです。 毛根部への栄養補給がそのまま滞ると抜け毛が多くなる、やがて薄毛へと進展してしまいます。

異常脱毛とは?

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抜け毛の時期でも無いのに、毎日明らかに100本以上の脱毛が確認される場合、異常脱毛の可能性があります。異常脱毛とは、何らかの原因でヘアサイクルに乱れが生じてしまい、成長期が短くなり、休止期が長くなってしまうことにより発生する抜け毛です。

ヘアサイクルが乱れてしまうと、通常2~6年は成長し続けるはずの毛髪が、成長の途中で抜け落ちてしまいます。すると、次の毛髪が生えてくるまでかなりの時間を要してしまい、その間にも抜毛は進んでいきますので、結果として薄毛を招いてしまう原因となってしまいます。

シャンプーによる異常な本数の抜け毛について

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シャンプーの際に異常な本数の抜け毛が発生するということで、悩んでいる女性の方はいらっしゃいます。 「排水溝に溜まる髪の毛の本数が多い」「シャンプーの際に指に付着する抜け毛の数が異常」という経験をお持ちの方は多いはずです。

しかし、私たちの髪の毛にはヘアサイクルがあり、成長期⇒退行期⇒休止期と進んでいき、休止期に至った毛髪は特に大きな刺激を加えなくても自然と抜け落ちていきます。 頭皮全体の約1割はこの休止期に至っていると考えられ、シャンプーの際に数十本が抜け落ちたとしても決して異常というわけではありません。

異常脱毛の見分け方

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・毛根の膨らみが少ない
毛根の中心にある毛乳頭に栄養が足りていないと毛根の膨らみが少ない状態になります。もちろん栄養が足りていないため髪は成長しません。

・毛根の先が細くなっている
ストレスや内分泌異常、免疫疾患などが原因として起こります。円形脱毛症などによく見られる毛根です。

・毛根部分がない。もしくは途中で切れてしまっている。
老化や無理なダイエットが原因で起こります。毛根から抜けずに毛根の上で切れてしまっている状態です。円形脱毛症やびまん性脱毛症に多く見られます。

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抜け毛が気になりだすと、精神的に落ち込んでしまうこともあります。ですが考え過ぎてしまうことがストレスとなり、さらに悪い影響を与えてしまいかねません。あまり深刻にならず、不安が大きければ専門医に相談してみましょう。

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