【髪のゆがみ改善！見た目のアンチエイジング効果♡ 】

30代から40代女性の約7割（※）が「髪のゆがみ」で悩んでいるそう。ヘアメイクアップ・アーティストの嶋田ちあき氏によると、

年齢を重ねる中で、昔と同じスタイリングが決まらないなど、なんとなくの悩みの原因は、毛髪内部のタンパク質、脂質、水分などのバランスが崩れることです。

これは、ダメージヘアとは違うので、ダメージケアをするのではなく、毛髪内部のバランス低下によるゆがみにフォーカスしたヘアケア製品などでケアすると改善が見込めるでしょう。

とのこと。ダメージヘアと同じケアをしがちですが、原因が違うとヘアケアも違うのですね。

髪のうねりの大きな原因は2つあります。一つは、血流の低下。全身の血流は頭皮に限らず年齢と共に低下し、毛根への栄養が若い時より充分に補給できなくなるためです。

もう一つが、各種ホルモン分泌の低下。ホルモンの髪に対する影響はすべて解明されているわけではないのですが、更年期の症状に直結するといわれているエストロゲン（女性ホルモンの一つ）の低下ががびまん性脱毛症やうねり、乾燥に影響していることが経験症例としてわかっています。女性ホルモンの分泌は20代がピークで、30歳を過ぎると徐々に低下し、45～55歳の更年期に急激に下降をはじめます。加齢に伴いホルモンバランスが崩れるにつれ、髪質にもさまざまな変化が現れてきます。

タンパク質の摂取と、ヘアケア製品で改善を

毛髪成分が偏ると「髪のゆがみ」が起こる
「生活習慣を改善し、ホルモンバランスを整えるのが最優先。生活の改善は肌や代謝にも効果的です。とくにヘアに関して言えば、“アミノ酸タンパク質”の摂取が大切になってきます。普段の食生活では髪に必要なタンパク質の量は足りないので、良質なプロテインを摂ってください」（嶋田さん）

頭皮ケアで「毛根の歪み」を改善しよう！
私が毛穴の歪み対策でシャンプーを選ぶときの基準は3つあります。

「頭皮にストレスを与えない低刺激なもの」。
「毛穴の汚れをしっかり取り除けること」
「頭皮に残留添加物が残りにくいもの」
の3つです。

うねりが気になる髪の場合であれば、頭皮が綺麗になるアミノ酸系のシャンプーや髪が軽やかに仕上がるノンシリコンシャンプを試してみるとおすすめです。

アミノ酸系のシャンプーは頭皮に低刺激で優しいですし、地肌や髪の状態を健康的に整えてくれます。

また、うねりが気になる髪はべたつきが気になりやすいシャンプーや、重たい仕上がりのシャンプーを選ぶよりも、ふんわりかろやかに仕上がるノンシリコンシャンプーを使った方が癖が収まることも多いものです。

キレイな髪には「健康な地肌から生えた、ダメージのない毛髪」が不可欠です。まずは正しいシャンプーの手順から説明していきましょう。

1．シャンプー前に軽くブラッシングをして外側の汚れを落とします。

2．髪を十分に濡らします。

3．シャンプーは手の平で軽く泡立ててから、以下の順番で洗います。
シャンプーする順番
1皮脂が多い生え際
2頭頂部
3襟足
4髪全体

4．髪全体をシャンプーの泡でしっかり包んだら、頭皮を指の腹で丁寧にやさしくマッサージするように洗います。★マッサージ効果で血流促進にもなり、健康な頭皮をつくるために役立ちます。

5．最後に泡が残らないようにしっかりとすすぎます。
※襟足や耳の後ろなど、すすぎにくい部分もシャンプーが残らないよう、意識して洗い流しましょう

ノンシリコンシャンプーですが、ヒマワリオイルのおかげなのか、洗った時から指どおりがよく、翌日にはしっとりまとまりやすい髪に。フローラルの香りでリラックスできます。さらに、ダメージセンサー機能もあり、ゆがみのみならず、補修機能も備えています。