若いからって油断しないで!びまん性脱毛症とは・・・

実は女性の薄毛で最も多いのが、びまん性脱毛症なんです。老化だけに限らず、ストレス、極端なダイエット、誤ったヘアケアなど原因はさまざまあるようです。

びまん性脱毛症ってナニ?

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頭の広い範囲に均等に病変が起こり、全体の毛が抜けて薄くなります。特に頭頂部の皮膚が透けて見えるようになります。
年齢的には、中年以降の女性によく見られます。男性型脱毛症と同じく、成長することを休んでしまう休止期毛の割合が多くなり、その結果抜け毛が増え脱毛症と進んでいきます。
しかし、男性型脱毛症と異なり、前頭部のヘアライン(生え際)の後退はなく頭皮全体の毛が抜けておりますので、脱毛部の境界がはっきりしません。
髪の毛が薄くなってしまうというびまん性脱毛症ですが、そもそもびまんとはどういう意味なのでしょうか?

びまんとは、広がる、はびこる、蔓延する等の意味を持ちます。

びまん性脱毛症は女性でも男性でもなる可能性があり、頭皮の一部が薄くなるのではなく、頭部全体の髪が均一に脱毛して全体に薄くなるのが特徴です。髪が成長を休止してしまうことからおこります。

髪全体にボリュームがなくなり、髪自体が細くなって、抜け毛も増えるために、分け目が広くなったり、頭頂部などの頭皮が目立つようなります。

とはいえ、女性の場合には男性のような薄毛にはならずに、目立ち方も男性ほどではありません。それゆえに気づくことが遅くなったり、進行して行ってはじめて薄毛に気づくという事もたたあるわけです。びまん性脱毛症になる前に対策を取る事がもっとも効果的です。

びまん性脱毛症は女性の脱毛症の半数以上を占めています。特に中年女性にその症状が現れる場合が多いですが、近年は若年層の方もこの脱毛症に苦しんでいます。

この脱毛症は、頭の広範囲に渡って緩やかに進行していく特徴があります。男性のAGAの場合は、おでこ周りの生え際部分や頭頂部等が局地的かつ急激に薄くなるので、脱毛の特徴としては全く異なります。

びまん性脱毛症は、生え際が後退していくのではなく全体的に薄くなっていくため最初は気づきにくいようです。
この症状のせいで見た目が老けて見えるようになってしまったり、髪全体のボリュームもなくなってしまうんだとか・・・

そもそも原因は・・・?

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老化
年齢とともに細胞そのものの動きが鈍くなってしまうため、誰にでもこうした脱毛症状が見られるようです。
ストレス
精神的ストレスが原因で急激に薄毛、抜け毛になることは少なくありません。
ダイエット
栄養失調状態になるまでダイエットを続けたりすると、成長期の毛もその状態を維持できなくなってしまうため、休止期毛が増えて脱毛が起きるようです。
経口避妊薬(ピル)
ピルは女性ホルモンを配合した薬。女性ホルモンが活発に分泌されている期間は休止期毛が減るため、服用時は脱毛が減り、服用を中止すると一時的に休止期毛が多くなります。
過度のヘアケア
1日に2回もシャンプーしたり、頭皮にシャンプー剤が洗い落としきれていない場合や、ドライヤーや過度なブラッシングなども薄毛、抜け毛に繋がります。
成長期→退行期→休止期→抜け毛、と流れるヘアサイクルは、髪が太く長く育つ成長期の割合が90%程度、髪の成長が止まる退行期が1%程度、抜け落ちる準備段階の休止期が10%程度と言われています。

この約90%の成長期から急激に休止期に移行する毛髪の割合(通常10%程度 → 20%以上)が増えることにより、成長する髪の割合は減り、抜け落ちる髪の割合は増え、気付かないうちに頭髪全体の密度が減っていきます。

このヘアサイクルの乱れがびまん性脱毛を引き起こす主な要因です。(ヘアサイクルが乱れる原因は多岐にわたる)

びまん性脱毛症は、体全体の毛の量が薄くなってしまう現象の一つです。主に頭髪が薄くなった場合に使われ、女性の髪の脱毛症全般を指して使われる総称的な言葉です。何故このような現象が起きるのかと言いますと、難しく言えば「脳下垂体から分泌されている卵胞刺激ホルモンや黄体刺激ホルモンなどの性腺刺激ホルモンの量が低下していることで起こる現象」です。簡単に言えば「ホルモンバランスが乱れる事」で起こります。びまん性脱毛症を引き起こす原因は、年代によって多少異なります。
原因はたくさんあるようですね。。。
他にも、喫煙や睡眠不足も原因の一つなんですって。
普通に生活しているつもりでも身近なところに原因は潜んでいるのかも?

生活習慣を見直して予防、改善しよう!

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体には栄養を使う優先順位があります。生命維持が第一なので、髪は後回しです。

ちょっとしか栄養をもらえなくて、髪にまで届けられない状態が常にあると、体はいつ栄養を絶たれるのか怖くなり、最初から髪に栄養を回さなくなってしまいます。

生命維持に栄養を使おうとするのは体にとって当然の流れですね。なので、栄養を常に摂ることは必要なんです!

びまん性脱毛症(=女性型脱毛症)の場合、加齢による老化現象や生活習慣が大きく影響しているため、 生活習慣の改善と薄毛外来での薄毛治療薬を使った治療を行うのが改善策になります。

真面目に怠らず治療に取り組めば回復しやすいのもびまん性脱毛症の特徴です。

女性の身体は非常にデリケートにできています。
ちょっとしたイラつき、不安、悩みなどによってホルモンバランスは狂ってしまいます。
生理不順を経験している方ならば容易に想像することができるはずです。
ホルモンバランスが崩れると、一時的に男性ホルモンの分泌が増えて抜け毛や薄毛になる場合があります。
きちんとした生活習慣を身に付け、心身ともに健康であることが、びまん性脱毛症の改善の近道となるでしょう。
育毛剤や内服薬で治す事もできるようですが、生活習慣を見直して栄養バランスの整った食事と適度な運動で健康的な生活をすれば体にも良いので一石二鳥な気がします☆
ちなみに大豆のイソフラボンを摂取することで女性ホルモンを安定させる事ができるらしいです。ホルモンバランスも髪に影響あたえるみたいなので気を付けたいですね!
どうしてもダメだって場合はお医者さんに診てもらった方がいいかもしれません。

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