秋冬のデイリーケアで絡まるパサつく乾燥ヘア対策!

夏は紫外線対策に気を付ける季節ですが、秋冬は乾燥に気を付けましょう。髪がパサパサになって絡まりやすくなっちゃうかも。毎日のデイリーケアでしっかり対策しましょう!

夏は紫外線、秋冬は……やっぱり乾燥!

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秋から冬にかけては、1年のうちでもっとも乾燥する季節。屋外での湿度は平均でおよそ50%。暖房が効いた室内では、さらに30%近くにまで下がることもあります。
夏は紫外線対策に気を付ける季節ですが、秋冬は乾燥に気を付けましょう。
髪がパサパサになって絡まりやすくなっちゃうかも。
秋がはじまると肌の乾燥と同時に髪の乾燥も始まり、ケアをしても乾きやすくパサつきやすい状態に…。パサつく髪は自分にとって不快だけでなく、周囲からもパサパサ女という印象を与えてしまうかも?

髪も頭皮もダメージを!?【乾燥】注意!

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頭皮がベタついているわけではないのに、頭がムズムズかゆかったり、ひどい時にはフケっぽい粉のようなものが出てくる時は頭皮の乾燥が原因かもしれません。
髪は髪で、傷んだ毛先から潤いがどんどん奪われてパサつきがひどくなったり、細くなったり切れたり、無傷ではいられません。

キューティクルが剥がれやすくなる【静電気】に注意!

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さらに深刻なのは静電気。これも乾燥が原因で起こるものですが、ただ髪がぼわ~んと広がったり、顔にピタッとまとわりついているだけではないのです。髪が静電気を帯びると、髪表面のキューティクルが広がって剥がれやすくなります。
気を付けたいのが秋冬アイテムのニット素材やストール・マフラーなどと言った季節ならではのファッションアイテム。これらの摩擦によって静電気が発生しやすくなり、髪のパサつきの原因に…。

乾燥や静電気に負けないためにもしっかり【保湿】!

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そんな冬のヘアケアは、1にも2にも保湿が大切。
夏の髪の毛の紫外線ケアと同じくらい、秋~冬の静電気ケアは大切なのです。ヘアセットの前や洗髪後などのアウトバストリートメントでしっかり保湿し、髪をなめらかにすることがポイント。
秋冬の髪に感想が大敵だということがわかったので、ここからは具体的なケア方法を見ていきましょう!
日常生活でできるデイリーケアでしっかり対策!

基本的なお風呂について、見直そう!

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MINX原宿店代表の池戸裕二さんに“1日2回の洗髪はアリか”をうかがったところ「夏場は寝ている間に汗をかくので、朝と夜両方行っても良いと思います。ただ、乾燥しやすい秋冬は適度な油分を保つ必要があるので、1日1回、夜のみにしておいた方よいでしょう」とアドバイスをいただきました。
寝ている間は髪がこすれてキューティクルの損傷を招きやすいため、髪を洗ってオイルやトリートメントで表面を保護し、ドライヤーでしっかり乾かしてからベッドに入った方が良いでしょう。
朝シャンは控えて、洗髪は1日1回!まくら摩擦などのことも考えて、寝る前にはしっかりケアをしましょう!
そして、寒い季節だからこそ気を付けたいお風呂の温度も要チェックですよ!
寒いからといって40度近いお湯で洗髪してしまっては、髪は潤いを逃がしてしまうほか、熱すぎて乾燥を加速させる原因に。
毎日続けていると地肌を傷めてしまったり、かゆみをもたらす可能性も。洗顔を熱いお湯でしてはいけないのと同じで、洗髪の温度も最高38度にしましょう。

シャンプーは潤いを流し過ぎないように!栄養補給も!

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シャンプーは潤いを流し過ぎないように、脱脂力・洗浄力が低めのものを選んで、摩擦を起こさないよう優しく洗うのが基本。
潤いがどんどん逃げるので、コンディショナーだけでなく、トリートメントで髪内部に栄養補給することも大切です。できれば頭皮も保湿できるものが理想的。
髪のぱさつき予防や改善に効果的なのが「ヘアパック」。シャンプー後、いつもヘアコンディショナーでのお手入れを欠かさないという方でも、乾燥する季節にはぜひ行いたいスペシャルケアです。
タオルで軽く水気を拭き取った髪にコンディショナーをいつもより多めにつけて、蒸しタオルを頭に巻いて5分間ほどおくだけでOK!

乾かすときも注意して!

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シャンプー後の髪はデリケートで、とくにドライヤーで髪が乾ききると、急に髪の温度が上がり傷みやすくなります。熱風から髪を守るためにも、洗い流さない濃密トリートメントでしっかりケア!
ドライヤーで乾かす際に、乾きやすい毛先からでなく、必ず根元からしっかりと乾かすこと。先に毛先が乾いてしまったらミストタイプのトリートメントなどで湿らせ毛先に負担がかからないようにしましょう。
お風呂上りや、頭皮の乾燥を感じたら、頭皮に化粧水をつけるのもおすすめです。ついでに毛先にもなじませれば、パサつきも少し落ち着くはず。

ブラッシングは3段階!

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ブラッシングは髪に付着したホコリを取り除いたり、乱れたヘアスタイルを整えるのに便利ですが、必要以上に行うと摩擦によるダメージを与えてしまうのでほどほどに。
ブラッシングは細心の注意が必要です。かわいたままブラシを雑に通すと、静電気を起こすだけでなくもつれたり、最悪の場合は切れることも度々。
まずは髪の滑りをよくするスプレーや、乾燥を押さえるミストを髪につけてから。一気に頭皮の方からとかすのではなく、長い髪の場合は、毛先→中央→根本と3段階ぐらいに分けてブラッシングしましょう。

日常生活で気を付けたいこともチェック!

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マフラーやストールを外す時、シュッと引き抜くと、その瞬間にバチバチ静電気が起こる確率はかなりのもの。マフラーは引き抜くのではなく、ゆっくり外す。長い髪は束ねる。など、小さな積み重ねがダメー字を減らすことにつながります。
乾燥・パサつき髪にはむしろ、ワックスやスプレーを使用した方が、パサつきも抑えられ、ツヤも出て見た目もキレイに見えます。また、最近では保湿力も高く、肌や髪にも使えるワックスも出ているのでそういったアイテムを活用するのもおすすめです。
髪を乾燥させない環境や体質づくりも重要です。空気の乾燥を防ぐために加湿器を使用したり、髪のうるおいを保つビタミンEなどの植物性脂肪をたっぷり撮るなど食生活にも注意を払いましょう。