お雛さんの『甘酒』まだ残ってますか?残っていたら即実行♪『甘酒』飲むだけ美容法♡

3月3日には桃の節句がありましたね♪そして桃の節句といえば『甘酒』と「あられ」と「菱餅」。。。♡おっと失礼、後半2つは単にぶりこの好物でした。そう、桃の節句といえば『甘酒』ですね♪江戸時代には夏の風物詩でもあったそうな。それは何故なのか?それは『甘酒』には健康を支える役目などがあったから♪そして、昨今では健康面だけでなく美容面でも素敵な効果があるとして人気を博しているそうです。どういった効果なのか、取り入れ方が効果的なのか、今回はそんな『甘酒』にまつわるエトセトラ♡

よくある勘違い『白酒』と『甘酒』

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米麹の甘酒

・砂糖不使用のものが多くカロリーは低め
・アルコールを含まない
・お酒独特の匂いが少ない

※こうじは、「麹」と「糀」の漢字がありますが、どちらも同じ意味を持っています。
「麹」は中国から伝わった漢字、「糀」は日本で作られた漢字です。

酒粕から作った甘酒=「白酒」

白酒(しろざけ)とは、蒸したもち米にみりん(または焼酎・米麹)を加え、数週間後に臼で引きおろして作られる。アルコールは10%前後もあり、甘みが強い。

似たものとして「甘酒(あまざけ)」があるが、これは白酒(しろざけ)とは別物。

甘酒は、水分を多めに柔らかく炊いたご飯やお粥に米こうじを混ぜ、一晩かけて発酵させて作られる。「一夜酒(ひとよざけ)」とも呼ばれる。アルコール度数1%前後で「酒」には該当せず、家庭で作ってもOK。

『甘酒』というと、白酒と勘違いしている方も結構いらっしゃるそうです。。。
桃の節句でも元は「白酒」を用いてお祝いしていたそうなのですが、「子供のための行事なのだから、子供も楽しめる飲み物を用意しよう」というのが現在の『桃の節句=甘酒』となったルーツだそうです(ざっくり説明ですが。。。)なので、「子供のころから白酒が好き」という方は違法しているか、勘違いしているか、という事になりますので、お気をつけください。。。中には「家庭で白酒を作っています」なんて人もいらっしゃるそうですが。
甘酒はノンアルコールとして認められているため自作可能ですが、白酒はAlc.度数も高く酒税法に反するため自作不可能です(笑)

“飲む点滴”とも言われる『甘酒』の持つ効果♡

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甘酒でリラックス

甘酒に含まれるアミノ酸の一種にGABAがあります。
最近、注目されているアミノ酸の一種でGABA入りのチョコレートなんかもありますよね。
このGABAには、神経を落ち着かせストレスを和らげる効果があると言われています。
ということは、甘酒にはリラックス効果があるということです。
睡眠前に飲むとリラックスして、身体あたたまり良質な睡眠をとることが出来ます。

甘酒で美白

最近美白成分として注目されているのがシステインです。システインはビタミンCの働きを助け、メラニンを抑制したり過剰なメラニンの排出に関わります。
また、グルタミンやビタミンB群など肌の新陳代謝に関わる栄養がたくさん含まれていますので、甘酒の美容効果ば美白も期待できるのです。

疲労回復+お通じの補助

ブドウ糖・ビタミンB郡が、疲労回復を手助けしてくれます。
食欲がなく、疲労を感じやすい夏バテの時にもおすすめです。
さらにオリゴ糖・食物繊維が腸の善玉菌を増やし免疫力をアップさせてくれるので、強い体作りにも効果があります。
ただキレイになるだけじゃなく、体調改善や疲労回復のお助けになるとはまさしく『飲む点滴』ですね♪実際に病院で使用されている栄養剤としての点滴と同等の栄養成分を持っているそうです♡
なので、昔、夏の風物詩といわれていた理由は、江戸時代では夏バテ対策として夏になるとよく甘酒売りが売り歩いていたとのこと♪

《炊飯器で簡単に作れる本格 甘酒》

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麹(こうじ)とお粥で、本格的な甘酒を作れるとのこと♪♪手間のかかる温度管理も炊飯器の保温機能を使えば、誰にでも簡単に、本物の甘酒を作ることが作れちゃいます♡

まずは材料♪《約4人分》

麹 400~500g
米 1合
塩 少々
米をといでお粥を炊く

米をといでお粥を炊く

米をといで、おかゆ用の水加減をして、おかゆコースにあわせてスイッチを入れる。
おかゆに冷水を加えて少し冷ます

おかゆに冷水を加えて少し冷ます

スイッチが切れたら内釜ごと取り出す。おかゆをヘラで混ぜ、冷水を2カップ強(450ccぐらい)混ぜて温度を下げる。
おかゆが熱すぎるとうまく発酵しません。目安は60℃ぐらいです
おかゆに麹を混ぜる

おかゆに麹を混ぜる

おかゆに麹を加え、ヘラで均一になるように混ぜる。
(このとき、ひたひたにならないようであれば、ぬるま湯を足します)

表面を平らにならし、炊飯器にセットする。

盆ザルかタオルで蓋をして保温

盆ザルかタオルで蓋をして保温

炊飯器の蓋は開けたままにして、盆ザル(またはタオルか布巾)をかけて、保温スイッチを入れる。

1時間半~2時間おきにかき混ぜながら、5時間ほど発酵させる。

仕上げの加熱

仕上げの加熱

蓋を開けたまま炊飯スイッチを入れ、時々かき混ぜながら、沸騰直前(90℃ぐらい)まで加熱して、塩を1つまみ加えてスイッチを止める(今回は20分間加熱)。

*蓋を開けたままでの炊飯ができない炊飯器の場合は、普通の鍋に移しかえて、火にかけて加熱します

別の容器に移して冷めたら完成♪

別の容器に移して冷めたら完成♪

召しあがるときは食す分だけ小鍋などに入れて温めて、お好きな固さに調節してください♪
もちろん、お砂糖やお塩で好みの味に整えても♡
いかがでしたでしょうか?コレならアルコールが苦手な方でも摂取することが出来そうですね♡
どうやら、市販の甘酒は砂糖の含有が多いようなのでカロリーなどを気にされる方には不向きなのだそうです。なので、コレを機に是非挑戦してみてください♪♪
因みに、ちょっとした雑学(?)なのですが、一説によると雛祭りにちらし寿司を食べるのには、ある別の意味が込められているそうです。レンコンのようにシャキッとした男もいれば、錦糸卵みたいに薄っぺらい男もいる。「世の中にはいろんな男がいるから気をつけなさい」という教訓の意味があるとかないとか。。。歴史のある風習にはさまざまな意味があるといいますが、ちらし寿司も案外、気を引き締めて食べなければいけない料理かもしれません(笑)

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