薄毛は加齢やストレスだけが原因ではありません。病気が原因になっている場合もあります。自分で薄毛の原因を探ってみませんか?
薄毛で悩む女性は多い。
年のせい?なんて自己判断していませんか?
年のせい?なんて自己判断していませんか?
実は女性の薄毛には、病気が関係していることもあります。
薄毛で悩む女性は増えている
via toyokeizai.net
薄毛は加齢やストレスだけが原因ではありません。病気が原因になっている場合もあります。自分で薄毛の原因を探ってみませんか?
実は女性の薄毛には、病気が関係していることもあります。
ここ数年で頭髪治療専門クリニック(病院)に訪れる女性患者数が増加しています。
20代や30代の若い世代も抜け毛に悩み、薄毛治療を行っている女性が少なくありません。
頭髪の専門外来だけでなく、皮膚科などに通う女性も含めると、薄毛・抜け毛治療の患者数はさらに多くなります。
薄毛といえば以前は男性の悩みの一つでした。しかし、最近女性でも薄毛に悩む人が増えています。ある調査によると、成人女性の約3割が薄毛に悩んでいるようです。
甲状腺の病気は、全体的にみて男性より約7倍女性に多く起こる頻度が高いため、甲状腺疾患は“女性の病気”というレッテルが貼られていました。しかし、バセドウ病や橋本病、そして甲状腺がんのようなある特定の病気では、この数字はもっと高くなります。
甲状腺の病気は女性、それも20代から40代の女性にたいへん多い病気です。なぜ多いのかはっきりしていませんが、バセドウ病や橋本病はそれぞれ甲状腺自己抗体が原因の自己免疫疾患のひとつです。一般的に、自己免疫疾患は女性に多い事が知られています。
つむじから分け目あたりの薄毛が気になる女性は、「甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)」の可能性があります。甲状腺機能低下症は、薄毛対策するよりも先に病気を治す事により、女性の抜け毛が解消されます。つむじから分け目あたりの薄毛が気になる女性は、しっかりと治療をすることで解決出来る場合があるようです。
脱毛が起こる原因の一つに、甲状腺機能低下症と呼ばれる病気があります。
甲状腺機能低下症になると、甲状腺ホルモンが減少してしまいます。甲状腺ホルモンは髪の成長と深い関わりがありますので、これが減少すると結果的に脱毛が起こりやすくなります。
甲状腺ホルモンは、髪をつくる毛母細胞も活性化させる働きがあります。 しかし、ホルモンの分泌が減少してしまうと生死に関わる臓器などへの配分を最優先させるため、髪の毛の成長に使われる分が減ってしまい、 結果として、髪の毛の発育不良が起こり、抜け毛が増えますし、発毛が阻害されてしまうんです。
甲状腺ホルモンの毛髪の成長サイクルに対する作用についてはかなり詳しく研究されていて、甲状腺ホルモンは、髪の毛の成長の開始と成長の期間に対する作用があることが分かっています。
そのために、甲状腺ホルモンが不足しますと、髪の毛は、細く、弱くなって抜けていきますし、脱毛したあと髪の毛が再び生えてくるのに要する時間も長くかかります。
女性に多い脱毛で、10人に1人は治療薬を飲めば治るタイプがあります。
それは「甲状腺機能低下症」という病気の場合で、治療薬とは「甲状腺ホルモン剤」です。何らかの原因で甲状腺から出るホルモンが少なくなっているために体に様々な不具合が起き、その一環として髪の毛が抜けてしまうのです。
甲状腺機能低下症が原因の薄毛の場合は、甲状腺ホルモンを補充することで、ほぼ回復します。 同時に薄毛以外の付随症状も治るはずです。
内科、皮膚科。薄毛外来で、TSHという血液検査をうければ甲状腺機能低下症かどうかはすぐわかります。 甲状腺機能低下症の治療がそのまま薄毛治療になると思ってください。