ヘアカラー後のケアについて知っておきたい、あんな事、こんな事!

きれいな髪色に染めたけれど「色が長持ちしない」などを感じたことがあるのではないでしょうか。きれいな髪色を長持ちさせるためには、カラーリングの前後にケアが大切です。

カラー前のケア

 (24615)

★前日のトリートメントは控える

カラーリングをする前日は、コンディショナーやトリートメントを避けましょう。「カラーリングする前に、できるだけ髪の毛のコンディションを整えておいたほうがいいんじゃないの?」と思う方もいるでしょう。しかし、コンディショナーやトリートメントに含まれるシリコンで髪をコーティングしてしまうと、髪の毛がうまく染まらない原因になってしまうのです。

どうしても使用したいという場合は、最近はシリコンを使用しないノンシリコンのコンディショナーやトリートメントも多く登場しているので、そういったアイテムをセレクトしましょう。また、シャンプーにもシリコンが含まれていますので、可能ならばシャンプーの使用も避けるか、シリコンシャンプーをセレクトするのがベターです。

24時間以内にシャンプーをしてはいけない

 (24616)

サロンで髪の毛をカラーリングした後、特に気を付けた方がいいことがあります。まず、カラーをしてから24時間以内に絶対にシャンプーをしないこと。 24時間、髪が酸素に触れることでカラーの色味が完全に定着し、髪に艶と潤いが保たれます。

24時間経つ前にシャンプーをしてしまうと、カラーの色味が定着しきっていないので、早く退色してしまいます。 さらに、現在のカラー剤の中にはトリートメント成分が入っているものが多いので、それが定着するのにも24時間かかります。

カラーリングを保つケア カラーリング後のドライヤー

 (24617)

ドライヤーの高温ドライは、カラーリングの難敵です。 キューティクルを損傷させてしまうので、髪の毛が痛みカラーリングも悪くさせてしまいます。 まずは、タオルドライをきちんと行いましょう。

しっかり叩くように水分を取り除いて、ドライヤーの負担を減らしましょう。 ドライヤーは低温ドライで、頭部からドライヤーを話しながらかけるようにしましょう。

8割ほど乾いたら、冷風モードで乾かして仕上げます。 ここまで乾いたら自然乾燥でもOKですが、キューティクルをシッカリ閉じる為にも、冷風できちんと仕上げましょう。

ドライヤーの当てすぎにも注意

 (24618)

ドライヤーの熱は思っている以上に髪の毛にダメージを与え、カラー剤が落ちやすい状態にしてしまいます。

ドライヤーを使う場合は、ドライヤーの吹き出し口を髪の毛に近づけすぎずに、ある程度の距離をあけて熱を当てるようにしましょう。

3日間は紫外線や熱による刺激を避ける

 (24621)

カラーリングしたばかりの髪は敏感な状態になっています。カラーリングする前の通常の状態に戻るのに3日ほどかかります。ですので、ヘアカラー後24時間が経過したら、続く2日間は自宅でできるトリートメントで髪のケアを徹底して下さい。この3日間のケアが、ヘアカラーの色持ちや髪のダメージを大きく作用します。

髪は本来弱酸性ですが、カラーをするとアルカリに傾きます。アルカリの状態から弱酸性の本来の状態に戻るまで、3日かかるということです。その敏感な状態の時に強い刺激を与えすぎてしまうと、ダメージがより進行していきます。

なので、紫外線に長時間さらされる場所にはいかないこと、ヘアアイロンの使い過ぎやドライヤーのかけ過ぎなど、熱による刺激に気をつけて下さい。その後は通常のヘアケアをきちんとしていればほとんど大丈夫です。

カラーリング後のケアは、髪の内側の補修がカギ

 (24624)

カラーリング後に、自宅できちんとトリートメントをしていますか?ヘアサロンでトリートメントをしてきたから大丈夫、と自宅ではトリートメントをしないという方も意外と多いようです。

でも、カラーリング後の髪は、健康な弱酸性からアルカリ性へとかたむいており、髪の内側のコルテックスが流出しやすくなっている状態。コルテックスが流出して空洞ができてしまうと、髪のダメージがどんどん進行してしまいます。そこで、自宅でこまめにトリートメントを行い、髪の内側をしっかりと補修しておく必要があるのです。

長持ちさせるケア

髪のダメージや色落ちの原因となるアルカリ剤が髪に残っていることもありますので、できるだけアミノ酸系シャンプーなど酸性に近いシャンプーで洗いましょう。

また、熱いお湯で洗うとキューティクルがはがれて色が流れてしまいやすいため、38度くらいのぬるま湯で洗うことがおすすめです。さらに髪の乾燥もダメージや色落ちの原因になります。

ヘアオイルで髪の毛をコーティング

 (24626)

ヘアオイルは、髪の毛をコートしてくれる作用を持っています。髪の毛をコートさせると外的刺激から守れるので、褪色しにくくなります。

また、ヘアカラー後の髪の毛は水分が不足しているので、ヘアオイルでコートしてあげる事は、水分保持にも繋がります。 色んないい香りのヘアオイルも今は増えているので、気軽に使ってみると良いでしょう。

ちゃんとヘアカラー用のシャンプーを使っていたのに褪色してる…

 (24627)

「ヘアカラー後のトリートメント」って書いてあるし ちゃんと長持ちケアしているよ!

でも、そのシャンプー、ちょっと待って? シャンプーの洗浄成分にはいろんな種類があります。 主に使われている「硫酸系」はしっかり洗浄タイプ。 =カラーの色味も「しっかり洗浄」されてない?

頭皮や髪に健康を与えるシャンプーや、 がんこな脂汚れをシッカリ落とすシャンプーは カラー後2週間はオヤスミしてください。

あなたにオススメのコンテンツ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする