乾燥のせい?お肌のかゆみと【湿疹】

乾燥のせいでお肌がかゆくなる・・・なんてことありませんか?かゆいなーと思いながらついついかいてしまって、お肌が熱もってしまってさらにかゆみが増したり湿疹が出てしまったりすることもあるはず。対処法や改善策があるなら知りたいですよね!

乾燥するとでてくる「かゆみ」

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かゆみの原因として直結しているのがズバリ乾燥です。
皮膚が薄いところから乾燥しやすく、特にすね、目元、口元は乾燥しやすいところです。
乾燥が進むと肌老化にもつながり、しわやたるみの原因となります。
早い段階での乾燥肌対策を怠ると、しだいに肌が赤みを帯び、肌表面がはがれて白く粉をふいたようなものが見られたり、ブツブツとした湿疹が出来る「皮脂欠乏性湿疹」へと進行します。湿疹が出来た肌はバリア機能が低下しているため、外界からの刺激がダイレクトになって敏感に反応しやすくなり、かゆみを伴うようになります。
冷たい空気や風にさらされることで末梢血管が収縮し、皮膚の血流が悪くなってくるために、皮脂の分泌が悪くなると同時に、肌の水分も少なくなります。
このような皮膚の乾燥と血流の悪化がまさしくかゆみを引き起こす原因であって、年齢や性別に関係なく起こる症状となっているのです。
とりわけ手のひら・足のうら・腕の内側やすねのあたりなどは、もともと皮脂が不足しがちな部位でもあるために、強くかゆみを感じることが多くなります。
乾燥すると、自然とかゆくなりますよね。
肌が乾燥してかゆみが伴った場合、早い段階で対処するべきです。。。
かゆいだけだからまぁ大丈夫なんて思わないでくださいね!

湿疹が出てしまったら・・・?

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まずはかゆみを抑えることが先決

湿疹になってしまったら、何はなくともかゆみを抑えることを再優先しなければなりません。かゆみが残っているままケアをしても、その後再びかいてしまうようなことがあれば元の木阿弥です。

しかしできれば薬はあまり使わずに治したいところ。そこで効果的なのがワセリンです。ワセリンは肌の角質等に浸透してしまうことはなく、肌の表面で油分の膜を作って肌の水分維持と保護を行ってくれるというものです。保護効果の持続時間も非常に長く、こすったりしないで大人しくしていれば約24時間という長時間にわたって、肌を保護することが可能なのです。

ワセリンは一切副作用の心配もありませんし、油分の膜を作ることでかゆみの防止にもなります。かゆみを抑えるための処置として、まずはワセリンでのケアがおすすめです。

●おもな保湿剤の種類と特徴

・ワセリン……皮膚の表面に油脂性の膜をつくり、水分の蒸発を防ぐはたらきがある。刺激は無く保湿効果も高いが、使用感がベタつく。
・セラミド…… 角質の水分保持に重要な役割を果たす細胞間脂質物質の一種、セラミドを含んだ製品。保湿効果があり、皮膚に柔軟性を与える。
・尿素剤…… 体内の水分を角質層にとりこみ、角質の固い部分を取り去るはたらきがある。配合量が10%と20%の2種類があり、含有量が高いと保湿効果は上がるが、刺激を感じることもある。
・ヘパリン類似物質…… 角質の水分含有量を増加させ、皮膚のうるおいを保つほか、血行を良くするはたらきがある。

かゆいからスグにステロイドを使うのはNG!

ステロイド外用剤の副作用

①.皮膚萎縮(皮膚が薄くなり、傷つきやすくなる)
②.毛細血管拡張(血管が脆弱して、皮膚が赤くなる。いわゆる“赤ら顔”)
③.毛包皮脂腺の異常活性化(ニキビ、多毛など)
④.皮膚の易感染性の亢進(細菌や、ウイルスの感染にかかりやすくなる)
⑤.ごく稀に全身的副作用~副腎皮質機能の抑制

湿疹が出た時は「ワセリン」がイイみたいです!
ただ、まだかゆい段階でワセリンを塗ってもかいてしまって塗ったものが取れてしまうのであまり意味が無いんだとか。。。
かゆみには<ステロイド>みたいなイメージありますけど、ステロイドは強い薬なので皮膚科に行って処方されない限りは使う事は控えた方が良いです。(皮膚科でも、診察されずに薬だけ処方してくるような所は止めた方が良いです!)

やっぱり普段からの保湿が大事☆

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暖房の使い方で予防

暖房をつけたら、加湿器なども同時に使って、室内の湿度を上げるようにしましょう。湿度を50~60%程度にしておけば、室温を低温に設定しても、それほど寒く感じずにすみます。
加湿器がない場合は、洗濯物を部屋干しすると適度に加湿され省エネにもなります。
また、足先が冷える方は足温器を活用すれば、暖房の温度を低く設定できます。

体の洗い方を見直すだけで保湿力は変わる!

ボディを洗うときは、ゴシゴシこすってはいけません。皮脂膜をとりすぎてしまう上、肌表面に細かい傷ができて、そこから乾燥や肌荒れ、炎症などのトラブルが起こる可能性があります。

たっぷりの泡でやさしく洗う。それは、顔のお手入れと同じくらいボディにとっても大切なことです。

乾燥肌に必要なのは、肌の『水分』と『油分』をバランス良く補う事です。
化粧水の役割は肌の水分補給をして柔らかくなめらかな肌にする事なので、水溶性の保湿成分を取り入れましょう。
水溶性の保湿成分とは、水に溶けやすく水分と相性の良い成分です。肌の水分を保つ『保水力』に優れていて、肌の水分補給をしてくれます。
水溶性保湿成分は水分の多い化粧水に配合する事で、より安定性が高まります
水分補給した上で、美容液や乳液・クリームで油分を補い、肌を整えます。
もちろん第一条件に【保湿】が大事!
でも、しっかり毎日保湿していてもその日の環境によってどうしても乾燥してしまったりすることもありますよね。
そんな時にワセリンなどで対処してみたらいいと思います♪
どうしても、かゆみや湿疹が続くようであれば早めに皮膚科に行ってくださいね!

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