髪を洗う頻度ってどれぐらいがいいのかな?シャンプーのやりすぎは薄毛の原因?

シャンプーに最適な頻度と言うのはどれくらいだと思っているでしょうか。 髪を洗いすぎるのも、髪のパサつきの要因になる事があるので要注意です。

シャンプーは毎日する必要はない|理想的な洗髪頻度は人それぞれ

 (19391)
シャンプーは髪が生えるための土台を維持するために 大変重要なアイテムのひとつです。 でも洗いすぎるとかえって皮脂の分泌過多を招いたり 乾燥肌を助長したりしてフケや炎症を誘発し 抜け毛を増やすことになりかねません。

そのような警鐘はこれまでも散々伝えられてきたので 多くの方はご存知のことかと思います。 問題は洗いすぎとはどの程度のことを指すのか、です。

本来、シャンプーの目的は頭皮や髪の毛を清潔に保つことにありますね。 普通に生活していれば、1日2日でベタベタに成るような事はないのです。

風邪などでお風呂に入れなかった事があれば、経験的に其れは分かるでしょうね。 又、皮脂分ぴが減少してくる中高年の場合、日々のシャンプーは頭皮を乾燥しやすくしてしまい、かえって逆効果のこともあります。

女性に理想的な洗髪の頻度

 (19393)

男性に対して女性に適した洗髪の頻度は少なめの回数が好ましいように思えます。何故そういうのかというと、女性は男性に比べて皮脂の分泌が少ない とされているからです。日本女性の黒髪は艶があり美しいと昔からいわれてますが、これは 日本の女性が備え持つ、ちょうど良い程度の皮脂分泌によるもの とされています。

皮脂量が多い欧米女性にはこの美しい髪の質感はなかなか出せないといわれている程ですし。頭皮には皮膚常在菌というものが有って弱酸性のバリアを作ってくれますが、これが頭皮を健やかに保ってくれて、分泌された皮脂は髪に絡んで天然のコーティング剤になってくれてます。

洗いすぎには多くの 「デメリット」 がある

 (19394)
行き過ぎた清潔志向が、かえってニオイを増幅している 洗いすぎると頭皮を守っている保湿成分層(角質)が消失 洗いすぎると天然のバリアーである角質成分までこそぎ落とす シャンプーをするとどうしてもキューティクルが痛んでしまう ・土壌である皮膚が脆弱になるため、髪の毛も衰えやすくなる 脆弱な皮膚になっていきます。

土壌が弱くなれば、そこに根を下ろしている木(髪の毛)も衰え、倒れやすくなってくるのは理の当然と言える

若い人であっても、1日に何度もシャンプーを行ってしまうと、頭皮の乾燥が促進されてしまうこともありますね。 そう判断すると、1日1回のシャンプーで充分だといえます。

又、シャンプーする時に、2度洗いすべきかどうかと言う問題もありますね。 これも汚れがちゃんと落ちているなら、1度洗えば充分です。 とくに洗浄力の強いシャンプーを使用している場合、2度洗いする事で髪や頭皮にトラブルが出てくるおそれもあります。

洗浄力の弱いアミノ酸シャンプーなどを使用している場合は1度で汚れが落ちない場合もあるので、そういうときは2度洗いした方がいいかもしれませんね。

シャンプーを使用しない洗髪も取り入れる

 (19395)
2回に1回は、「洗剤を使用しない洗髪」がお奨めなのです 3,4日に1回で十分。間の日に洗いたくなったらお湯だけにする 3日に1回とは言いません。

今通りの「2日に1回」のペースでよいので、「2回に1回」くらいは洗剤やシャンプーを使用しないで洗髪 ・温水であれば、シャンプーなしでも皮脂を洗い流すことができる 問題は皮脂です。皮脂は水にとけにくいので「水シャワー」ではなかなか難しいのですが、「温水シャワー」なら十分溶解して洗い流れます

 (19398)
毎日の洗髪は避けるべきだと思う訳です。洗髪回数でいえば女性の場合も3日に1回程度が好ましいと思います。シャンプー剤については無添加とはいいませんが、アミノ酸系シャンプーなどマイルドなものをおすすめします。

ラウレスフリーなどの洗浄力の強過ぎないシャンプーを選ぶのがベストではないでしょうか。石鹸シャンプーは良いものなのですが、脱脂力が強いので、肌質に合うか注意する必要があります。

ただ、冬はこれで良いとしても夏になると洗髪の回数を増やしたくなります。そんな時はお湯だけで 湯シャン することをおすすめします。

 (19399)
毎日するのが習慣づいてるとか 毎日頭を洗わないと気持ち悪くてやってられない という方はそのままのペースでもいいと思います。

が、そういう方こそ良質なシャンプー選びが肝になります。 どんなに頻度を気にしてもシャンプーが悪質なら 全くもって無意味だからです。 間違っても安さに目がくらんでドラッグストアーとかに 売ってる安い市販シャンプーを選んではいけません。 市販は洗浄と使い勝手しか考えていない 髪の健康を完全に無視した代物です。 洗浄剤(界面活性剤)は台所洗剤や車の洗浄液と同じものを使用し、 ほとんど必要がない保存料や香料・着色料・コーティング剤を 配合しまくっているとんでもないものです。

そんなものはたとえ毎日使わなかったとしても 髪はおろか体の健康的にも大変よろしくないので 育毛の事を本気で考えられたものを使用するのが大事です。

皮脂や汚れは、そのまま残っていたとしても、そんなに頭皮に問題はないのです。

しかしながら、整髪料やシャンプー、トリートメントなどは頭皮に残っているとトラブルの要因と成るので、シッカリと洗い流す必要性があります。 ちゃんとしたシャンプーで、髪質の改善につなげましょう。

入浴の場合は?

 (19401)
過度の入浴や洗いすぎは、

皮膚の角質層を破壊し、
かゆみや皮膚炎に繋がるほか、
皮脂の分泌が過剰な肌「オイリースキン」(oily skin)になる、
薄毛「脱毛症」を引き起こすなど、

様々な弊害をもたらします。

頻繁にお風呂に入る度に、

①皮膚の正常な常在菌の数が減り、病原菌とのバランスを崩します。
②皮脂の分泌の量が増えます。

もうお分かりになられたと思います。

つまりは、

お風呂に入るスパンが短いほど、汚れやすい体になる、
お風呂に入る頻度が高いほど、不潔になりやすくなる、

ということです。

あなたにオススメのコンテンツ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする