ずっと気になってた《マイナスイオン》は本当に髪に良いのか?

今やマイナスイオンはドライヤーやストレートアイロンの通常スペックとなっていますよね(そうでもない物も多少はありますが…)でもそもそもその《マイナスイオン》って本当に髪に有効なモノなのでしょうか?兼ねてより気になっていたもので…

そもそも《マイナスイオン》って?

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空気中に含まれる僅かな電気を帯びた物質のこと
マイナスイオンとは、空気中に含まれる僅かな電気を帯びた物質(原子、分子、又は分子集団)のことを 指します。電気といっても本当に小さなもので感電するわけではありません。

マイナスイオンの場合には、字のごとく「マイナスの電気」を帯びています。反対に「プラスの電気」を 帯びたものをプラスイオンと呼んでいます。

1.血液の浄化作用
血液を浄化するとともに、血液の弱アルカリ化を進めます。

2.細胞の臓活作用
細胞の新陳代謝を活発にし、筋肉の活性を高め、内蔵を健康にします。

3.抵抗力の増進作用
血液中のガンマグロブリンを増やし、からだの抵抗力・免疫力を高めます。

4.自律神経の調整作用
自律神経の機能を向上させ、内分泌作用や造血作用を亢進します。

マイナスイオンには4つの作用がある事が知られています。

自然界が持つこの4つの作用の相乗効果によって、

鎮静・催眠・制汗・食欲増進・血圧降下・爽快感・疲労防止・疲労回復

など、人の健康を積極的に助けてくれるのです。

とまぁ、マイナスイオンについてはやれ疑似科学だの何だのとある中でも、こういった効果を表明している方もあるのですが。。。
髪に対しての効果はどのように言われているのでしょうか?

《マイナスイオン》がもたらす髪への効果♡

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一般的にいわれる「マイナスイオン」とは、空気中の物質がマイナスに帯電し微細な水分に付着したものです。静電気などで髪にプラスイオンが発生すると、キューティクルが傷みやすくなります。マイナスイオンは、そのプラスイオンを中和し、キューティクルの傷みを抑え髪にツヤとうるおいを与えます。
どのような人に向いているかというと、髪がパサつきやすくクセ毛の人、縮毛の人、髪がうまくまとまらない人に効果があるとされています。
髪の毛はわずかなプラスの帯電があり、静電気を発生しやすい状況になっています。そういったところにマイナスのイオンを当てることで髪が中和され、まとまり感を引き立たせるというのがイオンドライヤーの効果です。

髪の毛は適度な水分がないと、パサつきやすい状態になってしまいます。他にもごわつきや髪の絡んだ状態など適度な保湿性がないと髪を傷めてしまう可能性を広げてしまうといえるでしょう。
そういった状態を緩和させてくれる効果がイオンドライヤーにはあり、髪の水分を保ち、キューティクルを引き締め、艶のある健康な髪の毛を維持するのに欠かせません。

通常のドライヤーは風力だけを髪の毛に送っていますが、イオンドライヤーの場合はそこにイオンが放出され、水分子となって髪の毛に吸着することで、まとまりを生んでいます。

「マイナスイオン」という言葉自体には疑いの声が数多く出ていますが、実際のところ利用者の多くは、その効果を実感しています。それは、マイナスイオンドライヤーが、他のドライヤーと比べて高い値段設定ながら、確実に売れていることからもうかがえます。

よくわからないメーカーが出している安いマイナスイオンドライヤーでは、あまり効果が実感できないかもしれません。しかし、大手メーカーがそれなりの価格で販売しているマイナスイオンドライヤーは、値段に見合った研究に基づく高度な機能をもっていると言えます。

うん、よくわからない…効果は賛否両論ですし、そもそもメーカーによってはマイナスイオンを指す定義がバラバラだったり。。。
でも、やっぱり普通のドライヤーとは使用感が明らかに違うのもの事実なワケですから混乱してきてしまいますよね。。。
では通常のドライヤーによって髪が痛む原因を見てみましょう。

そもそも、通常のドライヤーで髪が痛む理由

ドライヤーは、毎日のように使用するものです。このドライヤーも、髪を傷める原因になります。濡れた髪を乾かす時や身なりを整える時など、ドライヤーを使う機会というのは意外と多いものです。特に、髪の長い方や乾きにくい髪質の方などは、少しでも早く乾かそうとして1箇所に集中してドライヤーをあてたりはしていませんか?ドライヤーは意外と高温になります。

そのため、髪の水分が奪われたり、髪が火傷をしてキューティクルが溶けてしまったりすることがあるのです。集中的にドライヤーをあてる、近距離でドライヤーをあてるなどの行為は、髪の傷みにつながってしまいます。

マイナスイオン=微粒子水 つまり、乾燥肌にミストを当てるようなことかと・・・

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大手家電メーカーから発売されているドライヤーから出ているマイナスイオンは、負の電荷を帯びた微粒子水です。空気中の水分から生み出されるその小さな水の粒子が、乾燥しがちな髪内部や地肌に入り込み潤いを与えて、さらに髪のダメージの原因となる、静電気の発生を抑えているのです。こうしたマイナスイオンドライヤー働きが、髪にしっとりとしたツヤを引き出し、まとまりやすい髪へと導いているのです。
結局のところ『《マイナスイオン》とは専門用語でなく造語であり。科学的明確な根拠はない。』
という、記事が多く見受けられました。実際、化粧品メーカーや電化メーカーが誇大な謳い文句に使い問題になったこともありました。が、しかし一方では多少なりの研究結果によりなんらかの結果を生んでいるという論文なども発表されていることか、一概に『全くもって無意味な疑似科学である』とは言えないのです。
そして、マイナスイオンが造語であり、一つの物質を指しているわけではない・・・が、ゆえに逆にソレを一つのポイントとしている、と考えてもよいのではないでしょうか?
確かに一つ3千円くらいの安いドライヤーでは大きな差を実感することは出来ませんが、大手メーカーの少し高価な物になれば格段に使用感が違います。
つまり、ソレが《マイナスイオン》によるものなのかどうかはわからない。がしかし、金額に見合った価値のある物をメーカーは作っているわけなのです。
『ただ温風が出るだけ』の安価な物とは違うことから、各メーカーは独自に髪にとって良い効果をもたらす物を生産している、その技術を《マイナスイオン》という表記で確立している。そう考えた方が至極わかりやすいのではないでしょうか?

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