若い女性の間で円形脱毛症に悩む方も多くいるようです。でも、心配しないでください。年齢などとは関係なく、どんな人にも起こり得るものなんです。症状によってはすぐ治ることがほとんどなので、原因と症状についてしっかり知っておきましょう!
円形脱毛症とは、俗に10円玉ハゲとか500円ハゲと言われるように、頭髪のなかに10円玉を見つけられるような形の円形の境目が比較的はっきりとしている脱毛のことを言います。
一般的には10円玉くらいの脱毛と思われていますが、まつげ、体毛などに及ぶ場合もあります。
加齢などとは関係なく、どんな人にも起こり得るものとして、普通の脱毛やハゲとは大きく異なります。
どの年齢でも発症する可能性がありますが、若い世代に多いのが特徴です。30歳以下で発症する割合が80%、特に15歳以下の発症が全体の4分の1を占めています。 男女比ではやや女性に多くみられます。
何が原因で円形脱毛症になるの?
遺伝に関しては、家族内の発症は30%程度とされています。
ですから、できやすい体質が遺伝されてしまう可能性は否定出来ないとされています。
円形脱毛症の原因として近年有力視されているのが、「自己免疫疾患」です。「自己免疫疾患」とは、外部からの侵入物を攻撃することで私たちの体を守ってくれている免疫系機能に異常が生じ、自分の体の一部分を異物とみなして攻撃してしまう病気です。
円形脱毛症の発症要因のひとつとして、「精神的ストレス」が挙げられます。
ストレスが強すぎたり長く続いたりすると、交感神経に異常をきたします。その結果、血管を収縮させ、頭部への血流が悪くなり、毛根への栄養補給が行き届かなくなって脱毛が引き起こされると考えられます。
それから、妊娠から出産後における女性ホルモンの減少も、原因のひとつと言われています。
妊娠中、体内の女性ホルモン値は通常の100倍以上に増加しています。それが、出産すると一気に通常値に戻ります。女性ホルモンには発毛促進の作用があり、逆に減少すると抜け毛につながることから、毛周期との関係で産後3~4ヶ月後に抜け毛が多くなります。
多くの場合は頭髪全体のボリュームが減る産後脱毛となりますが、このときに、円形脱毛症になることがあります。さらにアトピー素因を持つ場合、それが加速されやすいというデータもあります。
円形脱毛症の種類は大きく分けて5種類になるそうです。
その症状もいろいろと違うので自分のタイプを確認してみましょう!
単発型脱毛症
頭髪が円形に数箇所抜ける症状。十円玉サイズで発見されることが多いため十円ハゲと呼ばれることもあり、約60%は自然治癒すると言われています。
多発性円形脱毛症型
治ったら次にまた円形脱毛ができるを繰り返すタイプ
蛇行型:後頭部や側頭部などの髪の生え際に、帯状に繋がって脱毛します。
全頭型:多発型が頭部全体に広がり、ほとんどの髪の毛が抜け落ちてしまう症状です。
汎発型:頭髪だけでなく、まゆ毛やまつ毛、ワキ毛など全身の毛が抜け落ちてしまう重い症状です。
円形脱毛症の人の割合で単発型の人が一番多く、もっとも治りやすいと言われています。
円形脱毛症は脱毛の範囲が狭い場合や数が少ない場合は自然に治ることが多く、本人が気づかない間に治っていることもあります。
塩化カルプロニウムによって血流を改善し、頭皮に刺激を与えながら、ストレスを軽減することで、通常は2~3カ月程度で髪はよみがえってきます。
日常生活における対処法としては、頭皮マッサージや栄養バランスの良い食事、適度な運動で頭皮の血行を促進し、発毛を促すように毛根を刺激しましょう。
自然に治ることが多いようです。症状が長引く場合は他の病気が隠れている可能性も。病院・皮膚科で診てもらいましょう。
あまり気にし過ぎないことが1番です。気にすると、それがまたストレスになってしまうので…。
重度の円形脱毛症になると、やはり病院できちんと治療する必要がありますよね。長い療養になるかもしれませんし、やっぱり深く考え過ぎてはいけません!
気にし過ぎない強い気持ちで挑みましょう!
脱毛部分を見ると、嫌でも深く考えてしまいます。 考えると、また脱毛する事もありますので、円形脱毛になってしまった人は見たくても見ないようにしてください。 どうしても気になるようでしたら、徐々に見る事を減らす努力をしてください。