ココナッツオイルはいろんな番組でも取り上げられ、トップモデルのミランダカーが愛用していることで有名になりましたよね。今でも売り切れでなかなか手に入らなかったり・・・でもこれからはアーモンドオイルが来るんです。ココナッツオイルを超えるその効果をご紹介します。
アーモンドオイルって?
アーモンドの木は中東が原産で、現在は北アフリカ、地中海沿岸やカリフォルニアなどの温暖な地域で盛んに栽培されています。どの肌タイプにも使え、顔や体、足、手、どのマッサージにも適しています。とても使いやすいことから、最もよく使用されるキャリアオイルの一つです。初めての人はまずアーモンドオイルから試してみるのもいいでしょう。
「スイート・アーモンド」と「ビター・アーモンド」があるので注意して。
スイート種(甘扁桃)とビター種(苦扁桃)があり、食用にされるのはスイート種である。
スイートアーモンドには100以上の品種があるとされるが、食用とされる主な品種は、ノンパレイユ(Nonpareil)、カリフォルニア(California)、カーメル(Carmel)、ミッション(Mission)、ビュート(Bute)などである。脂質を55パーセント含む他、ビタミンB2を多く含む。ビターアーモンドには青酸化合物であるアミグダリンが多く含まれるため、味が苦く、大量に摂取すると有毒である。
鎮咳・鎮痙などの薬用、ベンズアルデヒドを多く含むため着香料、ビターアーモンドエッセンス、オイル(苦扁桃油)の原料として用いられる。
アメリカ合衆国などビターアーモンドの種子の市販を禁じている国もある。
スイートアーモンドの効用。
食品の中でも ビタミンEが最も多く(含有100グラム中約30ミリ・グラム)含まれている。ビタミンEは活性酸素による体細胞や血管の酸化を防ぐ抗酸化作用があり、老化の予防に役立つ。悪玉コレステロールの酸化を抑制し、過酸化脂質の生成を防ぎ、心臓病や糖尿病の予防に役立つ。他に亜鉛、マグネシウム、カリウム、鉄などを多く含んでいる。
また、豊富な不溶性食物繊維を含み、腸の働きを活発にして整腸を促す。有害物質やコレステロールを吸収し抑制する作用がある。脂質の約7割は、一価不飽和脂肪酸のオレイン酸で、善玉コレステロールを維持し悪玉コレステロールを制御し酸化させない働きがあるポリフェノールを多く含んでいる。その効用は紀元前から認められており旧約聖書の中にも記述されている。
こんなにすごい!スイートアーモンドの効果。
スイートアーモンドオイルの歴史は古く、古代ギリシャからトリートメントオイルとして使われており、中世のイギリスでは、食用だけでなくガンの治療薬として用いられました。植物の中でももっともビタミンEが含まれており、肌を柔らかくする作用があります。また、保湿作用、抗炎症作用も期待できます。
粘性があり、ゆっくりと浸透して作用は穏やかなので、敏感肌や乳幼児にも安心して使えるオイルです。手作り化粧品の材料としても人気です。
日焼けした肌を鎮静日焼けをしてしまった肌の炎症を抑える効果があります。日焼け後の夜に、肌に塗布し軽くマッサージをします。ラベンダーを代表とした、消炎作用があるエッセンシャルオイルと一緒に使用すると、更なる相乗効果が期待できます。
美白効果がすごいアーモンドオイルは美白にも効果的です。メラニン細胞がシミの原因になることはみなさんご存知かと思います。そのメラニン細胞を作る、メラノサイトの育成を抑制する効果がアオーモンドオイルにはあります。また、紫外線に当たった時にメラニンを黒くするチロシナーゼのいう酵素の働きを抑制する効果もあります。
皮膚の奥まで浸透吸収性に関しては他に比べ遅く、ゆっくりと浸透していくタイプです。しかし、表皮のさらに下にある、真皮まで作用すると言われています。そのため、ゆっくり時間をかけてマッサージをするのに向いています。エッセンシャルオイルやハーブと一緒にマッサージをする場合、より奥まで浸透するので、いいキャリアオイルとしての働きが期待できます。
スイートアーモンドオイルの効能は赤ちゃんの肌に戻そうとする働きと例える事も出来ます。
皮膚表面の表皮だけでなく、皮膚内部の真皮などにまでゆっつくりと浸透して成分がやさしく働き掛けてくれます。皮膚の真皮には保水力のあるヒアルロン酸で覆われた中にコラーゲン等があります。加齢、紫外線でこれらがダメージを受け、シミ、しわなどが起こるのです。○主要な作用
保湿作用、皮膚軟化作用~皮膚のやわらかを保つ、抗炎症作用、 日焼けの鎮静
低刺激なので敏感肌や赤ちゃんにもアーモンドオイルは刺激が少なく使いやすいため、赤ちゃんや敏感肌の人にも安心して使えると言われています。たまにアレルギー症状が出る場合があるので、パッチテストは必ず行ってください。
①アーモンドオイル、はちみつ 各小さじ2
②混ぜた材料を寝る前にまつげにつけ、翌朝流します。
混ぜにくい時は、少し温めてみてください。あれば、まつげブラシでつけるといいですよ。しばらく続けてくださいね。まつげが伸びるのは、少し時間がかかりますから。
使用の際には注意してください!!