髪がパサつく、傷む—— 何となく、誰もが気づいていることですが、「しょうがない」と、最初から諦めてしまっていませんか?いくらトレンドを取り入れても、オシャレをしても、髪の毛が傷んでいれば全てが台無し…女性を彩る三大美のひとつの髪はとても印象が強くとてもデリケート!そこでぜひ知っておいてほしい、ダメージから髪を守る方法を教えちゃいます☆
知らないうちにやっちゃってる?隠れダメージの原因
【隠れダメージ①】必要以上にきつく結ぶ髪の毛はとってもデリケート。ひっぱられるのが大嫌い。
無理に引っ張るとダメージの原因となります。きつく結ぶことで髪の毛が強く引っ張られてしまいダメージの恐れが。
また、頭皮がツッパリ「頭痛」の原因になることも・・・。
引っかかる髪を無理矢理梳かすのはNG!急いでいる時や面倒な時は、ブラシに引っかかる髪を無理矢理梳かしてしまいがちですよね。クセになっているという方も多いのではないでしょうか。
髪を引っ張るという行為はデメリットしかありません。切れ毛や抜け毛が増えたり、頭皮に負担をかけたりと髪の隠れダメージを増やす原因になります。毛先から優しくほぐすように梳かしましょう。
髪の隠れダメージも、基本的に髪のダメージと同じケアをしてあげる事によって改善する事ができます。髪は「摩擦」「熱」「引っ張り」などの刺激に敏感です。本人は一瞬「痛っ」と思うくらいでも、髪や頭皮にしてみれば深刻な問題となるのです。「摩擦」による隠れダメージは、髪を拭く時はタオルドライ、ドライヤーできちんと乾かしてから就寝と注意すれば防げますし、「熱」による隠れダメージは低温ドライヤーやコテに変えるだけでも十分軽減させることが可能です。「引っ張り」による隠れダメージはブラシで無理矢理梳かさない、髪をよく結ぶ場合は優しく結ぶなど意識する事で改善できます。
また、髪の隠れダメージは内部がスカスカになっている場合が多いので、ヘアパックやトリートメントでしっかりと栄養補給をしましょう。
ヘアカラー、パーマ、縮毛矯正などによるダメージヘアカラーはアルカリ性の薬剤でキューティクルを開き、
髪の内部の色素を脱色しながら同時に染色します。パーマや縮毛矯正は1剤で髪内部にある
「シスチン結合」を切断し、ロッド等や
ストレートアイロンで形をつけて
2剤で再結合させる方法で形状変化させます。共に髪の内部に薬品反応をさせて、
髪を傷める行為であることは間違いありません
今すぐセルフチェック☆
カラーリングとパーマを同時に行っている
□枝毛や切れ毛が目立つ
□髪の根元より毛先の色の方が赤っぽい(もしくは白っぽい)
□頭頂部にツヤがない
□クシ通りが悪いorブラシがひっかかる
□髪が広がってまとまらない
□1日2回以上シャンプーする
□トリートメントやコンディショナーはすぐに洗い流す
□シャンプー後、タオルでゴシゴシふくor塗れたままブラッシングする
□髪をよく乾かさないで寝るorドライヤーでしっかりと乾かす
セルフチェックで当てはまる項目が多いと多い分ダメージのレベルは深刻なものとなっていきます。
見えても見えなくても、ダメージはどんどん広がる。。。
枝毛が見える髪にはもちろん、パサつきが気になるダメージを受けた髪には、見えない枝毛が潜んでいる可能性があります。これが「隠れ枝毛」です。
裂けてしまった枝毛を顕微鏡で観察すると、毛先5センチくらいまでほぼキューティクルがなくなっているのはもちろん、その上部15センチまでキューティクルが浮き上がり、大きくダメージを受けている状態でもろくなっていることがわかります。また、他の髪も同様にダメージを受けている状態。つまり、目には見えないだけで、すでに隠れ枝毛といえるのです。
まず、環境の問題です。肌なら触感で感じる事も多くあるかと思うので女性は敏感な方ではあるかと思いますが、乾燥は大敵です。冬場の空気が乾燥した時期だけでなく、空調が効いた部屋に長時間いたりするだけで乾燥していきます。乾燥とは、水分が奪われて水分コントロールができない状態なので、水分を補給して保護してあげる必要があります。また、紫外線も乾燥の原因です。紫外線に長時間当たり続けることで、髪が持つたんぱく質や水分が失われていきます。そうすることで髪の毛の内部がバランスを失い弱っていきます。弱って、乾燥などのトラブルを引き起こしてしまう、これが紫外線が与える悪影響です。
更に一度傷んだ髪の毛は直ることはありません。トリートメントなどで手触りなどがよくなるのは、あくまで一時しのぎの応急処置だと考えましょう。
一度痛み、枝毛なのになった箇所は5cmほど離れた位置からハサミを入れるのが一番よいとされます。一度傷んだ箇所を切り落とし、残った髪とこれから生えてくる髪を大事にしましょう♪
枝毛は直らないから大事なのはこれからの髪
ブローは「乾燥しすぎ」にならないよう注意
髪にとって一番よくないのは、乾燥です。ドライヤーは使い方を誤ると、髪に“やけど”をおわせてしまうことに。そうなるとキューティクルがはがれ、髪のツヤがなくなるだけでなく、切れ毛や枝毛になってしまいます。ブローをする際は、髪から20cmほど離し、同じところに熱風が集中しないように注意してください。
ダメージヘアになると、静電気を帯電しやすくなります。つまり乾燥した季節になると、ダメージヘアを抱えている場合には、街中で「ビリビリ」しやすくなるのです。またダメージヘアにより静電気が起きると、空気中の小さなチリやほこりなどを髪の毛にひき付けやすくなります。このチリやほこりが頭皮や髪のよごれを招き、結果としてダメージヘアの度合いがひどくなるのです。
外出中もミストや洗い流さないトリートメントを持参肌と同じで髪の毛も紫外線でダメージを受けてしまいます。毛髪の水分が蒸発し、カラカラになった髪に紫外線の悪影響を受けるとケラチンタンパク質が壊されてしまいます。
私たちは肌を紫外線から守るために日焼け止めクリームや日傘をさしたりしますが、それと同じように髪の毛にもダメージ防止効果の高いミストを付けたり、洗い流さないトリートメントで髪全体をコーティングしてあげることが大事。
バックの中に常にミストや洗い流さないトリートメントを入れ、「髪の毛が乾燥してきたな」と感じたらすぐにつけてあげるだけでも毛髪へのダメージはかなり違ってきます。