海水が直接、髪や頭皮に浸かることで悪い影響があるのではないかと心配されていませんか?海で受ける髪や頭皮への影響はとても大きいんです。
しっかりシャンプーやトリートメントもしているのに髪の調子が悪い、抜け毛が多くなった、と感じている人は日焼けが原因かもしれません。実は肌だけでなく髪や頭皮も日焼けしてしまいます。特に分け目やつむじにあたる紫外線量は、顔に浴びる3倍といわれています!「髪・頭皮のためのUVケア」をご紹介します。
海水が髪に悪いとはいいますが、その原因として海水がアルカリ性だということにあるようです。
髪を作っているケラチンは、pH10を超えると解けてしまいます。海水はpH8-9の弱アルカリ性とされていることから、これが髪を傷める原因のひとつではないかと考えられます。
そして海水に含まれる塩分の影響も大きいようです。
野菜に塩をかけると野菜が柔らかくなりますが、これは野菜の水分を塩が吸い出してしまうことで起こります。
髪についてもそれと同じように、海水の塩分が髪の水分を奪ってしまい、髪をパサパサにさせる訳です。当然、頭皮の水分も吸い出されてしまってますので、その時の頭皮環境は最悪と言わざるを得ません。
梅雨が明けたら一番気になるのは強い日差し。肌だけでなく髪の毛のダメージも気にしてあげてください。夏に実践したいUVヘアケアをご紹介します♪ #ヘアケア #UV @TSUBAKIさん http://t.co/Ja8LeOwldl pic.twitter.com/RwU4AZLKPg
— Faura (@Faura_jp) June 23, 2015
潮風と塩水は髪の大敵!?
一度傷んだ髪はもとに戻らない!髪の毛自体は死んでしまった細胞の集まりなので傷みを補ったり、傷んだ部分にカバーすることで 改善は見込めるものの傷んだ髪の毛をもとの状態にまで完璧に美しく戻すことはできません。 海やプールに行った時に髪の毛をいかに ダメージのもとから守るかが夏のヘアケアのポイントです。
髪・頭皮が日焼けするとどうなるの?
▼切れ毛、枝毛の原因になる
紫外線を浴びることによって髪の内部は乾燥し、キューティクルがはがれてしまうので切れ毛や抜け毛が急激に増えてしまう。▼ふけやかゆみなどの頭皮トラブル
日焼けから守ろうと頭皮は必要以上の皮脂を分泌する。皮脂の中の過酸化脂質が頭皮を刺激し、かゆみやフケが発生する。▼細菌などの繁殖
フケが多く発生したことでそれを栄養源とする細菌が繁殖する。それが原因となり炎症が起きるなど頭皮のコンディションが悪くなる。▼毛髪の退色
紫外線は毛髪を黒く保つメラニンを分解するので、赤茶っぽい色味になってしまう。カラーリングをした髪はメラニンが減少した状態のため更に影響を受ける。光の反射によっては白髪っぽくみえてしまい、ヴィジュアル的にもよくない。▼抜け毛が増える
髪の毛をつくるもととなる毛母細胞が紫外線の影響でうまく働かなくなる。抜け毛の原因となるだけでなく、髪の毛そのものがつくられにくくなり、薄毛の原因となる可能性も。
海やプールでの髪の傷みを抑えるための予防の方法
髪が赤茶色くなったりぱさついたりするのは塩水や塩素のせいだけではありません。 紫外線によっても髪の毛はダメージを受けていきます。 流さないタイプのトリートメントを付けて 髪の毛の表面に保護膜を作っておくものいいですね。
暑い日は危険!ヘトヘト夏髪レスキュー5つの方法 ⇒ http://t.co/pcXuG12vL6 #紫外線 #ヘアケア #美容 pic.twitter.com/7nYr5r1MwA
— モデルプレス (@modelpress) June 25, 2015
紫外線にさらされる表面積をできるだけ少なくするという方法。頭皮を守ることはできないので、どうしても帽子や日傘が出来ないときの気休めに。
おすすめはお団子や三つ編みです。 髪の毛は濡れるとからまりやすくなるので、 濡れてからまとめようとすると髪の毛にダメージを与えてしまいますので、 あらかじめまとめておくなら余計な髪の毛のダメージを防げます。
一番良いのは紫外線を避けること。日傘は濃い色合いで厚手のものがオススメ。帽子はつばが広めで、光を吸収しない明るいものがベスト。通気性の悪いものを選ぶと頭皮が蒸れ毛穴がつまってしまうので、裏地が汗の吸収に優れたものを選ぶ。
正直なところ髪の毛を守るにはこれに限ります。 髪の毛が濡れたときは、塩水に使ったのが僅かな時間でも 髪の毛を水道水で流すのが適当です。
海やプールから上がったあとのケア
まずはこれが大事です。 髪の毛の汚れをしっかり流してしまう事が大事です。 海水はアルカリ製なので髪の毛を元の酸性に戻すためには、この過程とてもが大切です。 それからシャンプーをして髪の毛の汚れをしっかり流すのがいいでしょう。
洗い流すタイプでも良いのですが、海やプールから上がったとは言え、 家に帰るまでは紫外線のリスクを抱えているので、 トリートメントでしっかり髪の毛を保護しておくといいでしょう。 髪の毛が長い方はお団子などにしてまとめておきましょう。
髪や頭皮は一番紫外線を受けやすい場所なのでダメージも大きいです。 また、肌と違って日焼けの体感が鈍い部位のため、気付いた時には修復できないくらい酷い傷み方をしている場合もあります。最初に話したように、髪・頭皮は皮膚と違って再生機能がありません。 夏を「キレイ」に乗り越えるためには、肌だけでなく髪へのケアもしっかり心掛けましょう。