とにかく<朝シャン>って髪に良くないんです!良くない理由まとめました。

本来、シャンプーは夜寝る前にしますが、そんなシャンプーを朝にもすることを朝シャンといいます。当たり前な話ですが。ちなみに朝シャンには、夜も朝もシャンプーする人と朝のみにシャンプーする人の2パターンあるんです。

朝シャンという言葉の由来

 (22177)

この朝シャンという言葉の由来は、1987年、資生堂が発売した「モーニングフレッシュ」というシャンプーのキャッチフレーズ「朝のシャンプー」を当時の女子高生が朝シャンと略したことが始まりです。

朝シャンする人の割合

 (22178)

サンプル数は約95000人です。一番多いのは67%で夜にシャンプーする人で、朝シャンをする人は、約31%という事になります。

つまり、日本人の3人に1人は朝シャンをしているということになります。 ブームになった当時に比べると朝シャンをする人の割合は落ちていますが、それでも多いです。

朝シャンが及ぼす悪影響とは

 (22180)

頭皮は皮脂腺や汗腺が多く、一日を過ごした頭皮は皮脂や汗などの汚れが驚くほど詰まっています。このような汚れが頭皮に残った状態で眠ってしまうと、いくらゴールデンタイムに睡眠を取ったとしても、細胞の生まれ変わりや呼吸ができず、成長が滞ってしまいます。

また、菌やダニが繁殖しやすくなり、異常繁殖すると頭皮の臭いや炎症などの症状が起き、さらには抜け毛やかゆみも多くなります。

朝は時間がないので丁寧に洗えない

 (22182)

朝は時間がなく急いでいることが多いため、シャンプーが雑になりがちです。慌てて強くこすりすぎたりすすぎ残しがあったりすると、髪や頭皮を傷める原因になります。

朝シャンは抜け毛のもと?

 (22184)

▼髪の毛を守る庇護膜が朝シャンで徐々に失われる

庇護膜(ひごまく)とは、髪の毛を外的な刺激や汚れから守ってくれる薄い膜のこと。とても薄いので、シャンプーなどの摩擦に対し、毎回剥がれ落ちます。夜に髪を洗って乾かした後、庇護膜は寝てる間に作り出されますが、朝シャンだとその時間もなく、紫外線の影響を直に受けてしまいます。そのため、髪や頭皮がダメージを受け、はげの原因となってしまいます。

朝シャンは頭皮のニオイを招く!

 (22189)

その日のうちにお風呂に入らないと、頭皮の皮脂が酸化し、常在菌が繁殖してニオイ・フケ・痒みの原因になります。特に夏場は汗をたくさんかくため、皮脂もたくさん分泌されるので要注意です。

また、その日のうちに頭を洗っても、洗髪後頭にタオルを巻いたまま長時間放置したり、髪が濡れたまま寝てしまうのも、菌が繁殖しやすく、ニオイの原因になります。

紫外線のダメージをもろに受けてしまう

 (22186)

頭皮は庇護膜(ひごまく)という紫外線などの外部の刺激から頭皮を守ってくれる皮脂でできた膜があります。

カンの良い方ならもうおわかりかもしれませんが、朝シャンをしたらこの膜がなくなっちゃうんですね。 夜に洗髪した場合なら、朝には庇護膜は 再生されているんですが、朝シャンだと再生が追いつかない というワケです。 だから、紫外線などのダメージをもろに直撃… なんてことになってしまいます。

朝シャンだけで済まして夜にシャンプーをしなくなる

髪の毛が最も成長するのは副交感神経が最も活発化することで成長ホルモンがたくさん分泌される夜22時~2時の間です。

これに対し朝シャンだけで夜にシャンプーをしない場合、毛穴に詰まった汚れや皮脂で毛穴は塞がれる挙句、そのまま放置することになります。これでは髪の毛の成長を自ら妨げてしまうことになります

シャンプーは夜に1回

 (22191)

基本的には、シャンプーは夜寝る前に1回するようにしましょう。朝シャンは正直お勧めしませんが、どうしてもやりたい場合には、以下の事を徹底させてください。

夜のシャンプーは必ずする
毎日朝シャンはしない
時間に余裕を持って、しっかりとすすぎをする

あなたにオススメのコンテンツ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする