加齢によって女性ホルモンが減少してしまいます。女性ホルモンの減少は薄毛の原因に。
女性にも男性ホルモンは深くかかわっている。
男性ホルモンが影響する薄毛は、男性に限った話ではない。
男性ホルモンが作用する女性の薄毛について考えよう。
女性の体内にも、わずかながら男性ホルモンが存在しています。女性の副腎(腎臓の上にあるホルモンを出す臓器)や卵巣から、男性ホルモンはつくり続けられています。
女性ホルモンは男性ホルモン(テストステロン)が、卵巣で「アロマターゼ酵素」を介して、変換されて女性ホルモン(エストロゲン)が作られる仕組みになっています。
女性も少ないですが、男性ホルモンが分泌されています。
男性ホルモンは人体の生殖器官と副腎で作られる。女性の生殖器官は卵巣にあたり、男性ホルモンはここで作られているのだ。しかも驚くなかれ!女性の体内の男性ホルモンは、女性ホルモンの量に比べて10倍以上も多い。
加齢による女性・男性ホルモンの変化
女性も少ないですが、男性ホルモンが分泌されています。そして、40代中盤から急に減少する女性ホルモンに比べて、男性ホルモンの減少は少ないため、だんだん、男性ホルモンの影響が表面化してくるようになります。
女性ホルモンの量は20代をピークに減少していきます。特に急減するのが40代後半から50代半ばまでの約10年。
女性ホルモンが減り、男性ホルモンの相対量が多くなると薄毛になる。
男性ホルモンが更年期以降、女性ホルモンが激減することで、相対的に影響が強くでてしまうことがあり、男性ホルモンの脱毛をうながす働きの影響で女性の髪も薄くなってしまうことがあります。
更年期以降に女性ホルモンが減少し、相対的に男性ホルモンの濃度が高くなると、薄毛に悩み始める人が少なくありません。脱毛症には、大きく男性型と女性型がありますが、男性ホルモンを原因とする薄毛の症状は、男性型脱毛症といいます。女性でも男性型脱毛症になるということです。
女性ホルモン(エストロゲン)は加齢とともに減少し、薄毛を発症する。
では、この減少を食い止める方法はないのか?
エストロゲンの働きをすると注目されている大豆のイソフラボン。
ただ、エストロゲンほどのパワーはないので、毎日補給するのが大切。
一日に必要な摂取目安量は75mg。
そのうち、健康機能製品で摂取するのは30mgを限度にするのが望ましいとされています。
イソフラボンは、女性らしい体をつくる手助けをしてくれます。
エストロゲンに似た働きをし、植物性エストロゲンと呼ばれます。
大豆製品に多く含まれています。
究極の女性ホルモン活性化術!!それが「恋」です。
「ときめく」ということです。
ある研究では、夫や恋人など近しい男性に褒めてもらう、女性として認めてもらうことが最も効果的だとか。
好きな人に会った時のドキドキ感やワクワク感で脳が刺激されて「エストロゲン」の分泌が活性化されることは事実。
恋をすると女性は美しくなると言われます。
恋愛のドキドキ感はドーパミンが分泌されたもので、満ち足りた気持ちはセロトニンが分泌されているからです。
その影響を受けてエストロゲンも分泌が増えます。
女性ホルモンの減少を緩やかにできれば、薄毛だけではなく更年期障害の予防にも役立つ。
生き生きとした生活を送るためにも、女性ホルモンを減らさないように努力したい。
女性にとっても大切