年の経過のみならず、ストレスだったり偏った食生活など、白髪の進行の原因は人それぞれ。。。そもそも白髪予防に効く食材や栄養素とはどういったものがあるのでしょうか?願わくば一本でも阻止したい!!
髪の毛は元々は白だった?!黒髪が白髪になるメカニズム
髪を作る「毛方幹細胞」が分化してオトナになると・・・
毛母細胞(もうぼさいぼう)になります!
髪の色を染める係(色素幹細胞)が分化してオトナになると・・・
色素細胞(しきそさいぼう)になります!このふたつの細胞は、お互いに協力して健康な黒い髪の毛を作っていこうとします。
まず、「毛母細胞」が色のない髪を作り出します。
毛母細胞が髪を作っている間、髪の色を担当する「色素細胞」は、せっせと黒い色素を作ります。
その色素の名は「メラニン色素」。
メラニン色素はシミやソバカスの原因にもなる色素なので、女性の方は聞いたことがあるかもしれませんが、髪の色を黒くする上では大切な色素なんです。そして、完成したメラニン色素は、色素細胞から毛母細胞に渡されます。
毛母細胞は受け取ったメラニン色素を、自分が作っている白髪に合わせることで、黒い髪の毛を作っていくんですね。
1本1本の毛髪が生み出される頭皮内の「毛包」と呼ばれる内部には、毛乳頭という突起があり、毛細血管で運ばれてきた養分をたくわえている。この毛乳頭を取り囲んでいるのが、毛髪をつくる毛母細胞。毛母細胞は、毛乳頭から養分を得て、次々に細胞分裂し、毛髪をつくり出していく。
こうしてつくり出された毛髪が少しずつ上に押し上げられ、頭皮の上に出たのが、いわゆる髪の毛だ。
日本人ならだいたい黒色、世界的にみれば金色あり、茶色あり。こうした頭髪の色は、毛髪が頭皮内で成長する過程のどこかで、色素細胞(メラノサイト)がつくり出したメラニン色素が毛髪内に取り込まれることで決まる。つまり、毛母細胞そのものがつくり出す毛髪は、もともとは白髪なのだ。それを黒く見せているのは、色素細胞(メラノサイト)がつくり出すメラニン色素のはたらき。
白髪ができるのは、色素細胞(メラノサイト)のはたらきが、何らかの原因で弱まったり消失したりして、髪を黒くするメラニン色素がつくれなかったためと考えられる。
髪は元々は白であるということはご存知でしたか?(私は初めて知りました)
つまり、元々白でる髪の毛は染色されて色濃いものになるわけで、『白髪が出来る』『白髪になる』というよりは、『染色されるべき工程がなんらかの理由で機能せず”白のまま生えてきた”』という言い方のほうがわかりやすいかも知れませんね。