サラサラで艶のある髪は、多くの女性のあこがれです。丁寧なセルフケアをしていれば誰でもサラサラヘアを実現できるのです。では、実際にどのようなことをすればいいのでしょうか?
なんといってもブラッシング。これは欠かせません。最近は、ブラッシングをせずに手で髪を整える人が多いようです。しかし、このブラッシングは、髪を健康に保つ上では欠かせないことなのです。
ブラッシングは、髪の汚れを落とし、頭皮の血行を促進します。髪は地肌から生えている皮膚の一部です。血行を促進すると、体の中から栄養が行き渡って、髪の状態もよくなります。
毛先からほぐすようにとかしていくのが、髪に優しいブラッシングのコツ。力任せにゴシゴシととくのは、髪を傷める原因になるので気をつけてください。
脂分や汚れ厳禁だと思うあまり、シャンプーばかりしていませんか。実は、髪の汚れのほとんどは、ぬるま湯ですすいだだけで落ちてしまいます。ですから、シャンプーをたくさんつけて、一日に何度も髪を洗うと、必要な油分まですべて洗い落してしまうことになります。
地肌の皮脂は、髪をベタつかせる悪者と思うかもしれませんが、実は紫外線や花粉などの外からくる刺激から髪を守っている大切な存在です。シャンプーを何度もすることで必要な油分まで取ってしまうと、体は頭皮と髪を守るために皮脂の分泌を活発にします。
その結果、髪がベタつくことになるのです。シャンプーは1日に1回にして、適量を守って使いましょう。
シャンプーの後は、濡れた髪を放置せずに、ドライヤーですぐに乾かします。
地肌に温風を当てるようにして、頭の下側から上に向かうようにドライヤーをかけます。髪の毛ばかりに温風をあてると、地肌は濡れたままで髪は極度に乾燥してしまいます。お肌と同じように、髪にも乾燥はよくありませんから気をつけてください。
ドライヤーは頭から15センチ以上は離して、風をあててください。近すぎると熱が一箇所にあたってしまい、頭皮の傷みの原因になってしまいます。
温風で髪が乾いた後は、冷風をあてておくと、髪がまとまりやすくなります。