近年では、10代~30代の若い女性であっても、薄毛に悩んでいる人が多く見られます。薄毛になる原因はさまざまありますが、その一つに冷え性や低体温が関連していると言われています。ここでは、冷え性や低体温と薄毛の関係性や、改善方法などをご紹介していきます。薄毛を気にされてる方は、是非参考にしてみてください。
若くても薄毛に悩む女子が急増中!
抜け毛が多いな、と気づいたのは去年の冬頃。
でもそのときはまだシャンプーが合わないのかな?などと思い、あまり気にしていませんでした。
ここ最近は、普通にしていれば頭皮は隠れている状態。でも、すこし髪をかき上げただけで地肌がくっきり見えます。
つむじあたりは何もしなくても見えている状態です。
髪の毛を束ねても、量の少なさにびっくりします。
私は今、看護系の学校に通っていて実習の時は髪を結ばれなければいけません。結ぶと余計に薄毛が目立ちます。
クラスの子達が近くで笑っていると自分がハゲだから笑っているのだろうと思ってしまいます。
若年性脱毛症とは10代から始まる脱毛症で若ハゲなどと言われており、
昨今は女性にも見られる症状です。
10代から30代など普通は薄毛にならない年齢で発症するため、
強いストレスとなってしまいます。
年齢的、肉体的にまだ老化が始まっているとは呼べない年代でありながら、毛母細胞が正常な毛髪サイクルを維持できなくなり、額の生え際や頭頂部の髪が細くなったり、抜け毛が多くなるのが若年性脱毛症の特徴です。
若年性脱毛症と冷え性・低体温の原因
1. 睡眠時間の不足
2. 食事制限を伴うダイエット
3. 過度なストレス
4. 飲酒・喫煙
5. カラーリングやパーマによるダメージ
この内、睡眠不足とストレスは自律神経の乱れ、食事制限は新陳代謝の低下、飲酒・喫煙は血行不良を引き起こしますが、これらは全て冷え性や低体温にも関与しています。
低体温の原因のほとんどは生活習慣によるものです。痩せすぎ・運動不足・薄着・バランスの悪い食事・身体を冷やす食べ物のとりすぎ・喫煙・シャワーのみの入浴・夏場の冷房のあたりすぎなど、日常生活の中で身体を冷やしたり血行を悪くしたりすることを繰り返していないかチェックしてみてください。
冷え性が男性よりも女性の方に多いように、
低体温に悩む方は女性に多く見られるようです。その理由は…ズバリ、女性の身体の構造にあります。
一つ目は、女性には「生理」があるということ。
毎月の生理の周期に合わせて高体温期と低体温期があり、
体温が低くなってしまう時期があるのです。二つ目は、男性に比べて筋肉が少ないこと。
筋肉は熱を生み出す働きがありますので、
筋肉が少ないと必然的に熱を生み出す力も低くなってしまいます。
低体温と薄毛の関係性とは?
「冷えは万病の元」とよく言われますが、低体温になると、薄毛をはじめ、ニキビや肌のくすみなど、美容面に悪影響を及ぼします。
また、肩こりや頭痛、腰痛、腹痛、生理痛、不眠などのほか、子宮筋腫や子宮がんのような、重病にも関連していると考えられています。
低体温になると、身体の中の「酵素」という物質がうまく働かなくなるので、消化が悪くなったり疲れやすかったり、免疫力が落ちたりします。常に身体が冷えていて風邪を引きやすい人は、低体温のせいで抵抗力が落ちている可能性もあるので要注意です。
血行が悪いのが低体温の特徴ですが、身体が硬くなり、腰痛や関節痛などが起きます。さらに頭痛なども出てくることになるでしょう。
どんなに健康や美容に気を使っていても効果が出ないという人は、低体温かもしれません。肌のトラブルが起きるのも特徴です。
内臓の働きが弱いために、栄養不足の身体にしてしまいます。ニキビや肌のくすみといった症状が出てくることになるのです。
頭皮が血行不良になると、十分な栄養分が毛根に届けられなくなり、髪が細くなる、髪が抜けるなど、薄毛の症状があらわれるようになります。
それゆえ、薄毛を解消するため、また、健康な髪を育てるためには、冷え性や低体温を解消することが、重要なポイントとなります。
血液は髪の毛に必要な栄養素を毛母細胞まで届けてくれるため、血液循環は髪の毛にとっても大切な体の機能です。血液循環が低体温によって悪くなると、基礎代謝が低下し、脂肪が燃焼しにくくなります。
余計な脂肪がつくことによって、頭皮は皮脂の過剰分泌を起こし、その余分な皮脂が毛穴を塞いで、抜け毛・薄毛へとつながっていきます。
冷え性・低体温を改善して薄毛対策!
薄毛の改善に大きな効果を求めるならば、日常生活を見直して、冷え性や低体温の原因を取り除くことが重要です。
低体温の人は、ぜひ身体を動かすようにしましょう。血行を良くすることができ、汗を出すことによって代謝も高くなります。身体を温めておくことができますから、できる運動からはじめてみましょう。
身体を冷やすような食材を避け、身体を温める食事をしましょう。
例えば、筋肉の元になるたんぱく質!
エネルギーを作る炭水化物!
ホルモンバランスを整えるビタミンE!
糖質の代謝を助ける作用のあるビタミンB!
貧血改善に効果のある鉄分!
低体温とストレスは、一見無関係に思えますが、関係大アリ!
ストレスは自律神経の機能を乱す原因になります。ホルモンバランスを乱さないためにも、ストレスをため込まないことが大切です。
自分なりのストレス発散法を見つけて、ストレスを上手に付き合いましょう。
そのほか、体を冷やさないためには、夏場でもシャワーやエアコンの温度を必要以上に下げないように心がけましょう。また、服装は、血液の流れを阻害する、キツイ下着やジーンズは出来るだけ避けたほうが良いでしょう。
薄毛の改善を目指して・・・
しかし、薄毛に悩んでいる人の頭皮は、健康な人と比べると4度ほど低くいと言われており、体温が大きく影響していることは事実です。
血行の流れが良くなり、健康的な生活を送ることは、髪の成長に必ずプラスになります。薄毛改善を目指して、できることから実践してみましょう。